東方の光(Orientale Lumen)
【その1】【その2】【その3】【その4】からの続きです。 かつて居たところに私たち皆を運び入れてください、恵み深き主よ。(出典) 目次 唯一の、聖なる、公同の、使徒的教会 「入口探し」 古代のユーカリスト的典礼との出会い カトリック教会の「二つ…
Fr. Peter Alban Heers D.Th., The Ecclesiological Renovation of Vatican II: An Orthodox Examination of Rome's Ecumenical Theology Regarding Baptism and the Church ピーター・ヒルズ首司祭(Fr. Peter Heers)。米国テキサス州ダラスの聖公会司祭の…
教会とは何だろう?教会が教会である要素は何だろう。そして教会と非教会の境界線はどこにあるのだろう? 絵:フラ・アンジェリコ作、Lunette of the west wall in Niccoline Chapel 目次 教皇庁教理省「教会論のいくつかの側面に関する問いに対する回答」(…
出典
アド・オリエンテム("to the East")。東の方角を向いて祈るのはなぜだろう? 写真 目次 第二部 典礼における時間と空間 第2章 聖なる場所ーー教会建築の意味 第3章 典礼における祭壇と祈りの方向性
アトス山(Ἅγιον Ὄρος)修道院群 ヨルゴス・カプサニス掌院(写真右)。アトス山グレゴリウー修道院元院長。2014年召天。出典
コソボにある修道院で静かに祈るセルビア人のシスター(出典)
だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。マタイ25章13節 Γρηγορεῖτε οὖν, ὅτι οὐκ οἴδατε τὴν ἡμέραν οὐδὲ τὴν ὥραν. Μαθ.25.13
「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう。力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。…
Basilica di Sant’Apollinare Nuovo、イタリア、ラヴェンナ(AD6世紀)出典 Αὕτη ἡ ἡμέρα ἣν ἐποίησεν ὁ κύριος ἀγαλλιασώμεθα καὶ εὐφρανθῶμεν ἐν αὐτῇ. これは、主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう.(詩篇LXX117:24)
ローマにあるビザンティン・モザイク画(Basilica of Santa Prassede in Rome)出典 光よりの光、まことの神よりのまことの神。 Φως εκ Φωτός, Θεόν αληθινόν εκ Θεού αληθινού. Lumen de Lumine, Deum verum de Deo vero. ニケア・コンスタンチノープル信条…
終末論的な舟を象徴する聖堂の中央(中堂)は、ドームでおおわれている。このドームは、新たな創造、キリストによって創造主と結び付いた宇宙をあらわしている。(出典) 目次 著者について キリストの栄光あるからだーー真の再創造 正教会の宇宙論 神のエネ…
「聖書のもつ謎やシンボルの意味は、神のことば(Λόγος)が受肉したという神秘のうちに全て含まれている。そればかりではない。知覚しうる限りの、可視的/不可視的被造物に隠されている意味も、この受肉という神秘のうちに含まれている。十字架や墓の神秘を…
出典 ヨハネ・パウロ二世使徒的書簡「東方の光」より抜粋(引用元) 礼拝の沈黙 それにもかかわらずこの神秘は、人が神の代わりに偶像を作るのを回避するために、絶えず覆い隠され静寂に覆われています。
出典 ああ再び、天的な舌の幻が、 色あせることのない栄光と共に燃え上がり、 火のごとく力強い御使いの合唱が、澄み渡った上天より鳴り響く。
アグペヤの祈りを捧げるコプト教徒 「太陽の光線を、光の本体から分離することはできません。なぜなら、その一致と統一性は、光の流れが遮断されることを許さないからです。木から枝をへし折ってみなさい。折られた枝からはもはや芽が出てこれなくなります。…
出典 典礼の源流をたどった先に、 東西の一致があり、 霊性の回復があり、 和解がある。 古ローマ詠唱 詩篇91篇(LXX90篇)Qui habitat in adiutorio altissimi 詩篇91篇(LXX90篇)ーーいと高き方の隠れ場に住む者は全能者の陰に宿る ラテン語…
出典 無神論ーー一見したところ不正にして無慈悲にみえる神に対する憎悪心に燃えた真の‟実存的”無神論ーーは、一つの霊的状態である。それは、真の神を捉えんとするリアルな苦闘である。自らをアンチクリストと呼んでいたニーチェは、それにより、キリストに…
シナイ山(6世紀シリア生まれのヨアンネス・クリマコスは、この山で祈りに専心していた。)出典 たしかに人間は自力により合一を成し遂げ、自らの主人となり、己のみに依拠しようと望んできた。しかしそれはルシファーのそれにも似た賭けであり、ついには我…
「あらゆる善の中でも至高善である『一致』が、あなたにとっての最大の関心となるよう専心しなさい。」ーーアンティオケの聖イグナティオス(『聖ポリュカルポスへの手紙』2世紀) Inside the 1,500 year old church at the Syrian Orthodox monastery of M…
出典 目次 著者について 典礼ーー「神の王国」の体験 イコン イコンのキリスト論的な意味 永遠の像 聖堂の装飾とその象徴的意味 「心のうちの修道生活」
Fr. Ray Ryland (1921-2014) 目次 はじめに ディサイプル教会と「回復運動」 ハーバード神学校でユニタリアン主義にはまり込む 歴史的連続性を求めて 聖公会司祭になる 東方正教会への転向を検討し始める もう選択肢がない 【補足】ローマ・カトリック教会と…
目次 〈ローマ〉について(G・K・チェスタトン) ロシアと普遍教会ーーロシア民衆の「真の正教」及び、アンチ・カトリック神学者たちによる「疑似正教」について(by ウラジミール・ソロヴィヨフ) ロシアと普遍教会ーーコンスタンティノープルやエルサレ…
目次 見解① 見解② プロテスタント内での動き 所感 参考文献
もし、私たちがこの世にあってキリストに単なる希望を置いているだけなら、私たちは、すべての人の中で一番哀れな者です。しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。1コリント15:19-20
詩篇51篇(LXX50篇)المزمور الخمسين
大地は、主を賛美し代々にたたえあがめよ。 山と丘よ、主を賛美し、代々にたたえあがめよ。 地に生える草木よ、主を賛美し代々にたたえあがめよ。ダニエル書補遺74-76 目次 アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌について 「三人の若者の賛歌」をコイネー・…
キュリロス(右)とメトディオス(左) 目次 キュリロスとメトディオスの活動 教皇からの厚遇 スラヴ語典礼へのフランクの対抗措置 シルミウムの大司教メトディオス フランクとの確執で浮上した「フィリオクェ」 メトディオスの死 キュリロスとメトディオス…
聖アウグスティヌス(354-430)
Fr. Aidan Kimel.