アビゲイル・ファヴェール教授の新刊書『The Genesis of Gender: A Christian Theory (ジェンダーの起源:キリスト者の考察)』(2022年)が話題を呼んでいます。
Fr. Seraphim Rose, Father Sraphim Rose: His Life and Works(引用翻訳) 人はなぜ、快楽や幸福ではなく、むしろ痛みや苦しみを通し、事を学ぶのだろう。 それは、快楽や幸福がこの世に与えられたもので満足するよう人を慣らすのに対し、痛みや苦しみは、―…
出典 The Feminine and the Veil. Significance of headcovering for women, April, 2022.(拙訳) なぜ女性は頭を覆わなければならないのでしょうか?理由はたくさんありますが、最も明白なのは、神がご自分の子供たちに自発的な服従と従順を求めておられるか…
מרים (Miriam, Mary)
Prayers of Preparation Before Holy Communion(拙訳) 主よわが神よ。私は、汝がわが魂の住まいに入ってきてくださるに値しない者であることを知っています。わが魂の住まいは荒れ果て、廃墟と化しているからです。汝の御頭を置くのにふさわしい場所はそこ…
Bishop Robert Barron, Why Equity, Diversity and Inclusivity are Not Absolute Values, Nov, 2021(拙訳) フランス革命後、「自由・平等・友愛」の三枚札が世俗社会の倫理的羅針盤として台頭しました。そしてそれと似たようなことが今日、「公平性(equi…
出典 2018年8月26日記事の再掲載です。教義や教派問題で葛藤し、あるいはなんらかの事情で教会に躓いてしまい、現在、どこにも信仰共同体や共感し合える仲間を見出すことができずにいる方々にとってこの記事が励ましとなりますように。苦しみの只中に…
出典 スワン・サンナ兄の証ビデオを観ました。スワンは、インド北西部(ミャンマーとの国境沿い)の山岳地方に生まれます。(マニプール地方に住むゾミ族)。バプテスト教会牧師であった父親が米国カンザス州にある神学校で学ぶことになったのを機に、スワン…
Fr. Matthew Baker (♰2015), Ways of Modern Orthodox Theology, Letter to Students of St Tikhon's Seminary, September 20, 2014, in Faith Seeking Understanding (2021) 拙訳 確かに考えさせられることが多いですね。 聖伝についての説明を誰かから聞く…
出典 Seraphim Hamilton, Trinity and Tradition, Apologia Pro Ortho Doxa (拙訳) スタニロエ神父は、超自然的な啓示の三つの源――教会、聖書、聖伝――について語っています。私はこれらを御父、御子、御霊(聖神)と関連づけたいと思います。 教会は、聖書…
G.K. Chesterton, Orthodoxy, chap 4 (抄訳) しかし若い頃から一度も理解できなかったことがある。人々が「民主主義は伝統と対立するものだ」という考えをどこで持ったのか、私には理解できなかった。
出典 目次 はじめに ディアコネス(deaconesses)と女性助祭(female deacons) 「機能(function)」や「能力」に訴える議論 かしら性(headship) 「ジェンダー」と「性別」 「なぜセオトコス(聖母マリア)は男性ではあり得なかったのか」 司祭職の男性限…
出典 Robert Barron, Catholic bishop: Harvard jumped the shark with atheist ‘chaplain,’ New York Post, Aug, 2021(拙訳) ハーバード大学が史上初の無神論者のチャプレンを選出したというニュースがたった今飛び込んできました。「えっ、無神論者のチ…
Fr. Stephen De Young, Priesthood and Masculinity, The Whole Counsel, 2018(拙訳) 聖書における祭司職(priesthood)のテーマは、最初期の段階から始まっています。 創世記の最初の11章は、周囲の国々の文献や伝統を大いに参考にしていますが、そこに見…
C.S. Lewis, Priestesses in the Church?(拙訳) 「舞踏会だってもっとちがった様式ならとてもいいと思うわ。」キャロライン・ビングリー嬢は言った。「舞踏会のふつうのやりかたは退屈でがまんができないほどよ。踊りのかわりに会話を主にするものならもっ…
(25th Anniversary of the Ordination of Women to the Priesthood - Diocese of London) 目次 女性叙階問題とキリスト論(by ペリー・ロビンソン師) 「引かれるべき一線」(by ペリー・ロビンソン師)
米国聖公会(All Saints Episcopal Church Frederick Maryland)写真 目次 生い立ち ‟別の宗教” モルモン教徒の学友とのディスカッション どんどん「排他的」になってゆくインクルーシビティ(包括性) リベラル諸運動の特性 苦しく困難な選択
C・S・ルイス(1898-1963) 「それぞれの宗派伝統の中心部にいる人々――自分たちの特定コミュニオンにもっとも熱烈なる忠誠心を示している人々――は案外、互いに最も共通点が多いのだ。問題は、猛烈にアンチ・エキュメニカルなそういった人々がそのこ…
2015年にオックスフォード大学出版局から出版されたマークス・プレステッド著『Orthodox Readings of Aquinas(アクィナスに関する正教徒たちの読解)』の内容に関し、ロフトン師(東方典礼カトリック)が、ウィスコンシン州マーケット大学プレステッド…
出典 目次 「ヘブル的ルーツ運動」「メシアニック・キリスト教」に関する批判的考察(by ジョセフ・リチャードソン師) ある脱会者の告白 ユダヤ人女性ロザリンド・モス姉妹のストーリー ユダヤ女性ケイティー・ウィング姉妹のストーリー
出典 Fr. Patrick Cardine, Holy Saturday: A Mediating Boundary, Orthodox West, 2019(拙訳) 多くの場合、境界(線)というのは〈ここ〉であり〈あそこ〉ではないという分断の標です。それは、分け隔てる柵であり、〈ここ〉に属し〈あそこ〉には属してい…
出典 ヘブル的ルーツ運動(Hebrew Roots Movement)の教えを信奉している方々は土曜安息日(シャバット)、過越や仮庵の祭り、レビ記の食物規定の掟等を重要視し、それらを遵守しておられます。この運動に関わっておられる方がブログ記事の中で次のような説…
出典 ベールを始めようかどうしようか悩んでいるすべての姉妹たちへ。by リリー Jesus swept me off my feet, Veils by Lily (拙訳) ある時、イエス様は私の心を完全に捕えました。私の魂を主は熱烈にお求めになられ、それゆえ、主は小さなホスチアという…
目次 信仰義認について(by セラフィム・ハミルトン師) 一般的福音主義の義認理解 正教の義認理解 いかにして人は義とされるのだろう 「信仰」と「行ない」の関係 N・T・ライトの信仰義認見解(by セラフィム・ハミルトン師) 代償・身代わり(Substitution…
Προσευχὴ τῶν πατέρων τῆς Ὂπτινα(拙訳) おお主よ。今日というこの日に自分にもたらされるあらゆる事を、霊的静けさをもって受け止めることができますように。あなたの聖なるみこころに全く自分を明け渡すことができますように。
目次 痛みと傷からの再生――原理主義でもない、イマージング風リベラル主義でもない公同的キリスト教への模索と探求(回想) 著書『どうしたらセキュラー(secular)にならないでいることができるか?ーーチャールズ・テーラーを読む』【インタビュー】 公共…
Archimandrite Sophrony, St Silouan the Athonite, Part II. The Writings of Staretz Silouan(一部拙訳) わが魂は主を渇望し、涙の中でこの御方を慕い求めます。 ああ、汝を求めること以外にいったい何ができるというのでしょう。なぜなら汝がまず私を求…
出典 The Journal of Raïssa Maritain, p.215-216(拙訳) ルーズ・リーフに書き留められたものをライサの死後、夫のジャック・マリタンが整理・編集。このメモ書きには日付はない。1936年から1939年の間に書かれたもの。 「静まって、わたしこそ神…
元プロテスタント教会ユースパスターでカトリックに改宗されたキース・ネスター氏が、「カトリック教会に対するプロテスタント信者の誤解ベスト5」を身振り手振りを交え、真に迫って解説しておられます。
Daniel Haynes ed., Andrew Louth, FBA., A Saint for East and West: Maximus the Confessor’s Contribution to Eastern and Western Christian Theology, 2019. Chapter 2. Edward Siecienski, Saint Maximus the Confessor, the Filioque, and the Papacy…