CCM賛美哲学の抱える諸問題
本ブログの中で私は「CCM礼拝」の持つさまざまな霊的・神学的諸問題に取り組んできました。CCM礼拝形態は、プロテスタント(福音派、聖霊派)や一部のノヴス・オルド現代カトリック教会の中に見出すことができます。
アギオス・エレフテリオス教会(Church of Agios Eleftherios) 目次 生い立ち 煙草、パーティー、マリファナ 魔術の世界へ ギリシャ旧暦派(Greek Old Calendarists)分離グループへ エヴァンジェリカル教会の姉妹に出会う 精神分析家兼司祭の所に相談に行く…
カトリック・カリスマ刷新集会(出典) ローマ・カトリック弁証家のマイケル・ロフトン師が「カリスマ(ペンテコステ派)運動」に関し概説しておられます。
How Vatican II elevated worshipers’ ‘active participation’ above worship of God | LifeSite 目次 ①「聖ペトロ司祭兄弟会(FSSP)のミサ」と、「ロサンゼルス宗教教育総会ミサ」の比較 ②「ロシア正教会ビザンティン典礼」と、「ロサンゼルス宗教教育総会…
フラダンス(出典) 日本のプロテスタント諸教会には十数年前から、ハワイ経由で「賛美フラ(=ゴスペル・フラ)」という礼拝フラダンスが導入され始め、瞬く間に全国の諸教会に広まっていきました。
礼拝の本質について共に考え祈ることができたらと思う。(写真)
フラ・アンジェリコ画(出典) 目次 神の天的な礼拝にのぞむ 両手をかかげ、天を仰ぎ祈る 初代教会の典礼の様子 「アーメン」という言葉の重要性と意味について 被り物を着け、礼拝にのぞむ 日々、キリストの死を告げ知らせる 神の聖なる人々 聖体拝領、バプ…
人は、自分が ‟礼拝” しているものに造形されていく。 目次 私たちは皆、自分が‟礼拝”しているものに成る。 礼拝について
さて、どれを選ぼうか?(出典) Bryan Cross, Ecclesial Consumerism vs. Ecclesial Unity, 2007(拙訳) 「だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背…
目次 カナダのカトリック家庭に生まれる 徐々に信仰から離れていく ドラッグと飲酒はじまる 「全てから自由になりたい。」 もう何も生きる目的がない。 「聖書を取りて、これを読め」 再生 福音主義教会へ エスキモーたちの元に 修道院へ 【補足】「イエスの…
今日における教会の危機は、以下に挙げる二つの姿勢の中に現出している。すなわち、『グノーシス主義的スピリチュアリズム*1』と『水平的自然主義』である。ーーアタナシウス・シュナイダー司教*2 *1: *2:Bishop Athanasius Schneider is defending traditio…
【その1】【その2】【その3】からの続きです。 ペテロとパウロ、そして一つの教会。(出典) 目次 目の前に立ちはだかるカトリック教会と正教会。さあ、どうするか。 ローマ典礼の新しい形態に失望、落胆。そして挫折。 私の発見した「カトリック教会」は…
「彼らは教会の瓦解をはかる自分たちの計画を教会の外側ではなく、内側から実行に移すからです。したがって、危険はおよそ教会の血管ならびに心臓に存し、彼らが教会をより近しく知っているという事実自体により、一層確実に危害を及ぼすものとなっています。…
なぜ現代カトリック・ミサの多くは、外観においても精神においてもプロテスタント礼拝と見分けがつかなくなりつつあるのだろう?その原因はどこにあるのだろうか。(写真) 目次 ベネディクト16世ヨーゼフ・ラッツィンガー著(里野泰昭訳)『新ローマ教皇…
出典 The Value of the Traditional Mass by Alice von Hildebrand # 1, 2, 3(抄訳) 伝統的ミサに対する一つの反論として次のようなものがあります。「伝統的ミサでは、人々は受動的であり、祭壇で行なわれている聖なる行事に参加していない」と。 それに…
リトルジーの崩壊(出典) 目次 ポピュラー音楽からの挑戦 礼拝ダンス Joseph Ratzinger, The Spirit of the Liturgy, 2000.(抄訳)
家庭礼拝での詩篇歌唱(出典) ブライアン・クロス氏と、ジェイソン・スティールマン氏の対談のPodcast(mp3)を聴きました。 ジェイソン・スティールマン氏は米国長老教会(PCA)の牧師として、2011年6月、(Federal Visionに関し)同僚のピーター・ラ…
「私は聖書からの証明、あるいは明瞭かつ明白な理由や議論によって、確信させられない限り、何も取り消すことはできないし、取り消そうとも思わない。なぜなら、良心に背いて為すことは、安全でなく賢明でもないからだ。我、ここに立つ。私はこうするより他…
主日礼拝(出典) 目次 プロテスタントの視点 ①デイビッド・クラウド牧師の証し「ロック音楽が私の人生に及ぼした影響」 ベトナム戦争、ヒッピー、ドラッグ ニューエイジへの傾倒、そして神のしもべロン兄との出会い 回心 ②ダン・ルカリニ師の証し「私が米国…
出典 カトリック・カリスマ運動内における賛美礼拝(2016年) (2017年) 目次 ミサを改悪して以来、カトリック教会の凋落は始まった 蔓延する典礼崩壊 第二バチカン公会議 3-3「典礼について」の草案をめぐって 比叡山宗教サミットについて 200…
目次 牧会職に就いて わが要塞の破れ いかにして知ることができるのだろう? 僕の解釈ははたして正しいのだろうか。 礼拝の形式や内容について 「主人は天国に行くのでしょうか?」ーーカルヴァン主義と予定説
永続的なものはどこにあるのだろう。私はどうすればいいのだろう。(出典) By Fr. Doug(Anglican Continuum*1のサイトより抄訳) 1989年、私はダラス神学校を卒業し(ThM)、ダラス北部にあるバイブル・チャーチの牧師になりました。 その当時、私は教…
C.S. Lewis on the Liturgy(全訳) C・S・ルイスは世界中のクリスチャンに愛読されている作家です。子ども向けのファンタジー、キリスト教弁証、神学、アレゴリー、サイエンス・フィクション、デボーショナル、文芸評論に関する諸作品は何百万という売り上…
「〈堅実〉という名の頑迷/錯誤があり、そうかと思えば〈柔軟〉という名の迎合/狡猾もある。この世界で信仰者として生きるっていろいろむずかしいね。」 「うん。そうだね。ボクたちどうしたらいいんだろね。」 目次 ある著書との出会い 正教の信仰に関心…
主よ。あなたの耳を傾けて私に答えてください。私は悩み、そして貧しいのです。詩篇86:1 目次 揺らぐ確信と悩み ゴスペルフラに対する正教の視点 宣教と文脈化(contextualization)ーー二つの極端を避ける 教区生活における文脈化 国家と‟国教”と国語 …
ジャン・カルヴァン(出典) 目次 マーサーズバーグ神学に対する新たなる関心と復興 オランダ改革派とドイツ改革派の性格の違い マーサーズバーグ神学の特徴 聖餐における実在の教義の回復 低教会プロテスタンティズムに対する矯正 ネヴィンの当惑 行き過ぎ…
出典 目次 置き換えられた「サクラメント」(by レス・ラムキン) ユーカリスト的に機能するプレイズ&ワーシップ?? 教会の中に生じた「好み文化」 ワーシップ・ソングとロックンロールーー感情の ‟質” は違うのだろうか? もしも過去に戻ることができるの…
出典 私は26歳であり、三人の幼い子どもの父親です。もうすぐローマで開催予定の教会会議(議題「若者、信仰、職業に関する見分け」)に際し、どうか拙見を述べさせてください。
跪き、聖体拝領を受ける少女。(出典) 聞き手:あなたは、ただ単に「明確に教示されたもの」ではなく「捉えられたもの」という観点におけるliturgy(典礼)の力について語っておられますね。この真理は、どのような形で、私たちの礼拝観に影響しているので…
Liturgy(典礼、礼拝、聖体礼儀) 目次 伝統諸教会に向かう若者たちーーポストモダン時代の根幹 バート・ギングリッジの場合 ジェッセ・コーンの場合 ジェイソン・スティールマンの場合 困難を伴う決断 プロテスタント諸教会の対応 サクラメント的なものに対…