2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
さあ、紅茶とおいしいお菓子をいただきましょう。
G.K. Chesterton (1874-1936) 現代世界全体が、〈保守〉と〈プログレッシブ〉に分割されている。プログレッシブ派の仕事は、次から次に間違いを犯していくこと。保守派の仕事は、間違いが正されていくことを阻むことである。 たとい革命家自身、自らの起こし…
目次 牧会職に就いて わが要塞の破れ いかにして知ることができるのだろう? 僕の解釈ははたして正しいのだろうか。 礼拝の形式や内容について 「主人は天国に行くのでしょうか?」ーーカルヴァン主義と予定説
出典 目次 例①「聖霊が示してくださったので、ここの聖書箇所においてAという解釈が正しいことを私は確信している。」 例②「私は帰納的な読み方をしたがゆえに、ここの聖書箇所においてBという解釈が正しいことを確信している。」 例③「私は○○的視点で聖書を…
目次 まえがき ヨガとは何か? ヨガの目に見えない目的とは?
ローラ「お父さん悲しそう。お父さんの気持ちはバイオリンで分かる。泣きそうな音だったわ。きっと悲しみが指から弦に伝わるのね。」 ー『大草原の小さな家』より
人はいろいろな意味合いで「平和」という用語を使っている。写真:Heavenly Culture, World Peace, Restoration of Light 目次 統一教会の方の訪問を受ける 「一つの理想的な平和世界」 定義づけのない言葉 「神学的リベラリズム」と「用語におけるあいまい…
出典 About | Eclectic Orthodoxy なぜブログ名が「折衷的オーソドクシー(Eclectic Orthodoxy)」なのでしょうか?それは自分という人間は結局、折衷的キリスト信者以外のあり方ではいかにしても存在し得ないということを悟ったからです。
自然界の動物たちにも慈しみ深く接するセラフィム(出典) サロフのセラフィム(1759-1833;Серафим Саровский, Seraphim of Sarov)は、18世紀のロシアに生きた東方正教会の聖人です。彼の清い生き方や信仰は私にアッシジのフランチェスコ(11…
出典 Fr. Aidan Kimel, Dogma, Doubt, Modernity and Ghetto Theology(抄訳) 先月、ピーター・エンズは「経験はわれわれに、ラディカルに非ドグマチックであれと教える」という論文*1を発刊しました。このタイトルを読んでまず私は「おお、〔このような言…
ポスト構造主義 目次 聖書批評学の変遷 1.通時論から共時論へのシフト 2.歴史的事実(史実)に対する不可知論 3.著者よりも読者にフォーカス 聖書神学舎教師会〔編〕『聖書信仰とその諸問題』聖書信仰と批評学、p.82-86.(執筆者:津村俊夫師、ウガリ…
私はこれまで「聖書のみ」というプロテスタントの土台教理は間違いなく聖書的であると考えてきました。しかしいざ「聖書のみ」の教理が ‟聖書的” であることを強固にバックアップするための ‟聖書的” 論拠を探し始めると、「あれっ?」となってしまいました。
目次 「ソラ・スクリプトゥーラ」&「ソロ・スクリプトゥーラ」 カトリック側の論点 プロテスタント側の論点
出典 遠ざかりゆく故郷。わが生まれの地。 おお哀れなる魂!汝いづこに行くや。 安らぎの地いづこなるや。 朝(あした)になんぢの仁慈(いつくしみ)をきかしめたまへ、われ汝によりたのめばなり。わが歩むべく途(みち)をしらせたまへ。われ、わが霊魂(…
出典 男性たちが教会に来たがらないーー。これは新しい問題ではありません。しかしバンクーバー・サン誌は、主日朝の礼拝の場から以前に増し男性たちが姿を消しつつある昨今の現象を見い出し、次のように報道しています*1。 *1:
赤組と白組のリレー競走(出典) 目次 赤組と白組の論争 モルモン教陣営内の場合 福音主義陣営内の場合 でも両方とも間違っているとしたら、、その場合はどうなる? レフリーを探すぞぉ~! ジョサイア・トレンハム神父 質問してみる 一歩ずつ進んでいく
出典 光なる主よ、沈鬱なる闇のただ中で、私をやさしく導いてください。 どうか導いてください。 夜の闇は深く、私は故郷から遠く離れています。 どうか導いてください。
出典 Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 11.4.(拙訳) シンディー・ジェイコブスが次のような議論を展開しています。 「数多くのミニストリーの場において、女性たちは、男女双方に聖書を教えています。そして彼女たちは、御…
静穏(出典) 目次 「ミニストリー」 私は ‟浮いている” のかな? Being(あり方)への召し 共同体としての信仰へのひろがりの中で 余白の美
ガラテヤ書講解(安黒務師、説教メモより) ガラテヤ書の書かれた時代、エルサレムには字義的に解釈された旧約聖書、十戒、戒律の奴隷となったユダヤ教の総本山があった。しかし、天にあるエルサレムの神様の臨在の中には自由があるとパウロは言っている。
ウェイン・グルーデム(Wayne Grudem, 1948~)過去20年間に渡り、イリノイ州にあるトリニティー神学校で教鞭を取った後、現フェニックス神学校教授。ハーバード大(B.A.)、ウェストミンスター神学校(M.Div.)、ケンブリッジ大(Ph.D.)1998-1999年…
「時として、ダイナミック等価翻訳は、広範囲なものを蔽う、だだっ広い傘のようになっているように思われます。ダイナミック等価翻訳の一方の端っこでは、意味の微妙な差異をできる限り駆使し再生産すべく、細かく念入りな試みがカバーされています。しかし…
目次 男らしすぎるのはアウト? 世俗文化による思想教育 メトロ男性像とは何か? キリストの模範 おわりに
永続的なものはどこにあるのだろう。私はどうすればいいのだろう。(出典) By Fr. Doug(Anglican Continuum*1のサイトより抄訳) 1989年、私はダラス神学校を卒業し(ThM)、ダラス北部にあるバイブル・チャーチの牧師になりました。 その当時、私は教…
おお永久(とわ)なる御父の、聖なる栄光より出でし 喜ばしき光。
パトモス島にある教会(出典) 目次 ブログ管理人より親愛なる日本正教会のみなさまへ 黙示録ーー聖ヨハネの神の国の幻像 序 教会へのキリストの配慮 天上的な集い 罪深いこの世への神の裁き 神の国の到来 神に対するサタンの反抗 子羊と龍との間の霊的な戦…
自分は、、この世界、そして他者とどのようにつながっているのだろう。。(出典) 目次 智慧から認識論へ 解釈の衝突 基礎づけ主義の誕生 教化から証明へ 精神と世界の分離 ルネ・デカルト 合理主義 伝統からの理性の独立 影響その① 影響その② 深い裂け目が…
出典 もしも主が私の助けでなかったなら、私のたましいはただちに沈黙のうちに住んだことでしょう。もしも私が、「私の足はよろけています。」と言ったとすれば、主よ、あなたの恵みが私をささえてくださいますように。詩篇94:17-18
ユートピア社会 Utopia(Nowhere land)=ギリシャ語の οὐ (ou, 無い)と τόπος (topos, 場所) を組み合わせた語で「どこにも無い場所」が原義。現実には決して存在しない理想郷のことを指す。
元イギリス国教会司祭のカトリック叙階式(前橋カトリック教会にて、2011年2月)出典 教会がグローバルな諸問題に直面する中、地域教会で日々奉仕しておられる司祭や牧師の方々がこれまで以上に多くの精神的葛藤やチャレンジを受けておられることが、さ…