ディスペンセーション主義の問題点
あらゆる新運動にはそれを支える神学があり、思想がある。 目次 『牧師の書斎』に収録されている文書群より 要点 考察1 依拠している解釈法について 考察2 言語における慣習性について 考察3 「イェシュア=生けるトーラー」 まとめ 【補足資料】「日本福…
出典 (サンプル1) 「神の言葉=聖書だけにもどり、ヘブライ語のオリジナル原語で書かれた、オリジナルの神の言葉の真実だけを土台に検証し始め、神の言葉の中に書かれている内容を、書いてある意図通り、曲げずに学んでみれば、トラーが、永遠不変の神の…
「最終的に大切なのは、どの宗派/教派の教会が正しいのかではなく、各個人が神の前にいかにあるかということである。」 私はこれまで上記のような教会論に希望を託してきました。そして現在でもこういった意見は妥当なのではないかと思っています。しかし最…
出典 人は誰しも自分の住む世界や関係性に安定を求めているのではないかと思います。 しかし悲しいかな、人生にはしばしそれとは逆のことが起こります。安定せずガタガタいう椅子、心もとなく空を漂う浮き雲。きしみ、揺れる大地ーー。万全を期し、事前対策…
出典 「ですから考察されるべきは、『ギリシャの知的思考は生来的に悪であり、ヘブライ的な倫理的行為は均一的に善なのか?』という問いです。ですがもちろん、ギリシャ的合理性に対して反駁することは困難です。と言いますのも、『ギリシャ的合理性』を反証…
「神はわれらの避け所。また力。苦しむとき、そこにある助け。それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。」(詩篇46:1-3節) ど…
目次 はじめに 第五章「聖書のみ」その前提 序 「充分」とは言うが、どのように充分なのか 新しい考え方 自己確証される正典 (カノン) 聖書による聖書の解釈 「虎の巻 (answer book)」としての聖書 思想としてのキリスト教
前に進んでいくためにーーまっすぐ進んでいくためにーー、後ろを振り返りたい。(写真)
自分がずっと信じてきた教師、教理、体系、教会の根本的誤りが明らかにされ、「真理」だと確信を持って教えられてきた内容が実は誤った方法論で構築された虚偽であったことが判明した時、私たちの心にぽっかりと穴が開きます。
ロバに乗った老人 目次 はじめに できる限り、相手の言い分を「直接」聞くように努める キリスト教会史の中の「悪玉」と言えば・・・?? いざイコン問答! 一つの食卓を囲んでーー公開ディベートの有益性 おわりに
出典 目次 7つの教会とウィットネス・リーの解釈 ラオデキヤーー「悪魔的に」堕落した教会内の民主主義?
ニコライ派ーーキリスト教内における権力とコントロール(ヘブル的ルーツ運動に関与するMidrash Monthlyのサイトより)Nicolaitan | Midrash Monthly 目次 はじめに 初代教会の証言 現代の実例 結語 〔一次資料〕ニコライ派に関する古代および中世文献 〔補…
目次 はじめに 1.立場や前提やリソース元をごまかさず、率直に明かしてくれる教師 2.解釈の「なぜ」に共に取り組んでくれる教師
〔某教会HP 終末論-携挙編-より一部抜粋〕 背教?!それとも・・・。聖書における翻訳的な根拠 更に、『背教』と訳された原語「へ(ή)・アポスタシア(άποστασία)」をどう訳すかというのも大きな問題です。Ⅱテサロニケ2:3には、『 だれにも、どのようにも…
出典 目次 証し 大学および神学校時代 論理的誤謬 釈義的諸問題ーー「キリストの裁きの御座(ベーマ)」 釈義的諸問題ーー2テサロニケ2:1-12 最終決定打 〔補足1〕「大きな白い御座の裁き」と「キリストの裁きの御座(ベーマ)」の釈義について(ジ…
Clarence B. Bass, Backgrounds to Dispensationalism: Its Historical Genesis and Ecclesiastical Implications:C・B・バス著『ディスペンセーション主義の背景』 目次 はじめに 各章の主題 2005 年版への序(S・R・スペンサー) 結びの言葉(C・B・バス)
「置換神学の起源」---マーク・ビルツ師の教え(エルシャダイ・ミニストリーズ) 「マーク・ビルツ師の教えを聞けたことは本当に素晴らしいことでした。私たちは常に聖書は非常にユダヤ人的であり、イエスもユダヤ人であったことを覚えておく必要があります…
ジョン・ネルソン・ダービー(1800-82) 目次 ジョン・ネルソン・ダービーの教えーー崩壊状態にある教会 「おのおののディスペンセーションは最初から失敗していた。」 「崩壊状態にある教会」というダービーの教会観に対するアウグスト・ロシャーの…
有名な文芸評論家である丸谷才一氏(1925-2012)の著書の一つに『文章読本』というものがあります。 これは丸谷氏が多彩な日本語の名文を実例に引きながら、文章の本質を深く明快に論じていくおもしろい本ですが、私が一番興味をもったのが、この書の一番終…
春陽のかがやき。さあ、神の創造された〈ことば〉の草原を元気いっぱい駈け巡ろう! 目次 神からの贈り物としての、言語の持つあらゆる能力 比喩的表現を識別する 「文字通り/字義的」と「比喩的」を共に受け入れる
キリストの世界において、遠方が裂け、開く。天穹が割れ、開く。 「キリスト教的意識は、永遠なものが時間の中にいりこむことができることを究極まで承認したことによって、歴史を、歴史の観念を与えたのであった。」と異色のロシア人哲学者ニコライ・ベルジ…
目次 「ダニエルの七十週」 序 (1)「69週」までの預言(25節。26節。) (2)メシヤ到来の年(25節) メシヤ出現の年 新約聖書の記述から見た、イエスが十字架にかけられた年月日 「古今未曽有の大日食」についての聖書外史料 一応の結論 (3)…
あなたの真実は代々に至ります。詩篇119:90a 「○○説/○○主義を握りしめている人は、そうすることで自分自身を守っているのだと思います。」とある方がコメントしてくださいました。 自分自身を守っている、、、うーん、私はどうなんだろう。自己防衛の…
「聖書を『素直に』読めば、自然と○○という理解に至るんです。」(○○には、自分の支持する聖書解釈や主義名が入ります。) 私はこれまでどれだけ多くの場で、上記のようなフレーズを使ってきたことでしょう。しかし振り返ってみて今、私はその事を大いに恥じ…
目次 ダニエル9章の統一性 ダニエルの祈りの中における契約テーマ ガブリエルの預言の中における契約テーマ ダニエル9:27における契約 結論
D・A・カーソン(トリニティー神学校) D.A. Carson, When Did the Church Begin?(全訳) 「教会はいつ始まったのか?」この問いは、特に神学を学ぶ学生たちの間で頻繁に出されます。
美しい北海道の自然、苫小牧(写真) 諸契約の成就者キリスト (苫小牧福音教会 水草修治師)
私は、クリスチャンの教理論争史にとても興味があり、それらの文献を読むのが好きです。そして今日はみなさんに、私がなぜExclusive Psalmody Debate(礼拝時に詩篇歌だけを歌うべきか否かの論争)を愛しているのか、その理由をお分かち合いしたいと思います…
「これは往々に起こる事ですが――ある極端を離脱した人々が、その対極にあるもう一つの極端によって提示されるオールターナティブ(代替)を採用したという事情があると思われます。」 冒頭の引用文は、19世紀後半から20世紀初めにかけてアメリカでダービ…
目次 ウェイン・グルーデム著「教会とイスラエル(The Church and Israel)」『組織神学』第44章 【追加資料】【歴史的プレミレ】ジョージ・ラッド著『終末論』(第2章 イスラエルについてはどうか。)より 【追加資料2】【歴史的プレミレ】ディスペンセ…