巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

男性リーダーシップの回復

『グローバル性革命ー自由という名における自由の破壊』ガブリエラ・クビー女史へのインタビュー(by アルヴィノ・M・ファンティーニ記者)【カトリック・ワールド・レポート紙】

カトリック社会学者ガブリエラ・クビー女史(写真右)出典 目次 『グローバル性革命ー自由という名における自由の破壊』ガブリエラ・クビー女史へのインタビュー【カトリック・ワールド・レポート、アルヴィノ・M・ファンティーニ記者】 ジョグジャカルタ原…

父と娘

出典 目次 日本のお父さんたちは「ぬりかべ」?! 父親を求め、父親の力強い愛を求めて彷徨う日本の女性たち 「あなたにとってお父さんとはどんな人ですか?」(高校生ケイガンさんへのインタビュー、2015年) たとえ実の父親に捨てられてもーーシングル…

「私の主人には神様からの召命がありません。そんな夫にどうやって従っていけるというのでしょう?」ーーエープリル・カスィディ姉の奮闘記【総集編】

出典 目次 はじめにーーエープリル・カスィディ姉妹について 「私の主人には神様からの召命がありません。そんな夫にどうやって従っていけるというのでしょう?」 「ああ、主人がもっと私と一緒に祈ってくれたらいいのに、、、」 私たち姉妹の「Ministry」の…

なぜ男性たちは教会に来たがらないのだろうか?(by ロッド・ドレハー)

出典 男性たちが教会に来たがらないーー。これは新しい問題ではありません。しかしバンクーバー・サン誌は、主日朝の礼拝の場から以前に増し男性たちが姿を消しつつある昨今の現象を見い出し、次のように報道しています*1。 *1:

【悩み相談】「女性牧師によって実際にすばらしい祝福が教会にもたらされていると思います。ですから神様が祝福されているものに私たちは異議を唱えるべきではないと思うのですがどうでしょうか。」

出典 Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 14.4.(拙訳) シンディー・ジェイコブスが次のような議論を展開しています。 「数多くのミニストリーの場において、女性たちは、男女双方に聖書を教えています。そして彼女たちは、御…

キリスト教対等主義(Egalitarianism)の詳細分析ーーウェイン・グルーデム、フェニックス神学校【総括編】

ウェイン・グルーデム(Wayne Grudem, 1948~)過去20年間に渡り、イリノイ州にあるトリニティー神学校で教鞭を取った後、現フェニックス神学校教授。ハーバード大(B.A.)、ウェストミンスター神学校(M.Div.)、ケンブリッジ大(Ph.D.)1998-1999年…

男性が男性らしくあれるように――強靭な男らしさのためのスペース造りと女性たちの配慮(by レスリー・ルディー)

目次 男らしすぎるのはアウト? 世俗文化による思想教育 メトロ男性像とは何か? キリストの模範 おわりに

「異なる」聖書解釈の仕方が存在する?ーーこれは実際どういう意味なんだろう?(by バルナバ・アスプレイ、ケンブリッジ大 解釈学)【悩める学生の皆さんへの応援記事】

「ねぇ、『異なる』聖書解釈の仕方が存在するっていうのはさ、つまり、アイスクリーム屋さんに並んでるスウィーツを見ているって感じなのかな。どう思う?」 「スウィーツ?よう分からんわな。」 目次 はじめに ファンダメンタリズムの場合ーー内向きの運動 …

『共通祈禱(Common Prayer)』それとも筋書き通りの政治?(by カール・R・トゥルーマン、ウェストミンスター神学校歴史神学)【米国聖公会とジェンダー包括語問題】

「現時点ですでに人々は、『人間』に関するジェンダー用語を勝手に書き変える大胆不敵さを持っているのですから、今後は『神』に関するジェンダー用語さえも書き変えていくーーそういう大胆不敵さをも近い将来、発揮していくことになるのではないでしょうか…

なぜ正教改宗後13年して再び福音主義に戻る決断をしたのかーー水面下で着実に進行しつつある正教リベラル化に直面して(by E・パーソン、保守聖公会)

出典 目次 東方正教会に転向していく福音主義クリスチャンたち 忍び寄るリベラリズム エピスコパル化現象 関連記事のご紹介

教会政治とジェンダー論ーー女性教職を認めるべきか?(ウェイン・グルーデム著『組織神学』第47章)後篇【さまざまな反論に対する応答】

困ったなぁ~。どうしよう。 目次 はじめに 反論の実例 ①「ジェンダーではなく賜物によってミニストリーは決定されるべきです。」 ②「神様が女性である私を真実に牧師に召してくださいました。」 ③「新約聖書はしもべとしてのリーダーシップを重んじています…

教会政治とジェンダー論ーー女性教職を認めるべきか?(ウェイン・グルーデム著『組織神学』第47章)前篇

ウェイン・グルーデム(1948~)過去20年間に渡り、イリノイ州にあるトリニティー神学校で教鞭を取った後、現フェニックス神学校教授。ハーバード大(B.A.)、ウェストミンスター神学校(M.Div.)、ケンブリッジ大(Ph.D.)1998-1999年にかけ、Evangel…

どんなに世が変わり、諸教会の教えが変わっても。ーー居場所を失いつつあるわが兄弟たちに捧げる詞

出典 どんなに世が変わり、 諸教会の教えが変わっても、 私は、わが兄弟たちと共に 古(いにしえ)のかしら像を見上げ そこにとどまり続けたいと思う。

かしらの聖域

アトス山、シモノペトラ修道院、13世紀創設(出典) 目次 アトス山修道院群 ウラノポリにて 男のかしらはキリスト、女のかしらは男、そしてキリストのかしらは神 天的/地上的かしらの聖域 おわりにーー全てはつながっている

教会の伝統回復を切望する若者たちーー26歳の父親の心の叫び【ジェンダー・フェミニズム問題とカトリック教会】

出典 私は26歳であり、三人の幼い子どもの父親です。もうすぐローマで開催予定の教会会議(議題「若者、信仰、職業に関する見分け」)に際し、どうか拙見を述べさせてください。

マルティン・ルターの『小教理問答書』に驚き、感動!

ルターの『小教理問答書』を使って聖書の学びをする大人や子どもたち(出典) 目次 ルターの『小教理問答書』を発見! マルティン・ルターの小教理問答書(by エルッキ・コスケンニエミ師、フィンランドルーテル福音協会) 小教理問答書 その成立と内容につい…

随想

私たちが住んでいる地区はあまり治安がよくありません。そのため、私は、日没後、主人の同行なしに一人で外に出ることはほとんどなく、また昼間でも、主人がいない時には、ブザーの音がしても基本的に戸は開けず、インターホンで応対しています。

マルクス主義/フェミニズムとキリスト教世界観(by ヴェルン・ポイスレス、ウェストミンスター神学校)

1920年7月、第2回コミンテルン大会(ペトログラードにて) 目次 マルクス主義とフェミニズム 贖罪プログラムに関し、彼らが提示しているもの 偽造化(Counterfeiting) マルクス主義者およびフェミニストの聖書批評 非人格主義的世界観(Impersonalisti…

人は聖書的男性像を「見る」ことによって変えられる

聖書的男性像(biblical manhood)というのは一体どのようなものなのでしょうか。それは現実に存在するものなのでしょうか。 百聞は一見にしかずということわざがありますが、確かに百回抽象的概念を聞くよりも、一度、その概念を具現化しているような実体な…

「『牧会職は男性だけに限られます』『妻は夫に従え』というような今日的議論は、19世紀にクリスチャンが展開していた奴隷制擁護の議論とパラレル関係にありませんか?」という主張はどうでしょうか。

日本福音同盟(JEA)のホームページの「女性委員会」のセクションに、世界福音同盟女性委員会出版 「性差によるのか、賜物によるのか」翻訳文と資料・考察という項があり、そこには、マリリン・B.・(リン)・スミス著 Gender Or Giftednessの日本語訳が全文…

「もしも、アダムに権威が与えられた理由が、『アダムがエバよりも先に造られたこと』に由来するのなら、動物が私たちを支配するということになりませんか?」という主張はどうでしょうか。

有名な対等主義の牧師であるグレッグ・ボイド師は、教会内における女性リーダーシップを推進する立場から次のような議論を展開しています。

失われつつある聖書の権威――教会の女性化(feminization)と聖書的男性像の喪失〔フランスにて〕

現在、フランスでは、アラブ系の移民子弟だけでなく、一般のフランス人若者たちもまたイスラムの教えに惹き付けられ、ISISに加入していることが社会問題になっています。パリ近郊で滞在した家庭には高校一年生の男の子がいましたが、数週間前、彼の級友のフ…

真のジェントルマン――神の国のエートスに生きる男性たち

キリスト教界の中で近年特に、煙たがられ、胡散臭がられている地味な一角があるのを皆さんはご存知でしょうか。それは、相補主義の立場にたつ保守男性群です。

「12使徒に特別な権威はありませんでした」というフェミニスト見解に対する応答。

Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 5 12使徒の男性性(maleness)の重要性を弱体化させようという明らかな意図を持ち、ギルバート・ビレズィキアンは次のように書いています。 イエスはあえてイスカリオテのユダの代わる人…

「すべてをフラット(平ら)にしていこう」という一連の潮流について

赤の広場を行進するボリシェヴィキ軍(引用元) 「階級のないユートピア社会を!」1917年のロシア革命勃発の翌年、ウクライナはドイツ軍の占領下に入りました。 この時期、ウクライナにはドイツ系のメノナイト教徒、ルター教徒、カトリック教徒などが数…

「新約記者は、夫と妻が互いに恭順し合うよう勧告しています(エペソ5:21)。ですから、夫にだけ特別なリーダーシップの役割というのは存在しないのです」という主張はどうでしょうか。【相互恭順説 反証③:hupotassoの意味について】

宗教改革期のファミリー・ライフ ②からの続きです。 Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 6 回答5. この対等主義見解は、未だかつて実証されたことのない意味をギリシャ語に付与する事に依拠しています。 エペソ5:21「互…

「新約記者は、夫と妻が互いに恭順し合うよう勧告しています(エペソ5:21)。ですから、夫にだけ特別なリーダーシップの役割というのは存在しないのです」という主張はどうでしょうか。【対等主義「相互恭順説」反証】②

①からの続きです。 回答2. エペソ5:21に続く文脈において、パウロは自分がどういう意味合いにおいて「互いに従いなさい」と説いたのかを説明しています。つまり、妻は夫に、子どもは親に、そして奴隷は主人に従わなければならないということです。 エ…

「新約記者は、夫と妻が互いに恭順し合うよう勧告しています(エペソ5:21)。ですから、夫にだけ特別なリーダーシップの役割というのは存在しないのです」という主張はどうでしょうか。【対等主義「相互恭順説」反証】①

祈り 天地を創造され、歴史の主権者であられるおそるべき万軍の主、私たちの大いなる三位一体の神に賛美と誉れを帰します。今、取り扱っているこの重要なテーマをあなたの前に広げ、ただあなたの前に私たちの嘆きを注ぎ出します。これはあなたの属性、権威、…

「ローマ16:2の女性執事フィベは、『指導者』であり『支配者』であって、使徒パウロの上に立つ人でした」という主張はどうでしょうか。

ケンクレヤ(フィベの仕えていた教会はこの地域にありました。ギリシャ) フィーベはまた多くのプロスタティスの一人でした、、スィドゥラーは、その言葉は新約聖書の他のどの個所にもなく、他のギリシャ文学の中ではいつも支配者、指導者または保護者を意味…

「1テモテ2:12-15でパウロが創造に訴えているのは今日性を持ち得ません。なぜなら、創造に関する創世記の記述自体、文化的に相対的であり得るからです」という主張はどうでしょうか。

Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 8 これはウィリアム・ウェブによって提唱されている説です。彼は創世記1-2章の記述を取り上げた上で、次のような主旨のことを言っています。 「堕落前のアダムのリーダーシップに訴える…