巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

東方の光(Orientale Lumen)

ニケア・コンスタンティノープル信条(Το Σύμβολο της Πίστεως)をコイネー・ギリシャ語で唱えてみよう!

出典 目次 ニケア・コンスタンティノープル信条(Το Σύμβολο της Πίστεως) 発音についてのメモ書き

私の辿ってきた道ーーダグラス・M・ボウモント師の信仰行程【その4】東方正教会に通い始める

【その1】【その2】【その3】からの続きです。 ロシア正教会(出典) 目次 東方正教会の門をくぐる 外的、内的な文化的分断状況に直面して ああ、もう選択肢がない! テヴェレ川につま先で触れてみる

大詠頌/栄光唱「天のいと高きところには神に栄光あれ!」ドクソロジー〔教会スラブ語、ラテン語詠唱〕

斜陽(出典) 目次 大詠頌/栄光唱(Великое славословие;ドクソロジー) グロリア・イン・エクチェルシス・デオ(Gloria in excelsis Deo)「天のいと高きところには神に栄光あれ」

神学と詩の出会いーーシリアの「聖霊の竪琴」聖エフレムの祈りと霊性(AD4世紀)

シリアの聖エフレム(Ἐφραίμ ὁ Σῦρος, 306頃-373年) 目次 シリアの聖エフライムの祈り シリアの聖エフレム(ベネディクト十六世) 有益な資料

私の辿ってきた道ーーアンドリュー・プレスラー師の信仰行程【最終回】天と地の出会う場所

【その1】【その2】【その3】【その4】【その5】からの続きです。 The Last Judgement, Fra Angelico作(出典) 目次 永遠のいのち 契約的、サクラメント的リアリズム おわりにーー天と地の出会う場所

私の辿ってきた道ーーアンドリュー・プレスラー師の信仰行程【その5】

【その1】【その2】【その3】【その4】からの続きです。 かつて居たところに私たち皆を運び入れてください、恵み深き主よ。(出典) 目次 唯一の、聖なる、公同の、使徒的教会 「入口探し」 古代のユーカリスト的典礼との出会い カトリック教会の「二つ…

第二バチカン公会議研究③ーーピーター・A・ヒーズ首司祭著『第二バチカン公会議の教会論的革新:バプテスマ及び教会に関するローマのエキュメニカル神学に対する東方正教会批評』

Fr. Peter Alban Heers D.Th., The Ecclesiological Renovation of Vatican II: An Orthodox Examination of Rome's Ecumenical Theology Regarding Baptism and the Church ピーター・ヒーズ首司祭(Fr. Peter Heers)。米国テキサス州ダラスの聖公会司祭…

第二バチカン公会議研究①ーー教皇庁教理省「教会論のいくつかの側面に関する問いに対する回答」(2007年)

教会とは何だろう?教会が教会である要素は何だろう。そして教会と非教会の境界線はどこにあるのだろう? 絵:フラ・アンジェリコ作、Lunette of the west wall in Niccoline Chapel 目次 教皇庁教理省「教会論のいくつかの側面に関する問いに対する回答」(…

汝を祝するのはまことにふさわしいことです、セオトコス(♪ Άξιον εστίν)ーーアレッポの修道院より

出典

典礼における時間と空間(ヨーゼフ・ラッツィンガー著『典礼の精神』)【アド・オリエンテムの深遠なる意味】

アド・オリエンテム("to the East")。東の方角を向いて祈るのはなぜだろう? 写真 目次 第二部 典礼における時間と空間 第2章 聖なる場所ーー教会建築の意味 第3章 典礼における祭壇と祈りの方向性

セオトコスーー真の自由への導針(by ヨルゴス・カプサニス掌院、アトス山修道士)

アトス山(Ἅγιον Ὄρος)修道院群 ヨルゴス・カプサニス掌院(写真右)。アトス山グレゴリウー修道院元院長。2014年召天。出典

おお主をお宿しになられた乙女よ!(♪ Bogorodice Djevo, radujsja)

コソボにある修道院で静かに祈るセルビア人のシスター(出典)

見よ、真夜中に花婿がやって来る。(♪ Се Жених грядет в полунощи)

だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。マタイ25章13節 Γρηγορεῖτε οὖν, ὅτι οὐκ οἴδατε τὴν ἡμέραν οὐδὲ τὴν ὥραν. Μαθ.25.13

おお純潔なる聖女!ーー「アグニ・パルセネ」の世界から眺望する処女マリアの神秘

「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう。力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。…

これは主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう。ーー古ローマ詠唱詩篇LXX117篇(Haec dies quam fecit Dominus)再訪

Basilica di Sant’Apollinare Nuovo、イタリア、ラヴェンナ(AD6世紀)出典 Αὕτη ἡ ἡμέρα ἣν ἐποίησεν ὁ κύριος ἀγαλλιασώμεθα καὶ εὐφρανθῶμεν ἐν αὐτῇ. これは、主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう.(詩篇LXX117:24)

受肉された慈悲深き主、光の光。ーー古ローマ詠唱(Incarnatum quoque, pie Domine;AD6世紀)再訪

ローマにあるビザンティン・モザイク画(Basilica of Santa Prassede in Rome)出典 光よりの光、まことの神よりのまことの神。 Φως εκ Φωτός, Θεόν αληθινόν εκ Θεού αληθινού. Lumen de Lumine, Deum verum de Deo vero. ニケア・コンスタンチノープル信条…

キリストの栄光あるからだとしての教会と宇宙(by オリヴィエ・クレマン、パリ聖セルギイ正教神学院)

終末論的な舟を象徴する聖堂の中央(中堂)は、ドームでおおわれている。このドームは、新たな創造、キリストによって創造主と結び付いた宇宙をあらわしている。(出典) 目次 著者について キリストの栄光あるからだーー真の再創造 正教会の宇宙論 神のエネ…

宇宙的典礼と人生の意味ーー東方教父聖マクシモスが遺した霊的遺産(7世紀)

「聖書のもつ謎やシンボルの意味は、神のことば(Λόγος)が受肉したという神秘のうちに全て含まれている。そればかりではない。知覚しうる限りの、可視的/不可視的被造物に隠されている意味も、この受肉という神秘のうちに含まれている。十字架や墓の神秘を…

礼拝の沈黙(ヨハネ・パウロ二世使徒的書簡「東方の光」より)

出典 ヨハネ・パウロ二世使徒的書簡「東方の光」より抜粋(引用元) 礼拝の沈黙 それにもかかわらずこの神秘は、人が神の代わりに偶像を作るのを回避するために、絶えず覆い隠され静寂に覆われています。

天における讃歌ーービザンティン詠唱の霊性と神秘(詩篇LXX147篇)

出典 ああ再び、天的な舌の幻が、 色あせることのない栄光と共に燃え上がり、 火のごとく力強い御使いの合唱が、澄み渡った上天より鳴り響く。

二つの伝統、一つの光

アグペヤの祈りを捧げるコプト教徒 「太陽の光線を、光の本体から分離することはできません。なぜなら、その一致と統一性は、光の流れが遮断されることを許さないからです。木から枝をへし折ってみなさい。折られた枝からはもはや芽が出てこれなくなります。…

典礼の源流をたどった先にあるものーー古ローマ詠唱詩篇 LXX90篇(Qui habitat in adiutorio Altissimi)再訪

出典 典礼の源流をたどった先に、 東西の一致があり、 霊性の回復があり、 和解がある。 古ローマ詠唱 詩篇91篇(LXX90篇)Qui habitat in adiutorio altissimi 詩篇91篇(LXX90篇)ーーいと高き方の隠れ場に住む者は全能者の陰に宿る ラテン語…

「実存的」無神論者と神への欣求(by セラフィン・ローズ、ロシア正教隠遁士)

出典 無神論ーー一見したところ不正にして無慈悲にみえる神に対する憎悪心に燃えた真の‟実存的”無神論ーーは、一つの霊的状態である。それは、真の神を捉えんとするリアルな苦闘である。自らをアンチクリストと呼んでいたニーチェは、それにより、キリストに…

虚無、メタノイア、絶望、そして希望(by シナイ山のヨアンネス、7世紀)

シナイ山(6世紀シリア生まれのヨアンネス・クリマコスは、この山で祈りに専心していた。)出典 たしかに人間は自力により合一を成し遂げ、自らの主人となり、己のみに依拠しようと望んできた。しかしそれはルシファーのそれにも似た賭けであり、ついには我…

使徒的書簡「東方の光(Orientale Lumen)」(by ヨハネ・パウロ二世、1995年)【英文】

「あらゆる善の中でも至高善である『一致』が、あなたにとっての最大の関心となるよう専心しなさい。」ーーアンティオケの聖イグナティオス(『聖ポリュカルポスへの手紙』2世紀) Inside the 1,500 year old church at the Syrian Orthodox monastery of M…

典礼ーー「神の王国」の体験(by オリヴィエ・クレマン、パリ聖セルギイ正教神学院)

出典 目次 著者について 典礼ーー「神の王国」の体験 イコン イコンのキリスト論的な意味 永遠の像 聖堂の装飾とその象徴的意味 「心のうちの修道生活」

私の辿ってきた道ーーレイ・ライランド師の信仰行程

Fr. Ray Ryland (1921-2014) 目次 はじめに ディサイプル教会と「回復運動」 ハーバード神学校でユニタリアン主義にはまり込む 歴史的連続性を求めて 聖公会司祭になる 東方正教会への転向を検討し始める もう選択肢がない 【補足】ローマ・カトリック教会と…

〈ローマ〉について(by G・K・チェスタートン)&「ロシアと普遍教会」(by ウラジミール・ソロヴィヨフ)

目次 〈ローマ〉について(G・K・チェスタートン) ロシアと普遍教会ーーロシア民衆の「真の正教」及び、アンチ・カトリック神学者たちによる「疑似正教」について(by ウラジミール・ソロヴィヨフ) ロシアと普遍教会ーーコンスタンティノープルやエルサ…

刑罰代償説(penal substitution theory)に関する東方正教会内の諸見解について

目次 見解① 見解② プロテスタント内での動き 所感 参考文献

Al Masīh qām(المسيح قام)ーー復活のキリストを讃え歌う。

もし、私たちがこの世にあってキリストに単なる希望を置いているだけなら、私たちは、すべての人の中で一番哀れな者です。しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。1コリント15:19-20