C・S・ルイス(1898-1963)
「それぞれの宗派伝統の中心部にいる人々――自分たちの特定コミュニオンにもっとも熱烈なる忠誠心を示している人々――は案外、互いに最も共通点が多いのだ。問題は、猛烈にアンチ・エキュメニカルなそういった人々がそのことに気づくのが至極困難なことにある。というのも彼らはあなたがたにアナテマ宣言を出し、‟お前たちがいかに間違っており、いかに劣悪であるか”ということを言い立てるのに忙しすぎるから。それで気づく暇がない。しかしながら、ほんの一瞬でもいい、あなたが、あなたに対する彼らのわめきを止めさせることができた暁には――、彼らは文化戦争における最大にして最良の同盟者たちをそこに見出すことができるに違いない。」*1
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