米国聖公会(All Saints Episcopal Church Frederick Maryland)写真
目次
- 生い立ち
- ‟別の宗教”
- モルモン教徒の学友とのディスカッション
- どんどん「排他的」になってゆくインクルーシビティ(包括性)
- リベラル諸運動の特性
- 苦しく困難な選択
C・S・ルイス(1898-1963)
「それぞれの宗派伝統の中心部にいる人々――自分たちの特定コミュニオンにもっとも熱烈なる忠誠心を示している人々――は案外、互いに最も共通点が多いのだ。問題は、猛烈にアンチ・エキュメニカルなそういった人々がそのことに気づくのが至極困難なことにある。というのも彼らはあなたがたにアナテマ宣言を出し、‟お前たちがいかに間違っており、いかに劣悪であるか”ということを言い立てるのに忙しすぎるから。それで気づく暇がない。しかしながら、ほんの一瞬でもいい、あなたが、あなたに対する彼らのわめきを止めさせることができた暁には――、彼らは文化戦争における最大にして最良の同盟者たちをそこに見出すことができるに違いない。」*1
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Fr. Patrick Cardine, Holy Saturday: A Mediating Boundary, Orthodox West, 2019(拙訳)
多くの場合、境界(線)というのは〈ここ〉であり〈あそこ〉ではないという分断の標です。それは、分け隔てる柵であり、〈ここ〉に属し〈あそこ〉には属していないもの、〈わたし〉に属し〈あなた〉には属していないものに対する一種の防御です。
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ベールを始めようかどうしようか悩んでいるすべての姉妹たちへ。by リリー
Jesus swept me off my feet, Veils by Lily (拙訳)
ある時、イエス様は私の心を完全に捕えました。私の魂を主は熱烈にお求めになられ、それゆえ、主は小さなホスチアというかたちにおいてご自身を受けることを私にお望みになられました。ホスチアはパンの一かけのようにみえますが、実際にはこれは主のご聖体、血、魂、そして神性なのです。そして主はこの御聖体拝領を通し、私がご自身との親しき交わりに入れられ、ご自身の神性に与ることができるよう招いておられました。私の心はこの御方に捕えられたのです。
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