ローマ教皇聖クレメンス1世(出典)
下は、パトリック神父(東方正教)とエリック・イバラ師(ローマ・カトリック)のディベートVTRです。テーマは「教皇制」。司会者はマット・フラッド氏(東方典礼カトリック)です。
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Peter Gilbert, De unione ecclesiarum(コメント欄抄訳)
ヴェリタス(カトリック):カトリック教徒としてあなたにお訊きしたいことがあります。それは、ローマの首位性に関することです。
教皇ヨハネ・パウロ二世『回勅 キリスト者の一致(Ut Unum Sint)』に応答する形で書かれた正教神学者オリヴィエ・クレマン著『You Are Peter: An Orothodox Theologian's Reflection on the Exercise of Papal Primacy』のことも話題になっていますね!ぜひ購入して読んでみたいと思っています。ローマの首位性に関する問いは複雑に入り組んでいます。それで、あなたはこのテーマに関しどう考えておられるのかお聞きしたいと思ったのです。
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マイケル・ロフトン(ローマ・カトリック):視聴者の皆さんに投票アンケートをお願いしたく思っています。あなたは「東方正教」を巡るテーマに関したビデオにより関心がありますか。それとも、「伝統派カトリック内の諸テーマ」を取り扱ったビデオにより関心がありますか。
K・T・ベル(ローマ・カトリック):第二バチカン公会議文書の中に見受けられる明らかな諸矛盾に対し、それらをより明瞭に説明してくれるビデオを作成してくださったらありがたいです。今日の教会風潮においては、たとい私たちが良い意図をもって質問したとしてもそれらの問いは歓迎されない傾向があります。こういう類の問いを発すると通常、私たちは「分離主義者」と呼ばれます。そしてとにかく理性を放棄し、理解・納得のいかないそのなにかに恭順することが暗黙の内に求められているわけです。ですが、自分たちの中では依然として「やっぱりそれは真ではないのではないか」という懐疑がくすぶり続けています。