巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

【悩み相談】「仮に私が女性牧師/司祭職をやめたら、他にどんな奉仕の道があるのでしょうか?」

f:id:Kinuko:20190727181423p:plain

出典
 

神様にお仕えしたい、全身全霊で教会や宣教の働きに人生を捧げたいと願っている女性たちには現在、どのような奉仕の道が開かれているのでしょうか?

続きを読む

旧さと新(にい)しさ

f:id:Kinuko:20190727040958j:plain

 

アブラハム、イサク、ヤコブの神、

永遠なる神のロゴスであられる

イエス・キリストの福音が、

 

時代を超越した不変性、恒久性を映し出す

「いにしへ」であり、かつ、

 

あらゆる時代に対して、

常に新しい力をもって語り、

救いのための智慧を

人類に与えるのだとしたら、

続きを読む

東西の教権の過度集中化についてーーアダム・J・ドヴィル教授へのインタビュー

f:id:Kinuko:20190726194839p:plain

アダム・J・ドヴィル(Adam J. DeVille)。聖フランチェスコ大学神学部准教授。主著:『Orthodoxy and the Roman Papacy: Ut Unum Sint and the Prospects of East-West Unity』(2016年)、『Everything Hidden Shall Be Revealed: Ridding the Church of Abuses of Sex and Power*1』(2019年)等。

 

目次

  • 西方における教皇権の過度集中化について
  • 教皇グレゴリウス7世
  • 第一バチカン公会議とフランス革命
  • 第一バチカン公会議をどのように解釈するか
  • 教皇ピウス9世と「無原罪懐胎説」ーーその時代背景
  • ジョン・ヘンリー・ニューマン
  • 東方における教権の過度集中化について

*1: 

続きを読む

ヘシュカスム論争に対するジョン・メイエンドルフの理解(アンドリュー・ラウス、ダラム大学)

f:id:Kinuko:20190725235015p:plain

聖グレゴリオス・パラマス(1296-1359)

 

目次

  • ヘシュカスム論争に対するジョン・メイエンドルフの理解(アンドリュー・ラウス、ダラム大学)
    • 知的プラトン主義、新プラトン主義
    • 異なる禁欲主義理解
    • メイエンドルフのパラマス解釈に対する諸批判
  • 【関連資料】グレゴリオス・パラマスの身体観―東方キリスト教的人間観の研究―(袴田 玲氏)
続きを読む

宗教改革者たちとトマス・アクィナスーーカール・トゥルーマン教授へのインタビュー【改革派内での新しい動き】

f:id:Kinuko:20190723191432p:plain

出典

 

目次

  • トゥルーマン教授の微妙な位置
  • ルターの信仰義認論、「パウロ研究による新しい視点」
  • 聖書の正典問題
  • 「教皇制のプラグマティズム」
  • 宗教改革者たちとトマス・アクィナス

 

続きを読む

迷い子仲間を見つけた。

Related image

迷い子たち

 

目次

  • ロフトン師の遍歴
  • あの方は『J 牧師』ではなく『J 神父』なのです!
  • Nones(ノンズ)
  • non-polemicalに、且つ、相手と向き合ってとことんディスカッションする

 

続きを読む

太陽も星も見えない日に。

f:id:Kinuko:20190721164543p:plain

 

・・第三の型の信仰は、周りの状況、感情、目に見える現象、人々、人間理性の一切が逆のことを言っているようにみえるただ中にあっても尚も、神と神のことばを信じます。

続きを読む