アブラハム、イサク、ヤコブの神、
永遠なる神のロゴスであられる
イエス・キリストの福音が、
時代を超越した不変性、恒久性を映し出す
「いにしへ」であり、かつ、
あらゆる時代に対して、
常に新しい力をもって語り、
救いのための智慧を
人類に与えるのだとしたら、
私たちクリスチャン女性の生からもきっと、
奥ゆかしい「旧さ」と、
いのちに溢れた「新(にい)しさ」がともに、
調和的な奏でと流れのうちに
湧き出ているはず。
福音の旧さ程にどこまでも古風で、静謐。
そして、福音のたえざる新鮮さ程に冒険的で創造的。
故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る、
いにしへと未知なる開拓の
つつましき交差世界ーー。
ああ、いと高き方の隠れ場に住み、
全能者の陰に宿りつつ、
身も心も、救い主イエスに捧げたい。
天にあるものへの憧れと望郷ーー。
聖なる花園に、いつも、
いつまでも宿っていたい。