巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

ヘシュカスム論争に対するジョン・メイエンドルフの理解(アンドリュー・ラウス、ダラム大学)

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聖グレゴリオス・パラマス(1296-1359)

 

目次

  • ヘシュカスム論争に対するジョン・メイエンドルフの理解(アンドリュー・ラウス、ダラム大学)
    • 知的プラトン主義、新プラトン主義
    • 異なる禁欲主義理解
    • メイエンドルフのパラマス解釈に対する諸批判
  • 【関連資料】グレゴリオス・パラマスの身体観―東方キリスト教的人間観の研究―(袴田 玲氏)
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宗教改革者たちとトマス・アクィナスーーカール・トゥルーマン教授へのインタビュー【改革派内での新しい動き】

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出典

 

目次

  • トゥルーマン教授の微妙な位置
  • ルターの信仰義認論、「パウロ研究による新しい視点」
  • 聖書の正典問題
  • 「教皇制のプラグマティズム」
  • 宗教改革者たちとトマス・アクィナス

 

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迷い子仲間を見つけた。

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迷い子たち

 

目次

  • ロフトン師の遍歴
  • あの方は『J 牧師』ではなく『J 神父』なのです!
  • Nones(ノンズ)
  • non-polemicalに、且つ、相手と向き合ってとことんディスカッションする

 

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太陽も星も見えない日に。

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・・第三の型の信仰は、周りの状況、感情、目に見える現象、人々、人間理性の一切が逆のことを言っているようにみえるただ中にあっても尚も、神と神のことばを信じます。

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ポール・L・ガヴリリュク著「ハルナックの『ヘレニズム化されたキリスト教』か、それともフロロフスキーの『聖なるヘレニズム』か?」レビュー

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目次

  • 著者ポール・L・ガヴリリュク氏について
  • 二つの対極的見解
  • ハルナックの「ヘレニズム化/堕落」説に対する批評
  • フロロフスキーの「キリスト教ヘレニズム」に対する批評
  • おわりに

 

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トマス・アクィナスの解釈学とプラトン主義的伝統(by ピーター・クリーフト 、ボストン大学)

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出典

 

目次

  • 「聖書」と「自然」ーー二つの書
  • 「聖書および自然は、signで溢れている」
  • 脱構築主義との対照
  • アナロギア(類比)
  • 創造(Creation)
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