巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

Addressing Assumptions About Headcovering: A Response to Katherine Kelaidis (by Jessica Roldan)

(The veil pictured above is from Robin Nest Lane)

 

目次

  • Prologue (はじめに)
  • IS HEADCOVERING ABOUT MODESTY?(被り物というのは「慎み深さ」に関するもの?)
  • IS HEADCOVERING RELATED TO A STRUGGLE FOR WOMEN’S RIGHTS?(被り物というのは「女性のための権利闘争」に関するもの?)
  • IS HEADCOVERING ABOUT BEING EXOTIC?(被り物をする人は異国情緒に酔っている?!)

 

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正教会ワールドで現在進行中の「ベール論争」についてーー個人的所感

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出典

目次

  • ケライディス女史、口火を切る
  • 新歴史主義的フェミニズム
  • ギリシャ人正教徒が感じる白人改宗者たちへの違和感
  • 「抑圧の象徴」としてのベール
  • 例外その1ーーレザー・シャー・パフラヴィーのベール禁止令(1936年)
  • 例外その2ーー反政府(武装)組織モジャヘディーンのイスラム・フェミニスト女性戦士たち
  • 社会分析モデルでは計り切れない
  • 「神」抜きのベール論
  • ローレンス・ファーレー長司祭のレビューに関して
  • 正説がオプショナルなものになる時
  • 参考文献

 

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トマス・アクィナスとトリエント公会議(by ブライアン・クロス、マウント・マースィー大学)

トリエント公会議(Concilium Tridentinum)は教皇パウルス3世 によって1545年3月15日にトリエント(現在のイタリア領トレント )で召集され、1563年12月4日にピウス4世のもとで第25総会を最後に終了したカトリック教会の公会議。(出典

 

目次

  • トリエント公会議理解の大切さ(by ブライアン・クロス)
  • The Council of Trent  Session V (トレント公会議、第5セッション全文)
    • CONCERNING ORIGINAL SIN(原罪について)
    • ON REFORMATION(宗教改革について)
      • CHAPTER I.
      • CHAPTER II.
  • The Council of Trent  Session VI (トレント公会議、第6セッション全文)
    • ON JUSTIFICATION(義認について)
      • CHAPTER I.
      • CHAPTER II.
      • CHAPTER III.
      • CHAPTER IV.
      • CHAPTER V.
      • CHAPTER VI.
      • CHAPTER VII.
      • CHAPTER VIII.
      • CHAPTER IX.
      • CHAPTER X.
      • CHAPTER XI.
      • CHAPTER XII.
      • CHAPTER XIII.
      • CHAPTER XIV.
      • CHAPTER XV.
      • CHAPTER XVI.
    • ON JUSTIFICATION(義認について)
    • DECREE ON REFORMATION(宗教改革に関する法令)
      • CHAPTER I.
      • CHAPTER II.
      • CHAPTER III.
      • CHAPTER IV.
      • CHAPTER V.

 

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兵士は何に対し闘うのか?(by ディートリッヒ・フォン・ヒルデブラント)

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「キリストの兵士は罪および誤謬に対し闘わねばならない責務を負っている。反キリストに対する彼の戦いは、キリストに対する彼の愛、そして魂の救いに対する情熱により突き動かされている。

彼は道を踏み外してしまっている人々の救いのためにこの戦いを闘う。彼の姿勢はまことの愛のそれである。

しかし、いかにしても避けることのできないこの戦いから逃げ、道を踏み外してしまっている人々の誤りを曖昧にぼかそうとし、神に対する彼らの反逆を大目に見た上で彼らを融和的に取り扱うような者は、根本的に言って、彼自身、エゴイズムおよび独善の犠牲者である。」

 

ディートリッヒ・フォン・ヒルデブラント(Dietrich von Hildebrand; 1889 -1977)

正統性(正説)がオプショナルなものとなる時(by フランシス・J. ベックウィズ、ベイラー大学)

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フランシス・J・ベックウィズ(元福音主義神学会会長、現ベイラー大学宗教学教授)testimony

 

Francis J. Beckwith, Neuhaus’ Law and Beckwith’s Law(拙訳)

 

キリスト教誌 First Things の創刊者である故リチャード・ノイハウスが次のような金言を遺しています。

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振り返り

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コマドリの巣(出典

 

「福音が私たちになにかを教えるのだとしたら、まさに(あなたが被っている)その災難ーーそこにおいて恵みが起っている、ということではないかと思う。」

Jason Stellman, Misfit Faith: Confessions of a Drunk Ex-Pastor

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兵士は何ゆえに闘うのか?(by G・K・チェスタトン)

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激流(出典

 

「あらゆる保守主義は、『物事をそのまま安置しておくならば、それは手つかずの状態でそこにとどまる』という思想を基盤にしている。しかし、実際にはそうではない。

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