巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

啓示論ーー聖書解釈の諸前提(by 水草修治師)

日本同盟基督教団 苫小牧福音教会 水草修治師(出典

目次

    • 解釈者の世界観が聖書観と聖書解釈を規定する
      • (1)理神論者の聖書解釈。
      • (2)有神論的世界観をもつ者の聖書解釈
    • 照明(啓明 illuminatio)
    • 聖書の神言性と人言性
    • 啓示の中心キリスト

 

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なぜ「組織」神学は、現代人の間で、嫌忌されるようになっていったのか?ーーその思想的背景について(by アンソニー・C・ティーセルトン他)

目次

  • なぜ「組織」神学は、現代人の間で、嫌忌されるようになっていったのか?ーーその思想的背景について(by アンソニー・C・ティーセルトン)
  • 〔補足資料〕神学の必要性(by ミラード・エリクソン) 
    • 序. 神学は本当に必要なのだろうか?
    • 理由1.信仰者と神との関係においては、正しい教理的信条が不可欠であるから
    • 理由2.真理と経験は相互に関係するものであるから
    • 理由3.キリスト教信仰を脅かす、さまざまな批判が溢れているから

 

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空の鳥と同じように

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空の鳥と同じように、小さき彼もまた、種まきせず、刈り入れせず、倉に納めることをしない。彼はそうするすべを知らない。「けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。」

 

主が泉を谷に送り、山々の間を流れさせ、今日も彼の飲み水を備えていてくださっている。「あなたはそれらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。彼らはみな、あなたを待ち望んでいます。」

 

彼の生も小ささも、すっぽりと御手の中に包まれている。

だからまっすぐに前を向こうと思う。信頼して前を向き続けようと思う。

 

マタイ6:26、詩篇104:10-11、24、27、ピリピ3:13

予型論について(『ベイカー福音主義神学事典』他)

目次

  • 予型論について(『ベイカー福音主義神学事典』)
    • 予型/予型論について(Type, Typology)
    • 解釈的重要性
    • 現在の論争
    • 〔参考文献〕
  • 予型論について(『ティーセルトンのキリスト教神学事典』)
  • 〔比較研究のための資料〕オリゲネスのローマ書解釈ーオリゲネスの寓喩的解釈との関係をめぐって(伊藤明生師、東京基督教大学)
    • オリゲネスとアレクサンドリア学派  
    • オリゲネスの寓喩的解釈(1)『諸原理について』聖書の「体」と「魂」と「霊」
    • オリゲネスの寓喩的解釈(2)聖書の「魂」と「霊」の具体例  
    • オリゲネスのローマ書解釈(1)はじめに  
    • オリゲネスのローマ書解釈(2)ユダヤ人と異邦人を仲裁するパウロ  
    • オリゲネスのローマ書解釈(3)異端を意識して  
    • オリゲネスのローマ書解釈(4)オリゲネスの信仰義認論  
    • 結論:寓喩的解釈の意義  
    • [参考文献]

 

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昼も夜も主のおしえを黙想することについて(詩篇1:2)byトーマス・ワトソン

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詩篇1篇2節

まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ(*思い巡らす)。〔新改訳〕

כִּ֤י אִ֥ם בְּתֹורַ֥ת יְהוָ֗ה חֶ֫פְצֹ֥ו וּֽבְתֹורָתֹ֥ו יֶהְגֶּ֗ה יֹומָ֥ם וָלָֽיְלָה׃

ἀλλ’ ἢ ἐν τῷ νόμῳ κυρίου τὸ θέλημα αὐτοῦ καὶ ἐν τῷ νόμῳ αὐτοῦ μελετήσει ἡμέρας καὶ νυκτός. [LXX] 

But his delight is in the law of the LORD; and in his law doth he meditate day and night.〔欽定訳〕

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主よ、無知から来る「大胆さ」を人はどうすればいいのでしょうか?【自己反省と嘆きと祈り】

David's Punishment, by Julius Schnoor von Carolsfeld

  • 反省文
  • 嘆願の祈り
  • ピューリタンの祈り
  • 詩篇88篇 悲しみの吐露と歌

 

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