巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

「あなたに向かって、私は手を差し伸べ、私のたましいは、かわききった地のように、あなたを慕います。」ーー詩篇143:6-8の祈りを歌う。

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「詩篇歌(『スコットランド詩篇歌1650年版』)を少なくとも一年に一回は、通読するか、もしくは歌うべきです。この詩篇歌はヘブライ語からの実に見事な翻訳であり、多くの場合、通常の散文体の詩篇よりもむしろ正確さにおいて優っているほどです。」

ロバート・マクシェーン(from Directions for M'Cheyne's daily Bible reading calender 第4項, St Peters, Dunbeeにて, 1842年12月30日)

 

詩篇143(ii):6-8

(歌詞:Scottish Metrical Psalter 1650、2nd version、旋律:Heber)

詩篇143篇:6-8節 

6  Lo, I do stretch my hands To thee, my help alone;

    For thou well understands All my complaint and moan:

    My thirsting soul desires, And longeth after thee,

    As thirsty ground requires With rain refreshed to be.

あなたに向かって、私は手を差し伸べ、私のたましいは、かわききった地のように、あなたを慕います。

 

 7  Lord, let my pray'r prevail, To answer it make speed;

    For, lo, my sp'rit doth fail: Hide not thy face in need;

    Lest I be like to those That do in darkness sit,

    Or him that downward goes Into the dreadful pit.

主よ。早く私に答えてください。私の霊は滅びてしまいます。どうか、御顔を私に隠さないでください。私が穴に下る者と等しくならないため。

 

 8  Because I trust in thee, O Lord, cause me to hear

    Thy loving-kindness free, When morning doth appear:

    Cause me to know the way Wherein my path should be;

    For why, my soul on high I do lift up to thee.

朝にあなたの恵みを聞かせてください。私はあなたに信頼していますから。私に行くべき道を知らせてください。私のたましいはあなたを仰いでいますから。

 

祈り

主よ。私は貧しく、裸であなたのみ前に立ち、恵みを呼び求め、あわれみを乞い願います。あなたの飢えたこじきを養い、私の冷たい心をあなたの愛の火で燃やし、私の見えない目をあなたのご臨在の輝きで照らしてください。

 

どうかすべてこの世のものを、私にとってにがいものに変わらせ、すべての苦しく不利なことを、忍耐を強めるものとし、すべての低い造られたものを軽んじて忘れるべきものとしてください。

 

私を追いやって地をさまようことなく(創4:12、14)、心をあげて天にいますあなたに向かわせてください。あなただけがこれから先いつまでも私に甘美なものとしてください。あなたのみが、私の食べ物また飲み物であり、私の愛また喜びであり、私の楽しみまたすべての善であるからです。

 

あなたのご臨在によって、私を全く燃やし、焼きつくし変えてください。そうすれば内にあなたと結ぶ恵みと、燃えるばかりの愛のとかす力によって、あなたと一つ霊になるでしょう(1コリ6:17)。イエス・キリストの御名によって。アーメン。

(『キリストにならいて』より)