巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

‟純粋なるニヒリスト”なるものは存在しない。ーー荒涼としたウッディ・アレンの展望について(by ロバート・バロン神父)


ウッディ・アレン(Woody Allen,1935-)*1

 

目次

  • 「われわれは、神なき、目的なき世界に生きている。」
  • 「緩衝材で覆われた自我」と「多孔質の自我」
  • モラリティー
  • ウッディ・アレンの拒絶

 

*1:ウッディ・アレン:アメリカ合衆国の映画監督、俳優、脚本家、小説家、クラリネット奏者。アカデミー賞に史上最多の24回ノミネートされ、監督賞を1度、脚本賞を3度受賞。今年に入り、養女に対する性的虐待疑惑が大きく取りざたされている。(参照

続きを読む

教団教派を「選ぶ」ことについて

Related image

出典

 

目次

  • 選びか導きか
  • 留学中の思い出
  • セクト主義/教派主義
  • パラドックス
  • それではどこの教団教派を選べばいいのだろう?
  • 神によって立てられた権威に信頼することによって得られる助け
  • おわりに

 

続きを読む

「地上楽園のユートピア」という虚像ーー進歩の理論と歴史の終末(ニコライ・ベルジャーエフ著『歴史の意味』より)

Related image

Soviet poster from 1920. Photograph: Wayland Rudd Archive/Yevgeniy Fiks/Flint(出典

 

目次

  • 進歩の理論
  • 地上楽園のユートピア

小見出しはブログ管理人の作成によるものです。

続きを読む

神へのあこがれ(A・W・トーザーの信仰詩およびエッセー集)

11291.jpg

出典

 

目次

  • 信仰詩集
    • わが魂は汝を仰がんと切望し、ちりの中から汝に向かって叫んでいます
    • 主よ、汝の御声に耳を傾けることを教えてください
    • 神を切に慕い求めて
    • 主よ、私たちのジレンマはなんと大きいことでしょう!
  • エッセー集
    • 『神へのあこがれ(The Pursuit of God)』第1章 神を切に追い求めて
    • 『神へのあこがれ(The Pursuit Of God)』第6章 語りかける神の声
    • 『聖なる方を知る知識』第2章 知り尽くしえない神
    • 『聖なる方を知る知識』第22章 神の主権について

 

続きを読む

闇のあるところに光をーー中東地域で苦しむすべての人々のための祈り

f:id:Kinuko:20180815023823p:plain

天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。マタイ6:9-10

光はやみの中に輝いている。ヨハネ1:5a

続きを読む

教会的理神論(ecclesial deism)を乗り越える道(by ブライアン・クロス、マウント・マースィー大学)+訳者の所感

Image result for doctors of the church

西方の四大教会博士(出典

 

目次

  • はじめに
  • 教会的信仰(Ecclesial Faith)
    • 「教会論に関し、アクィナスは理神論者ではなかった、、」
    • 教父たちの諸見解に信頼が置けなかった理由
    • キリストを信頼するとはどういうことだろう? 
    • 教会観の見直し
    • 信仰理解に関する二つの道
    • 「疑念の解釈学」としての教会的理神論
    • 二つの誤り
  • 訳者所感--このもやもやをどうしよう?

 

続きを読む

ロック音楽とキリスト教礼拝ーーカトリック、プロテスタントそれぞれの視点

Image result for Onnuri church worship

主日礼拝(出典

 

目次

  • プロテスタントの視点
    • ①デイビッド・クラウド牧師の証し「ロック音楽が私の人生に及ぼした影響」
      • ベトナム戦争、ヒッピー、ドラッグ
      • ニューエイジへの傾倒、そして神のしもべロン兄との出会い
      • 回心
    • ②ダン・ルカリニ師の証し「私が米国CCM運動から身を退いた理由」
    • ③マイロン・ホースト師「世俗の音楽性とはっきり一線を画した賛美を求めて」
    • ④力と清さ Mission Timothéeの賛美の霊性(by Sanae姉)
  • カトリックの視点
    • ①「御ミサにおけるロック不要論」
    • ②バンド編成における問題点
    • ③危険度の高いワーシップ・ソング
    • ④御ミサをワーシップ礼拝にしたいのかな?
続きを読む