巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

プロテスタンティズム

宗教改革者たちの叫び(6)-ジョン・ノックス(16世紀、スコットランド)

神が自分に与えてくださった持ち場を私は守る。おそらく、 神の恵みにより、主は私を再び燃え立たせてくださるだろう。 しかし、主が私を燃え立たせてくださろうと、そうでなかろうと、主の恵みと御力により、私は、自分の持ち場を死守する。 ジョン・ノック…

宗教改革者たちの叫び(5)ーフェリクス・マンツ(16世紀、スイス)

(溺死させられる直前に) 「〔幼児洗礼ではなく〕我々が教え、実践してきたこのバプテスマこそ、イエス・キリストおよび聖書の教える洗礼であることを、今日、私は、自分の死をもって証しする。」 フェリクス・マンツ(Felix Mantz,1498-1527、殉…

宗教改革者たちの叫び(4)ーヤン・フス

真理を求め、 真理に聞き、 真理を教え、 真理を愛し、 真理の内にとどまり、 真理を擁護しなさい。 ―死に至るまで。 ヤン・フス(1369-1415、殉教者)

宗教改革者たちの叫び(3)ーヤン・フス(15世紀、ボヘミヤ)

(処刑前に) ああ、わが貧しき肉塊を死に引きずってゆけ。 私は、全能の神とわが主イエス・キリストに信頼す。 この方は、私を贖い、 召してくださった。 ーそう、この息が絶える最後の瞬間まで 主の福音を宣べ伝えるべく。 ヤン・フス(1372-1415…

宗教改革者たちの叫び(2)-マルティン・ルター

私は聖書からの証明、あるいは明瞭かつ明白な理由や議論によって、確信させられない限り、何も取り消すことはできないし、取り消そうとも思わない。 なぜなら、良心に背いて為すことは、安全でなく賢明でもないからだ。我、ここに立つ。私はこうするより他な…

宗教改革者たちの叫び(1)ージャン・カルヴァン

忠犬は、主人が何者かに攻撃されたら、吠える。 もし、神の真理が攻撃にさらされているのを見ながら、 尚も自分が沈黙を保ち続けているのだとするなら、 私は臆病者である。 ―ジャン・カルヴァン(1509-1564)