巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

2016-12-20から1日間の記事一覧

教会内での分裂を避けるためにも、ジェンダー問題には「あまり目くじらを立てない。」-そういう方向でいった方が良いのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

John Piper and Wayne Grudem, 50 Crucial Questions About Manhood and Womanhood | Desiring God, 2016 (前の記事からのつづきです。) Q. 、、それと同様、現在、教会内での男性・女性の役割をめぐって、キリスト教界に甚大な意見の不一致があります。で…

宗教改革者たちの叫び(2)-マルティン・ルター

私は聖書からの証明、あるいは明瞭かつ明白な理由や議論によって、確信させられない限り、何も取り消すことはできないし、取り消そうとも思わない。 なぜなら、良心に背いて為すことは、安全でなく賢明でもないからだ。我、ここに立つ。私はこうするより他な…

現在、教会でホットな議論をかもしだしているジェンダー関連の聖句などはなるだけ「そっとしておく。」-それが目下、賢明な策だと思うのですが、どうでしょうか。

John Piper and Wayne Grudem, 50 Crucial Questions About Manhood and Womanhood | Desiring God, 2016 Q. ある一群の聖句が、かなりホットな議論をかもしだしているのなら、そういった聖句が「聖書的男性像・女性像」に対する自分たちの見方にあまり深刻…

ケファレー(かしら, head)をめぐるジェンダー論争ー福音主義フェミニズムに対する応答①:1985年以降に出された諸論文〔英文〕

今日、単に「アカデミックな推論に過ぎない」とみなされているものが、明日には、諸国の軍隊を動かし、帝国を投げ倒すようになるのである。 ージョン・G・メイチェン(1881-1937) Wayne Grudem, "The Meaning of Kephale (“Head”, κεφαλη): A Resp…

エペソ5:23「夫は妻のかしらである」という箇所の「かしら」という語は、「源 "source"」という意味だと聞きましたが、それは本当ですか?

John Piper and Wayne Grudem, 50 Crucial Questions About Manhood and Womanhood | Desiring God, 2016 Q. エペソ5:23「夫は妻のかしらである」という箇所の「かしら」という語は、「源(“source”)」という意味だと言っている学者たちがいます。もし…

娘が旅をつづけていると、

娘が旅をつづけていると 人づてに、「旧友の J が M 村に越してきたから そこを訪れるように」と知らせが入った。 そこで娘は足取りかるく、きびすを返し、 M村へつづく路をてくてく歩いて行った。 でも、行けども行けども、村は見えてこない。

なぜ1コリント11章の「被り物(Head covering)」は、ユダヤ人の慣習ではなかったのか。

執筆者:ジェレミー・ガーディナー師(カナダ) 1コリント11章で、使徒パウロは、女性たちが祈りや預言をする際に、被り物(祈りのベール)をかぶるよう命じています。しかしこう言ったときに、まず来る反論というのが、「いいえ、パウロはあくまでその当…