2019-07-13 「アンダーソン型」病理の分析と治癒 知ることについて(認識論 epistemology) 「聖書のみ」の教理について ディスペンセーション主義の問題点 神観・人間観・世界観・歴史観 福音主義 「アンダーソン型」病理を対岸の火事視していいのだろうか? 独立バプテスト教会のスティーブン・アンダーソン牧師の教説をマイケル・ロフトン師が分析しています。 続きを読む
2019-07-12 嗚呼、ビザンティン・カトリック教会! 信じること、生きること、愛すること 三位一体論 教会論 東方の光(Orientale Lumen) ユーカリスト/ エウカリスチア(Eucharist) フィリオクェ問題(Filioque controversy) カトリックと正教――相剋、対決、そして和解への歩み 〔前記事〕からの続きです。 出典 目次 御父のモナルキア ある神学生の苦悶の告白 友に電話し打ち明ける。 おわりに 続きを読む
2019-07-11 ビザンティン・カトリシズムは「包括的」?それとも「トリッキー」?【さあ、フィリオクェ問題に取り掛かろう!】 三位一体論 公会議研究 東方の光(Orientale Lumen) 秘跡(サクラメント) ウーシア、エネルゲイア、ペルソナ(essence, energies, person) フィリオクェ問題(Filioque controversy) ふぅ~、いろいろ大変だね。 目次 はじめに 東方典礼カトリック教会とはどんな教会? Ορθοδοξίαの語用やフィリオクェ問題を通し、ビザンティン・カトリシズムの「微妙さ」を痛感! 困ったなぁ マヌエル・ニン主教の元を訪れる。 正教修道院を訪れる。 続きを読む
2019-07-10 友愛と孤高 信じること、生きること、愛すること カトリックと正教――相剋、対決、そして和解への歩み 出典 昨晩、仲の良い友人からメッセージが入りました。彼女は今、数週間にわたって、ある修道院でのリトリートに参加しており、数年間の探求と祈りの末、「私、ついにローマ・カトリックに改宗しつつあると思う。それは確実に起こると思う。」という厳かな決断の意をシェアしてくれました。 続きを読む
2019-07-09 革命ーー社会主義『ドストエフスキーの世界観』(by ニコライ・ベルジャーエフ) 国家と宗教 / 政治思想 フェミニズム批評 荒野で叫ぶ預言者たちの声 神観・人間観・世界観・歴史観 終末論の研究(Eschatology) 懐疑のただ中で信じる 出典 ベルジャーエフ著作集第二巻『ドストエフスキーの世界観』(斎藤栄治訳)白水社より一部抜粋 ドストエフスキーは、天才的な透視的眼光をもって、きたるべきロシア革命の、おそらくはまた世界革命の理念的基礎と性格とを悟った。彼は、言葉の最も真実の意味におけるロシア革命の告知者、予言者である。 続きを読む
2019-07-06 脱藩浪女(dappan wanderer) 信じること、生きること、愛すること 教会論 杜若(かきつばた)の花が一面に咲いている。 ーー葛飾北斎、三河の八ツ橋の古図(出典) 現在の自分の信仰的立ち位置をどのように言い表せばよいのだろうと考えていて、ふいに「脱藩浪人」ならぬ「脱藩浪女(dappan wanderer)」という言葉を思いつき、心なしかホッとした気持ちになりました。 続きを読む
2019-07-05 ジョージ・オーウェルと『1984年』ーーいかにして自由は死に絶えていくのか 国家と宗教 / 政治思想 フェミニズム批評 《刑務所の中庭(囚人の運動:ドレを模して)》。画家のフィンセント・ファン・ゴッホ によって制作された作品。制作年は1890年から1890年。出典 目次 ジョージ・オーウェルのディストピア小説『1984年』 集産主義(collectivism) 民主社会主義(democratic socialism) 少数独裁制集産主義(oligarchical collectivism) 快楽主義(hedonism) 続きを読む