Fr. Matthew Baker (♰2015) on Reading Orthodox Material (拙訳)
現代神学者の中で一番無難なのはやはり、ゲオルギイ・フロロフスキイ(1893-1979)でしょう。正教界内に存在するあらゆるスペクトルにあって今日に至るまで、彼はどの陣営からも一目置かれ、尊敬されています。アトス山修道院群のある人々は彼のことを「教父(師父)」と呼んでおり、サハロフの聖ソフロニイ長老はかつて、自分の書いた草稿をフロロフスキイの元に送り、彼に判断を求めました。「教父たちの王道にとどまり続けるために、私はあなたを必要としているのです。」聖ソフロニイはフロロフスキイに言いました。