巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

ソリ・デオ・グロリア(「ただ神にのみ栄光」)に関する省察(by ジョナサン・ディーン)

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Jonathan Deane, A Salient Moment – Reflection on Soli Deo Gloria, 2009(拙訳)

 

ジョナサン・ディーン。カリフォルニアのカルバリー・チャペルでイエス・キリストを信じる。その後、ディスペンセーション主義神学に対する疑問が生じ、カルバリー・チャペルを離れ、OPC(Orthodox Presbyterian Church)に、そして数年後、同じ長老派内の別の教団PCA(Presbyterian Church in America)に移る。さらにその後、探求を続けていく中でカトリック教会へと導かれる。分子生物学で博士号。遺伝子学の研究所Genomics Institute of the Novartis Research Foundationの研究員。Podcast Episode 1 - Dr. Jonathan Deane's Conversion Story

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それでもやはり、第二ヴァチカン公会議後のカトリックの方向性に非常に不安を感じる。

Big Red Nose Clown Mass(出典

 

カトリック汎進化論の心 - ✟ キリストの心とキリスト教 ✟ The Mind of Christ and of Christianity ✟

 

上記のような堅実なカトリックの方々による内部批判は何を意味しているのでしょうか。どんなに肯定的/好意的に捉えようとしても、現代カトリックの方向性に不安を覚えざるを得ません。正教修道士の、「第二ヴァチカン公会議のことをよくよく熟考するように」との警告のことばがいよいよ真実味を帯び私の心に迫ってきます。

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遺物、聖人、そしてマリアの被昇天について(by デイビッド・アンダーズ)

“The Assumption of the Most Holy Mother of God”(Pietro Cavallini作)

 

目次

  • 遺物、聖人、マリア崇敬に対するマイナス感情
  • 最初のパンチ
  • 一筋縄ではいかない
  • 聖人や遺物は実は聖書的だということに気づく
  • なぜユダヤ人たちはこのような事を信じ実践していたのだろう?
    • ①ツァディキーム
    • ②ゼクート・アヴォット
  • キリストのうちにあるということ
  • マリアと被昇天
  • おわりに
  • 翻訳ミニ後記

 

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エフェソス公会議(431)及びカルケドン公会議(451)について(by ブライアン・クロス、マウント・マースィー大学)

431年に開催されたエフェソス公会議(出典

 

目次

  • 全地公会議に対するプロテスタントとカトリックそれぞれの捉え方
  • エフェソス公会議
  • 告白者マクシモス

 

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「神の母」(=セオトコス)という聖母マリアの称号に関する考古学的発見と、個人的苦悩の告白

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目次

  • 「神の母」と私の苦悩
  • 【補足資料】
    • 「スブ・トゥウム」を記した最古の資料
  • 参考文献

 

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私が目ざめるときーーハリエット・B・ストウの信仰詩

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私が目ざめるとき、私はなおも、あなたとともにいます。詩篇139:18b
When I awake, I am still with Thee

 

赤紫色に染まりし暁の空。

小鳥たちが目を覚まし 

暗闇が消え去るとき

なおも私は、あなたと共にいます。

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カルヴァンやツヴィングリやウェスレーは聖母マリアのことをどのように考えていたのだろう?

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目次

  • ジャン・カルヴァン
  • フルドリッヒ・ツヴィングリ
  • トマス・クランマー
  • ハインリヒ・ブリンガー
  • ジョン・ウェスレー
  • 参考資料

 

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