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巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

キリストの愛の力(イサク・ワッツの信仰詩)

詩・祈り・エッセー

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雅歌8:5-7、13、14

 

荒野から上って来る、

このひと――この苦悶のひとはだれでしょう?

悲しみと罪に押しつぶされ、

愛する主の胸に寄りかかっているひとは。

 

そうです。彼女はわれらが神、キリストの血潮によって

買い取られた花嫁です。

そして彼女の求め、嘆き――、

それは、すべての聖徒の声なのです。

 

「おお私の名を、封印のように汝の心臓の上に、

御手に刻んでください。

封印のように私を汝の御腕につけ、

その愛の印をとこしえまで刻み込んでください。」

 

「愛は死のように強く、

憤怒の洪水もけっしてそれを押し流すことはできません。

こうして神々しいこの炎を消さんとする

地と地獄の試みはむなしく敗れるのです。」

 

「しかし私は自分の心を油断なく見張っています。

万が一にも、そして一度たりとも、汝から心が離れてしまわないように!

おお主よ、どうかわが胸の上に麗しい御名の刻印を

深く深く刻み込んでください。」

 

「天上の家――もはや恐れも懐疑もけっして襲ってこない汝の家に

私を運んでくださるその日まで、

地上にあって、どうか汝の御顔を仰がせ、

わが祈りに耳を傾けてください。」

 

「わが愛する方よ。急いでいらしてください。

遅れないでください。

香料の山々の上のかもしかや、

若い鹿のようになってください。」

 

Isaac Watts, The strength of Christ's love(和訳)