巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

忠実な聖公会信者の方々から受けた恵み【感謝のレター】

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まずは個人的なお話から始めます。私は20年近いプロテスタント信仰生活を経、2018年中盤に一介の旅びととなり、ローマ・カトリック教会、ビザンティン東方典礼カトリック教会、東方正教会それぞれのコミュニオンで教義研究をし、求道し、多くの方々にお世話になりました。

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避難すべきか、とどまるべきか?—今後の行き先を模索する聖公会指導者たちの精神の軌跡

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Brisbane Anglican diocese welcoming more women than men to the priesthood - ABC News (Australian Broadcasting Corporation)

 

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Bishop Robertson married at cathedral |The Diocese of Toronto

 

「どの世代にあっても、キリスト教はそれをとりまく文化を転向させるか、あるいはその文化によって転向させられるかのどちらかでなければならない。」ギャヴィン・アシェンデン元聖公会主教

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神秘のバラ(聖ジョン・ヘンリー・ニューマン)

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Newman, John Henry, "Rosa Mystica". Meditations and Devotions, 1893. (抄訳)

 

マリア様は霊的世界の中にあってまことに類まれなき美を宿した花です。このように荒れ果て荒廃した地から、聖さと栄光をたたえた花々が生み出されてくるのは神のご恩寵の御力ゆえに他なりません。そしてマリア様はそれら全ての女王です。

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日々死にゆくように生を生くるなら、我々は罪を犯そうとはしないだろう。—聖大アントニウス(3世紀)

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出典

 

Μέγας Αντώνιος, Ευεργετινός Α΄, σελ. 58(拙訳)

 

 「日々死にゆくように生を生くるなら、我々は罪を犯そうとはしないだろう。毎朝、目を覚ましたら、その日の夕はないだろうと思いなさい。そして夜、床に就く際にはもはや目を覚ますことはないだろうと思いなさい。

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福音主義クリスチャンと聖母マリア(Θεοτόκος)(by ロバート・アラカキ)【後篇】

 【前篇】からの続きです。

 出典

 

目次

  • マリアの処女性——聖書的立証
  • マリアの永続的処女性—神学的角度
  • 祈りのパートナーとしてのマリア
  • プロテスタンティズムの心の傷跡(Protestantism’s Emotional Scars)
  • 正教の方へ漕ぎ出す
  • 「聖書のみ(Sola Scriptura)」 vs. 「聖伝(Holy Tradition)」
  • 共に私たちは救われ、一人では滅びる(Together We are Saved, Alone We are Lost )
  • 文献(Bibliography)
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福音主義クリスチャンと聖母マリア(Θεοτόκος)(by ロバート・アラカキ)【前篇】

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出典

 

目次

  • 福音主義クリスチャンにとっての最大のハードル
  • 聖書の中のマリア
  • マリア——全ての福音主義者にとっての母
  • 典礼の中におけるマリア
  • 全地公会議(The Ecumenical Councils)
  • マリアとイコン
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