巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

苦しみの中にある喜び(by ジョン・マクダフ)

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苦しみや失望という濃い夜露があなたの周り一面に広がっているのかもしれません。あるいは嵐のような悲しみにひどく打ち付けられ、逆境という荒風があなたに容赦なく吹きすさんでいるかもしれません。

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「あなたの道を主にまかせ、思いわずらいを主にゆだねてごらんなさい。」ーー苦難の人パウル・ゲルハルトの信仰詩

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出典

 

苦難と喪失つづきの生涯を送った17世紀ドイツの信仰者パウル・ゲルハルト。苦しみの最中にあって彼が書き残した数々の信仰詩には、生ける神の子イエス・キリストに対する揺るぎない信頼と祈りが込められています。

 

あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。(詩篇37:5)

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条件性という風鈴

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風鈴(出典

 

頑丈だと思っていた要塞やダムがーー神学的ダムがーー過去のある時点で崩れはじめた。内部崩壊。あっけないほど悲しいほど簡単にいろいろなものが流されていく。かつて何を基にあれほどの自信と「確信」を持てていたのだろう。

 

ああ、無知よりくる自らの高慢の醜さ、愚かしさ、狭さ、欺瞞さに圧倒され、顔を上げることもできない。自己十全性と認識における極端なオプティミズム。そぼくなる過信。しかしそれらは幻影であった。

 

人の条件性は「十字架」によって ‟克服されるべき” なにものかではなく、それはむしろ、人一個の貧しさが認識/自覚されることによって人が神の民の共同体にrelateし、依拠している事実をやさしく告げ知らせる鈴音なのではないだろうか。

賛美フラ、宣教と文脈化、現代語訳、キリストと文化ーー東方正教会教師との対話を通して学んだこと

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主よ。あなたの耳を傾けて私に答えてください。私は悩み、そして貧しいのです。詩篇86:1

 

目次

  • 揺らぐ確信と悩み
  • ゴスペルフラに対する正教の視点
  • 宣教と文脈化(contextualization)ーー二つの極端を避ける
  • 教区生活における文脈化
  • 国家と‟国教”と国語
  • おわりにーー主は時に適って助け人を送ってくださる

 

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子どもの目から見たヘブル的ルーツ運動(HRM):脱会者家庭の子、ジェッセ君の証し

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出典

 

目次

  • はじめに
  • 証し
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なぜホームスクーリングの親や教育関係者たちがヘブル的ルーツ運動(HRM)に巻き込まれているのか?ーーHRMの説伏プロセスを解析する。

教育と子ども(出典

 

目次

  • 訳者はしがき
  • ホームスクーリングーーヘブル的ルーツ運動の恰好のターゲット?!
  • ほんのわずかのパン種が、粉のかたまり全体をふくらませる
  • ホームスクーリング支援団体「ハート・オブ・ウィズダム」の教えについて
  • ニーズを確立
  • ヘレニズム的思考vsヘブライ的思考
  • HRMの教会観
  • ニーズの満たし
  • 解体作業
    • 説伏方法1
    • 説伏方法2
    • 説伏方法3
  • 悔い改めに関する聖書概念の歪曲
  • HRMはいかにして各種反論に答えているのか
    • ヘブライ語イズム(Hebrew-ism)
    • 優越性プラットフォームのからくり
  • 教理の「販売」完了

 

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最も偉大なる事は、人に勝つ事にあらず。(内村鑑三)

まことに彼はわれわれの病を負い、われわれの悲しみをになった。しかるに、われわれは思った。彼は打たれ、神にたたかれ、苦しめられたのだと。しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、われわれの不義のために砕かれたのだ。彼はみずから懲らしめをうけて、われわれに平安を与え、その打たれ傷によって、われわれはいやされたのだ。(イザヤ書53:4-5)

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人生の目的は神を知るにある。(内村鑑三)

イエスは彼に言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。もしあなたがたがわたしを知っていたならば、わたしの父をも知ったであろう。しかし、今は父を知っており、またすでに父を見たのである。」ピリポはイエスに言った。「主よ、わたしたちに父を示してください。そうして下されば、わたしたちは満足します。」(ヨハネ伝14:6-8)

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しかし物事には両面がある。ーー私がヘブル的ルーツ運動(HRM)には反対しつつも、そこで出されている問題提起(の一部)には共感/同情している理由

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出典

 

ヘブル的ルーツ運動(HRM)には多くの深刻な教理的問題がありますが、その中にいる人々の文章を読んでいてしばし感じるのが、「ピュアなもの、汚されていないもの、オリジナルなもの」に対する彼らの切実なる求めの心です。そしてこういった求め自体は、元来良いものであり、神より来るものなのではないかと思います。

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ユスティノスのストア哲学批判(水落健治氏、明治学院大学)【初代教会とギリシア哲学】

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ストア哲学の流れ(出典

 

目次

  • はじめに
  • ユスティノスとは誰か?
  • 『ユダヤ人トリュフォンとの対話』1.4
  • 批判の対象ーー三種類の区分
    • ①セネカの主張
    • ②ストア派の主張
    • ③中期プラトン派の主張
  • ユスティノスの批判
  • 古ストア派、中期ストア派、新ストア派

 

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