イザヤ33:17
あなたの目は、麗しい王を見、遠く広がった国を見る。
栄光に満ち、厳かなるこの時、
我ら、ついにここに立つ。
後方にたたずむ茫漠とした砂漠。
そして前方には、国がひろがっている!
暗き谷、倦疲とした原野、
険しい山道を越えてきた。
ーーもう二度とそれは繰り返されない。
今や祝福に満ち、光沢にかがやく麗しい国が、
ーーずっと心の拠り所であったその国が、
目の前にひろがっている。
むき出しの砂漠を放浪している間もずっと
私たちの心はそこにあった。
なぜなら、魂の慕い愛するお方がそこにお住まいであったから。
愛と栄光の衣を身に纏われ、
主が黄金色に輝くかの岸に立っておられる。
旅を全うした者たちを迎え入れるために。
今ついにわれらの眼は主を見つめ、
主の足元に伏拝している。
かつて二人、三人で主を崇めていた。
今やすべての聖徒が一同に集められている。
あゝ、あらゆる時代の聖徒たちが一つにされ、
全き讃歌の中で
敬拝を捧げているのだ!
G.W., The Border of His Sanctuary(抄訳)
グルジアの修道士の祈りと歌