巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第6章 主のくびき

ΣΤ'

1.ρα, μὴ τίς σε πλανήσῃ ἀπὸ ταύτης τῆς ὁδοῦ τῆς διδαχῆς, ἐπεὶ παρεκτὸς Θεοῦ σε διδάσκει.

誰も、この教えの道からはずれた方向へとあなたを欺き導いていくことのないように気をつけなさい。なぜなら、こういった教えを説く者は、神より離れた者であるからだ。

 


2. Εἰ μὲν γὰρ δύνασαι βαστάσαι ὅλον τὸν ζυγὸν τοῦ Κυρίου, τέλειος ἔσῃ (Ματθ. 11,29-30
εἰ δ’ οὐ δύνασαι, ὃ δύνῃ, τοῦτο ποίει.

もしあなたが主のくびきをことごとく背負うことができるなら、あなたは完全な者となるだろう。しかし、もしそうすることが難しいのなら、自分のできる範囲でそれを実行しなさい。

 


3. Περὶ δὲ τῆς βρώσεως, ὃ δύνασαι βάστασον·
ἀπὸ δὲ τοῦ εἰδωλοθύτου λίαν πρόσεχε·
λατρεία γάρ ἐστι θεῶν νεκρῶν.

肉に関してであるが、これも自分のできる範囲で、主のくびきを負いなさい。しかし、偶像にささげられた肉は、なんとしてでも避けなさい。なぜなら、そういった肉を食べることは、死せる神々への礼拝に他ならないからだ。