巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

愛と憎しみ(イサク・ワッツの信仰詩)

さあ今、わが神のご慈愛、

激しい主の苦悩、最期の呻き、

瀕死の血潮により、

私は、わが魂に命じる。

わが同胞の聖徒を愛せよと。

  

喧騒、怒り、戦いよ、去れ。

嫉妬と悪意よ、永遠に消えよ。

苦々しい言葉が

平和の子であるわれわれ同胞の間で

もはや発せられてはならない。

 

平和に満ちた鳩のごとく、

御霊が喧噪と対立の領域から飛び去っていく。

主はわれらの魂を天的な生活のために刻印してくださった。

それなのにその愛を苦しめ、悲しませてよいだろうか?

 

われらの思いがことごとく、優しさといたわりで満ち、

全生涯をとおし、慈愛とあわれみがわれらの内より流れんことを。

そうする時、神もまた、愛しき御子キリストゆえに、

数えきれないほどのわれらの咎を赦してくださるだろう。

 

 

Isaac Watts, Love and hatred(私訳)

 

ピリピ2:2

私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください。

 

エペソ4:29-32

29悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。

30神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。

31無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。

32お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。