わが神、汝はなんと壮麗なお方でしょう。
その御威光はいかにまばゆく輝いていることでしょう。
紅炎の光の深みのうちにみゆる
汝の贖罪蓋(mercy seat)は、
言語を絶する美しさです!
終焉のない汝の永久の年月、
おお、とこしえの主。
跪拝するたましいが昼となく夜となく
たえず汝を崇め続けています。
汝の御姿はどんなにか神々しく、麗しいことでしょう。
無限なる汝の智慧、御力、
そしておごそかな聖さ!
おお生ける神よ、汝を畏れます。
―もっとも深くして、愛を秘めた畏敬の内に。
そして震える希望と悔悛の涙と共に汝を敬拝します。
そしておお主よ、万能の主である汝を愛します。
なぜなら、汝はわが貧しき心からでさえも、
御身を傾け、愛をお求めになるからです。
イエスの御父、愛の報酬そのものであられるお方。
御座の前に仰臥し、
汝の御顔を恍惚と見つめ続けるその日、
ああ、その日、私たちはどれほどの歓喜に包まれることでしょう!
Frederick W. Faber (1814-1863), My God, How Wonderful Thou Art(私訳)