巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

聖書的女性像(Biblical womanhood)を求めて

男性が男性らしくあれるように――強靭な男らしさのためのスペース造りと女性たちの配慮(by レスリー・ルディー)

目次 男らしすぎるのはアウト? 世俗文化による思想教育 メトロ男性像とは何か? キリストの模範 おわりに

『共通祈禱(Common Prayer)』それとも筋書き通りの政治?(by カール・R・トゥルーマン、ウェストミンスター神学校歴史神学)【米国聖公会とジェンダー包括語問題】

「現時点ですでに人々は、『人間』に関するジェンダー用語を勝手に書き変える大胆不敵さを持っているのですから、今後は『神』に関するジェンダー用語さえも書き変えていくーーそういう大胆不敵さをも近い将来、発揮していくことになるのではないでしょうか…

教会政治とジェンダー論ーー女性教職を認めるべきか?(ウェイン・グルーデム著『組織神学』第47章)後篇【さまざまな反論に対する応答】

困ったなぁ~。どうしよう。 目次 はじめに 反論の実例 ①「ジェンダーではなく賜物によってミニストリーは決定されるべきです。」 ②「神様が女性である私を真実に牧師に召してくださいました。」 ③「新約聖書はしもべとしてのリーダーシップを重んじています…

教会政治とジェンダー論ーー女性教職を認めるべきか?(ウェイン・グルーデム著『組織神学』第47章)前篇

ウェイン・グルーデム(1948~)過去20年間に渡り、イリノイ州にあるトリニティー神学校で教鞭を取った後、現フェニックス神学校教授。ハーバード大(B.A.)、ウェストミンスター神学校(M.Div.)、ケンブリッジ大(Ph.D.)1998-1999年にかけ、Evangel…

イスラーム伝道、女性、ジェンダー論ーー新世代の中東女性たちへの愛の働きかけとキリスト教弁証

出典 目次 楽しい語らい 存在論から三位一体論へ おわりにーー寄り添い、一緒に歩いていく

どんなに世が変わり、諸教会の教えが変わっても。ーー居場所を失いつつあるわが兄弟たちに捧げる詞

出典 どんなに世が変わり、 諸教会の教えが変わっても、 私は、わが兄弟たちと共に 古(いにしえ)のかしら像を見上げ そこにとどまり続けたいと思う。

あなたはあなたの体以上の大切な存在。ーー若い女性のみなさんへ(by アンナ・S)【こころと体と服】

出典 Anna S, My Modest Clothes-My Armour by Beautiful Womanhood.org(全訳) これは私の個人的な証しです。私はシングル・マザーの家庭に生まれました。父親は一度も姿を現したことがなく、もちろん経済的に助けてもくれなかったので、母は残業して家計…

かしらの聖域

アトス山、シモノペトラ修道院、13世紀創設(出典) 目次 アトス山修道院群 ウラノポリにて 男のかしらはキリスト、女のかしらは男、そしてキリストのかしらは神 天的/地上的かしらの聖域 おわりにーー全てはつながっている

クリスチャン女性のつつましやかさについて

慎(つつ)ましやかさというのは、英語ではreservednessと表現されることが多いようです。

Liturgicalな空間が映し出す美しい男女の役割ーー世俗ジェンダー文化への〈対抗文化造形〉としてのキリスト教礼拝

こういった光景は、教会の子どもたちの目にどのように映っているのだろう?(出典) 目次 子どもたちを「造形」する世俗ジェンダー教育と現代教会の迎合 一つの時代の幕切れ

〔ちょっと息抜きに。。〕祈りのベールを始めたいけれどきっかけがつかめない方、いらっしゃい♡

目次 はじめに まずは家の中で始めてみましょう! 美 クリエイティブに楽しく

愛しい主人の帰りを待ちわびつつ一人過ごす時間にーーアン・ブラッドストリートの信仰詩【17世紀ニューイングランド】

アン・ブラッドストリート(1612-1672)。英国の裕福な清教徒家庭に生まれる。サイモン・ブラッドストリート氏と結婚した後、船で新大陸へ。それまでの比較的快適な生活から一転して厳しい荒野での生活が始まる。食糧難や病気、8人の子の子育て、…

随想

私たちが住んでいる地区はあまり治安がよくありません。そのため、私は、日没後、主人の同行なしに一人で外に出ることはほとんどなく、また昼間でも、主人がいない時には、ブザーの音がしても基本的に戸は開けず、インターホンで応対しています。

「混沌」から「より明瞭」な方向へ羊を導いてくれる聖書教師

目次 はじめに 1.立場や前提やリソース元をごまかさず、率直に明かしてくれる教師 2.解釈の「なぜ」に共に取り組んでくれる教師

一人静(ひとりしずか)

出典 一人静 樵夫の道も絶えにけり 谷 迪子 ひとりしずか(一人静;吉野静;まゆはき草)は、低山地や傾斜面の木陰などに咲くセンリョウ科の多年草の花です。上の俳句からは、もはや樵(きこり)の道さえなく、辺り一面しーんと静まり返った森の空気が伝わっ…

小さい道

かしら性の門をくぐったら 思いがけず そこにこじんまりした中庭がありました。

マルクス主義/フェミニズムとキリスト教世界観(by ヴェルン・ポイスレス、ウェストミンスター神学校)

1920年7月、第2回コミンテルン大会(ペトログラードにて) 目次 マルクス主義とフェミニズム 贖罪プログラムに関し、彼らが提示しているもの 偽造化(Counterfeiting) マルクス主義者およびフェミニストの聖書批評 非人格主義的世界観(Impersonalisti…

中東フェミニズムとキリスト教会

ブルカを着用して外を歩くアフガン女性たち(情報源) 目次 はじめに ①セキュラー/イスラムの文脈 ②福音主義の文脈

思ひ出

小学校3年か4年生の頃だったと思います。ある日曜の午後、私は父に「ねぇお父さん、資本主義と共産主義は、どっちがいいのけ?」と訊いてみました。 すると父は「う~ん、そうだねぇ、どっちがいいのか、、、う~ん」としばらく黙りこくっていましたが、や…

真の女性らしさの開花とその喜びーー祈りのベールの証し集〔総集編〕

目次 姉妹たちの証し ① ヴィアン・エリザベス姉妹(ルーテル教会、ノルウェー) ② エリザベス・ワイザー姉妹(インターナショナル教会、イスラエル/米国) ③ アンジェラ・デッカー姉妹(ブラザレン系教会、カナダ) ④ アリソン・チャップマン姉妹(ペンテコ…

神を礼拝することと、妻であることについて

「恭しい(うやうやしい)」という美しい日本語があります。これは元々、礼(うや)を重ねて形容詞化した語であり、「相手を敬い、礼儀正しく丁寧である」という意味を持っています(大辞泉)。

美しいフランスとそこに息づく美しい人々

Head Covering Movementで共に翻訳の働きをしているフランスのカロリーヌが家の近くの写真を撮って送ってくれました。 目の覚めるようなブルーと若緑。彼女は、フランスの片田舎に居を構えているのですが、なんとそこはGPSにも探知されないくらい鄙(ひな)…

「夏は、どんな服を着ればいいかな?」―クリスチャン女性とサマー服と隣人愛

さて、いよいよ夏がやってきますね。スイカがおいしい季節です。夏は暑いです。そして暑い時には、なるだけ薄着をしたいと思うのが人間の自然な情ではないかと思います。

ちょっと息抜きに。。。Modest Jumper Dressの魅力について♡

先日、アメリカのお友だちから手作りのJumper Dressをプレゼントしてもらいました。サイズや型はだいたい下の写真のような感じですが、色はちょっと濃い目のブルー。そして小さなかわいらしい花模様がついています。 Lilies of the Fieldより

女性とミニストリー

In my eyes, women are not flowers of the field, but rather, flowers of a secret garden, meant to be kept and cherished, not ogled by every passer-by; as it says in the Song of Songs: "You are a garden locked up, my sister, my bride; you ar…

祈りのベールーーその深さ、美しさ、そして喜び!

実際に食べてみなければ分からない味というのがあり、 行って見てみなければ分からない絶景というのがあり、 信じてみなければ分からない信仰の至福というのがあるように、 実践してみなければ分からない・・・・ それが祈りのベールであり、奥ゆきあるその…

「マリヤを褒め、マルタをたしなめた時(ルカ10:38-42)、イエスは当時の家父長制文化が女性たちに課していた社会通念を覆し、ひっくり返されたのです」という主張はどうでしょうか。

以下、日本福音同盟 女性委員会のHPリンクより抜粋 「女性の行動範囲は、主に家庭であり、彼女は不貞から守られるべきでした。その結果、女性は会話において啓発するようなものは殆ど持っておらず、公の生活における誘惑に立ち向かう備えが殆どできていない…

「女性」と「ミニストリ―」と「神のことば」と「私」ー包み隠しのない真実の告白

制御され ととのえられた力には 心を落ち着かせるなにかがある 海岸線に打ちよせる波 暖炉のなかで パチパチと燃える薪 これが 柔和さというものだろうか、、 制御され ととのえられたところに存在する力。 自制。御霊の中にある慎み。 この美しさを 私はい…

このブログを開くに至ったいきさつ(証し)

みなさん、こんにちは。まず、このブログを開くに至ったいきさつについてお話させてください。私は福音信仰に立つプロテスタント教会に通う30代の女性で、2014年より「地の果てまで福音を」というブログを書いています。 内容としては信仰詩や祈りの翻…