信仰詩・エッセー
ラトヴィアの大主教リガのイオアンは、1934年10月12日の夜、キシュ湖(Ķīšezers)近郊にある主教館の中でむごたらしい殉教の死を遂げました。暗殺者たちは見つかりませんでしたが、ボルシェビキ政権工作員による犯行であるとの見方が大勢を占めてい…
私が目ざめるとき、私はなおも、あなたとともにいます。詩篇139:18bWhen I awake, I am still with Thee. 赤紫色に染まりし暁の空。 小鳥たちが目を覚まし 暗闇が消え去るとき なおも私は、あなたと共にいます。
出典 3日前に、近所のバングラデシュ人の奥さんのお産があり、病院に付き添いで行っていました。ギリシャでは一般に、経済的に余裕のある人は、サービスの行き届いた私立のクリニックで、そして(私の友人のように)そうでない人々は公立病院で子どもを産み…
出典 昨晩、私は見た。 上からの甘雨と共に 神が世界を洗われるのを。 そして朝が来ると、 神は乾かそうと それを干された。
おお主よ、わが道ではなく汝の道を行かせてください。 それがいかに暗いものであっても! ご自身の御手で私を導き、 わがための道程をお選びください。
φθινόπωρο(秋)
出典 心の底から 私はこのつつましい花を愛している。 どれほど此存在が わが胸に語りかけてくることだろう!
出典 谷のゆりのように白く、清らかで、愛らしく、つましいスミレのようにさまよい歩く足々に踏まれ、 いばらの中のばらのように、からみあう藪(やぶ)にも とげにも心とめず、初々しくほがらか。ひまわりが いつも力強い太陽の方に顔を向けているように、…
出典 鹿が谷川の流れを慕いあえぐように、神よ。私のたましいはあなたを慕いあえぎます。詩篇42:1 おお神よ、汝の光が見たい。 わが神、私の思いは絶えず汝の上にあります。 おお 私を引き上げてください。
出典 イエスはその人に言われた。「きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。しかし、人の子にはまくらする所がない。」マタイ8:20 この方のために荒野は歌わず、 荒涼たる地も喜ばなかった。 バラは砂漠の地に花咲かせず、 砂漠も歓声を上げなかった。…
出典 このあたり目に見ゆるものは皆涼しーー松尾芭蕉 今日、小さな夕立がありました。この地方ではとてもめずらしいことです。窓を開けると、涼やかでしっとしとした空気が細雨の薫りを運んできました。空も木々も建物もみな天の雨に洗い清められ、気持ちよ…
永遠の深処から 音楽が聞こえる。 それは無限へと 直線状に流動し、 それに触れる混沌(chaos) ことごとく消え去らん。
「言葉や行為というのは一時的なものに過ぎない。それらは一度なされるや過去のものとなり、もはやそこにはない。しかし、それらが不滅の魂に及ぼす影響は、おそらく永遠につづいていくだろう。」リチャード・バクスター(1615-1691) 目次 リチャ…
出典 天使のように輝いていた、幼い日々は どんなに幸福なものであったろう。
目次 第一部 神を求めて:欣求(ごんぐ) 第二部 神との出会い 主イエスのたどった小道を慕い求めて 敷物(The Mat) 主人の御手 私は何者でもない
出典 詩篇100篇 【賛歌。感謝のために。】全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。喜び祝い、主に仕え喜び歌って御前に進み出よ。知れ、主こそ神であると。主はわたしたちを造られた。わたしたちは主のもの、その民、主に養われる羊の群れ。感謝の歌を…
私は主の手の中にある一番小さな鉛筆です。この鉛筆はごく細かなところを描くのに使われます。 目次 汝の聖い御顔を見つめます 茨の中のゆり 夜明けに 暗い夜にーー信仰と疑いのはざまで(病床にあったテレーズの詩) 訳者メモ
これは、第二次世界大戦中、対ドイツ戦のさなかで戦死したあるロシア人兵士の亡き骸から見つけ出された名もなき詩です。 神よ、聞いてほしい。 自分はこれまで一度も、あなたと語らったことはなかった。 でも今日、僕はあなたに語りかけたいと思う。
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。マタイ6:9-10 光はやみの中に輝いている。ヨハネ1:5a
目次 はじめにーーエリザベス・プレンティスについて もっと近くに(Nearer) 夕暮れ時に、光が宿る! 彼に在って満ち足りる からからに乾いた人生の砂漠で 谷川の流れを慕い求めて 人生の夜 このお方は私のもの 私は悲しみを知っている
出典 私は生まれた。 ーーとんでもなく散らかっていて、 救いようがないほどゴタゴタしていて、 そして、愛と赦しにあふれた家の中で。
渡り鳥(出典) 汝の導かれるところへ 私は進んで行きます。 すり傷やあざが何だというのでしょう。 汝の木には ひんやりした癒しの葉々がありますから。
汝の眼(まなこ)の外的視野からは、 神的性質を帯びたあざやかなる色彩が 夢幻のように高峰の頂を飾っています。
出典 夕方の薄明かり、夜明けの光ー 天的な静けさがそこに横たわっている。 その穏やかさは、魅了されしわが魂を 上へ上へと 引き上げる。
イザヤ40:11主は羊飼いのように、その群れを飼い、御腕に子羊を引き寄せ、ふところに抱き、乳を飲ませる羊を優しく導く。 空虚な展示の世界、 せわしなく、不毛な問いのあれこれ。 暗く荒々しい世界。 おお神よ、どこに行っても、 それらが私の周りを取…
出典 汝に向かい、海原は荘厳な栄光をささげ、汝の御前にあって、深淵は黙し動かない。 天空は燃えるようにうち震え、星々の讃歌、リュートの如く耳に心地よし。
さあ、紅茶とおいしいお菓子をいただきましょう。
出典 遠ざかりゆく故郷。わが生まれの地。 おお哀れなる魂!汝いづこに行くや。 安らぎの地いづこなるや。 朝(あした)になんぢの仁慈(いつくしみ)をきかしめたまへ、われ汝によりたのめばなり。わが歩むべく途(みち)をしらせたまへ。われ、わが霊魂(…
出典 光なる主よ、沈鬱なる闇のただ中で、私をやさしく導いてください。 どうか導いてください。 夜の闇は深く、私は故郷から遠く離れています。 どうか導いてください。
出典 友人の姉妹に宛ててコメントを書いた後しばらくして、そこに書いた内容ははたして妥当だったのだろうかと自分の見解に懐疑心が生じてきました。そのトピックに関する別の方々の論考を読む中で、自分の主張はもしや一面的すぎたかも、独断的だったかもと…