巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ユダヤ人クリスチャンの視点から見た「ヘブル的ルーツ運動」(by ゲイリー・アングリアン)

キリストにある自由!(出典) Geri Ungurean , Are You Part of the Hebrew Roots Cult?, 2016(拙訳) ガラテヤ3:28,29 28ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男子も女子もありません。なぜなら、あなたがたはみな、キリスト・イエス…

ただ恵みによってーー「ヘブル的ルーツ運動」:ある脱会者の心の軌跡

恵みとは、、何だろう(出典) 目次 はじめに パート1 ことの始まり はじめてのメシアニック・シャバット 礼拝の美しさ、神に対する畏敬 「ヤハウェ」と「イェシュア」 シッドゥールを用いた祈り パート2 より深く入っていく 「新契約」ではない「更新され…

一人静(ひとりしずか)

出典 一人静 樵夫の道も絶えにけり 谷 迪子 ひとりしずか(一人静;吉野静;まゆはき草)は、低山地や傾斜面の木陰などに咲くセンリョウ科の多年草の花です。上の俳句からは、もはや樵(きこり)の道さえなく、辺り一面しーんと静まり返った森の空気が伝わっ…

「ヘブル的ルーツ運動」を検証する②(by クリス・ローズブロー)

「これまで存在してきたものとは異なる種類の信仰を定義している『ヘブル的ルーツ運動』。信仰をそういった運動の定義の中に閉じ込めることにより、『普遍性』および『歴史性』というキリスト教の二大強点がはく奪されています。 この運動を推進しておられる…

「はじめから全く挫折し崩壊状態にあった教会」ーージョン・ネルソン・ダービーの教会観・終末観及びその思想的余波について(by E・H・ブロードベント他)

ジョン・ネルソン・ダービー(1800-82) 目次 ジョン・ネルソン・ダービーの教えーー崩壊状態にある教会 「おのおののディスペンセーションは最初から失敗していた。」 「崩壊状態にある教会」というダービーの教会観に対するアウグスト・ロシャーの…

「ヘブル的ルーツ運動」を検証する①(by ジョシュ・サマー)

目次 はじめに ヘブル的ルーツ運動(The Hebrew Roots Movement) プロテスタントとの対比 相違その1 相違その2 相違その3 核心問題 考えられ得る反論 結論

二つの深淵ーー「放縦主義」と「ユダヤ主義」の狭間を歩むキリスト者のけわしい道

振り子は右から左、あるいは左から右へと振り切れやすいものです。私は元来、白黒はっきりさせたいタイプの人間であるため、他の人以上に「振り切れ」の潜在的危険性を持っています。そして忍耐深く憐れみに富んだ主は、さまざまな形で私のそういった弱点を…

意図されたものではなかった宗教改革?(by マイケル・ホートン、ウェストミンスター神学校)

目次 一般に受け入れられているモダニティー解釈 〈スコトゥス・ストーリー〉とは何か? 1.一義性(Univocity) 2.節約の原理もしくは「オッカムの剃刀」 3.知性そして自然から(神および私たち両方の)意志を分離させるラディカルな主意主義(volunta…

聖書的liturgyの意味と霊性の回復を求めてーー公的礼拝における詩篇賛美(瀧浦 滋師の論文紹介)

はじめに 冒頭の記事でも指摘されているように、近年、比較的若い世代の「伝統(教会)回帰」が目立ってきているそうです。コンテンポラリーな礼拝環境の中で飢え渇きを覚え、彼らは自分たちの古のルーツや伝統を求め旅を始めています。

辱め(ピューリタンの祈り)

主権者なる主よ、 暗闇、無神論的な思い、不信仰の黒雲がわが身に忍び寄るとき、 そこに汝の愛の御目的をみさせてください。

CCMロック問題のルーツ:福音主義の腐敗化に重大な役割を果たしたピーター・ドラッカーの経営学理論とメガチャーチ(by アラン・ローバック)

↑サドルバック・ワーシップ・チャンネル 「ワーシップは、歌のスタイルや音量やスピード云々をまったく問題にしていません。神様はあらゆる種類の音楽を愛しておられます。なぜなら、神様がそれらすべてをお造りになられたからです。早いテンポの賛美、遅い…