巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

2016-12-28から1日間の記事一覧

しかし、エペソ5:21で、パウロは、夫も妻も「互いに従い合いなさい」と教えてはいませんか?

John Piper and Wayne Grudem, 50 Crucial Questions About Manhood and Womanhood | Desiring God, 2016 Q. しかし、エペソ5:21で、パウロは「相互恭順(=夫も妻も互いに従い合いなさい)」を教えてはいませんか? すべては私たちがどういう意味合いに…

【悩み相談】「恭順」とか「かしら」というのはどういう意味なのでしょうか。よく分からず、悩んでいます。

John Piper and Wayne Grudem, 50 Crucial Questions: An Overview of Central Concerns about Manhood and Womanhood, 2016 Q.「恭順(“submission”)」とはどういう意味ですか。 恭順とは、妻が夫のリーダーシップを尊び、肯定する中で、彼女に与えられて…

「男性だけが教会の牧師や長老になるべきだ」という考えをあなたは聖書のどこから得たのですか?

John Piper and Wayne Grudem, 50 Crucial Questions: An Overview of Central Concerns about Manhood and Womanhood, 2016 Q.前回の記事の中にあった「教会内における非聖書的な『女性リーダーシップ』」とは、どういう意味ですか。 男性だけが牧師およ…

神は《男性》でしょうか?ー現代のジェンダー戦争

Kyle Pope, Is God Male?, Ancient Road Publications™ 新聞『カンザス・シティ・スター』はある特集欄で、某教派の牧師およびユダヤ教のラビに対し、次のような問いを出していました。 「私たちは神のことを〈彼〉と呼ぶべきか、〈彼女〉と呼ぶべきか、それ…

人を待っては何事も成らない。(内村鑑三)

緑蔭独語 今の人は、世論を作らなければ何事も成らないと思う。ゆえに彼らは世論を作るに汲々(きゅうきゅう)として日もまた足らない。しかしながら、昔より今日に至るまで、人類の大進歩にして世論となって成ったものはない。進歩は常に偉人が独りでなして…

18世紀半ばに、何が英国のキリスト教をよみがえらせたのか?(J・C・ライル『大覚醒の時代』より)

J・C・ライル『大覚醒の時代』 「Ⅱ.18世紀半ばに何が英国のキリスト教をよみがえらせたか」より一部抜粋(引用元) 百年前、私たちに解放をもたらしたのは、ほんの一握りの人々であった。ほとんどが英国国教会の牧師であった彼らは、同じ時に、全国の別々の…

宗教改革者たちの叫び(8)ージョージ・ホワイトフィールド(18世紀、イギリス)

あなたの頭は、教理的には正統派かもしれない。にも拘わらず、あなたの心は、今や悪魔の住み家となっているのかもしれない。 ジョージ・ホワイトフィールド(1714-70) 隠れた場所で、一人、大いに祈りなさい。人との多言を避け、神と共に多くの時間…

「1テモテ2:12の正しい訳は、『私は、女が教えたり、自分こそが《男の起源である》と宣言したりすることを許しません』です。」―この主張はどうでしょうか?【authenteoの意味】続編

(前の記事からの続きです。) ④ Authenteoの意味が「自らをなにかの起源、創始者、もしくは源であると表現することである」とし、クローガーは、その意味がさまざまな古い辞典に記載されていると次のように述べています。 「学者たちが古典古代の文献を、今…

「1テモテ2:12の正しい訳は、『私は、女が教えたり、自分こそが《男の起源である》と宣言したりすることを許しません』です。」―この主張はどうでしょうか?【authenteoの意味】

ある日本語サイトの説教録より一部引用させていただきます。対等主義の立場からの1テモテ2:12の解釈です。 「V11-15a 特定の女を指して、あの女に教えさせるな。 当時、間違った教えをする偽教師たちがはびこっていました。そして、その異端的な教えを…