巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

なぜ彼女は「越境」しなければならなかったのか?【新刊書のお知らせ】

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 「『国境』地帯には、興味深い人間たちが数多く生息しています。そして時に私たちは、リスクを冒してでも『越境』しようとする旅人を目にすることがあります。あるいは『越境』しようとする彼に背後から、『越境しちゃ絶対あかんぞ!』と警告する朋友たちを目にすることもあります。

 『越境する/越境しない』という行為の選択により、こちら側とむこう側の『問題の所在』が共々明らかにされます。そして『越境する/越境しない』という行為をするに当たり、私たちは自分の信仰の土台が本当に真理の上に立っているのか、それとも〔相手の糾弾するように〕虚偽の上に立っているのか自らに厳しく問いかけます。枝葉末節なものが削ぎ落され、本質的な議論だけが浮き彫りにされるようになります。」*1

 

いろいろな失敗、試行錯誤、挫折、迷い、葛藤を経てくる中で私自身、人々の「What」ではなくむしろ「Why/How」の部分にもっともっと耳を傾けてゆきたいという思いが与えられていきました。また選択や判断を誤るかもしれないという可能性を自分自身に許すことも学んでいきました。実際に一歩を踏み出すのには勇気が要りますし、逆にその一歩を踏みとどまりあえて霧の中でじっと不安定さに堪えることも勇気を要します。そしてその全てにおいて私たちは神の憐れみと赦しを必要としていると思います。

 

先日、「神礼拝」というテーマを主軸に、これまでの探求記録や歩みを一冊の本としてまとめ、アマゾンから出版しました。

「現代ワーシップ」から「歴史的典礼」へ: 元プロテスタント宣教師の探求記 Kindle版

 

この霊的探求の過程で私を励まし助けてくれた、福音主義、カトリック、聖公会、正教会、その他すべての兄弟姉妹に感謝申し上げます。