聖母マリア様に倣った慎み深い身の包み方に心を注いでいる一人のカトリック女性が、次のような美しい表現をしておられました。
A woman is a lily and lilies are protected by petals.
女性は一輪のユリであり、ユリは花びらによって守られています。
慎み深さ（modesty）は、服装規定ですとかルールとかいったものに先行して、まず、私たちが創造のみわざの中で女性として造られたということに対する深い感動から泉のように自然に湧き出てくるものではないかと思います。
露出を促すこの世の精神は、「花びら」があたかも時代遅れで無用のものであるかのようなイメージを植え付け、私たちの貞操観念（chastity）を弱めようと立ち働いてきます。しかしながら、〈内なる花園〉に通じる神秘の戸を見い出した女性たちは、内的／外的慎み深さという徳の中にこそ、真の守りがあり、主との親密な交わりがあり、至福があることにまもなく気づくことでしょう。
どうか私たち一人一人が、聖母マリア様の純潔に倣い、身も心も清められていきますように。そしてつつましく花びらに覆われ、主の園の中に隠された一輪のユリとして、創造主の美しさをこの世に映し出してゆくことができますように。アーメン。
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