巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

「事の真相を名指しで呼ばない限り、問題解決はない。」(by ビガーノ大司教)【女性叙階、ホモセクシュアリティー、対等主義】

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抗議運動をするドイツ・カトリック女性グループ「マリア2.0」(出典

 

女性叙階を支持しているあるカトリック教徒の方が次のように言っておられました。

 

「最大の問題は、聖職者による性的虐待をめぐる問題であり、彼ら男性聖職者たちはこの問題をいかに克服すればよいのか分からずにいるように見受けられます。ですから、おそらく、〔女性たちが教会のリーダーシップのポジションにつけば〕、彼女たちはこれらの問題を正すことができるのではないかと思います。」

 

これに対する応答ですが、カルロ・マリア・ビガーノ大司教が的確に指摘しているように、最大の問題は、聖職者による性的虐待をめぐる問題ではなく、‟ホモセクシュアリティーの惨事” です。そして ‟聖職者たちの間でのホモセクシュアリティーが大規模な疫病になっている"というのが事の真相です。

 

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カルロ・マリア・ビガーノ大司教 

 

「二番目の沈黙に関してですが、非常に深刻なるこの危機は、私たちが事の真相を名指しで呼ばない限り正当に対処することができず、解決することもできません。これは、ーーその仲介者、その動機、改革を拒否するその抵抗におけるーーホモセクシュアリティーの惨事が原因の危機です。

 聖職者たちの間でのホモセクシュアリティーが大規模な疫病になっていると言っても決して誇張にはなりません。そしてこの問題は霊的な武器によってのみ根絶され得ます。

 性的虐待を非難し、犠牲者たちのために泣くと言いながら、無数の性的虐待を引き起こしている根本原因ーーホモセクシュアリティーーを糾弾することを拒むというのは恐ろしいまでの偽善です。一連の惨劇が、聖職者の霊的生活における深刻な危機及び、それを治療するに当たって必要な諸段階を踏むことに対する失敗にある、という事実を認めようとしないのは偽善です。」ビガーノ大司教による第三の書簡

 

「〔女性たちが教会のリーダーシップのポジションにつけば〕、彼女たちはこれらの問題を正すことができるのではないかと思います。」

 

私自身も女性です。そして、一クリスチャン女性として、「ここで言及されている ‟女性たち” もまた、仮に叙階され昇進したところで、男性たちと同様、‟これらの問題を正す” ことはできない」ということを申し上げたいと思います。

 

なぜでしょうか?なぜなら、女性叙階および教会内でのリーダーシップを強硬に要求している ‟女性たち” は、多くの場合、彼女たち自身、アクティブなレズビアンであるか、もしくは少なくともLGBTアジェンダの同調者であるからです。

 

ですから、ビガーノ大司教の主旨にまた戻ることになります。ここで本当に争点となっているのは「ホモセクシュアリティー」です。プロ・ゲイのプロテスタント神学者デイビッド・グシェー氏は次のように述べています。

 

 「結局、あなたは、①LGBTの人々の完全にして無条件的な社会的・法的平等に賛同しているか、あるいは、②それに反対しているか、そのどちらかであり、ある時点において、あなたの回答および立場は公に明らかにされます。これは個々人にも、諸団体にも当てはまります。中立(neutrality)という選択肢はありません。それは、丁重な半受容(polite half-acceptance)ではなく、主題回避の手段にもなり得ません。あなたが回答を渋り逃げ回ったところで、いずれ、この問題自体があなたに追いつき、あなたに回答を迫ってくることでしょう。」*1

 

聖公会内で年毎に病巣を拡げていったプログレッシブ対等主義が行き着いた悲惨な末路(=背教と自己崩壊*2.)を私たちは目の当たりにしています。これは私たち一人一人にとっての警告標識だと思います。

 

ー終わりー

 

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