巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

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米シカゴ大司教ブレーズ・キューピッチ枢機卿の打ち出している「パラダイム転換」教説の背後に潜んでいる反カトリック的革新思想について

セオドア・マキャリック元枢機卿(写真中央)に「〔教皇〕フランシスコのスピリット賞」を贈呈するブレーズ・J・キューピッチ枢機卿(写真左)。2016年10月27日、ニューヨークの受賞ディナー席にて。(CNS photo/ courtesy Catholic Extension) 引用元

 

ブレーズ・キューピッチ枢機卿について

 

米シカゴ大司教のブレーズ・キューピッチ枢機卿は教皇フランシスコによって枢機卿に任命され、教皇の腹心の友と見られています*1。また、性犯罪で世界を震撼させたセオドア・マキャリック元枢機卿*2とも密接な関係を持っています。*3

 

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写真左:ブレーズ・キューピッチ枢機卿。中央:フランシスコ教皇(出典

 

来年2月21日から24日、バチカンで「聖職者による性的虐待/未成年者の保護のための会議」が開催予定ですが、フランシスコ教皇はブレーズ・キューピッチ枢機卿を会議のオーガナイザーに抜擢しました。

 

ですから私たちは、ブレーズ・キューピッチ枢機卿がいかなる人物であり、いかなる神学思想を持っているのかをできる限り多方面から調べ、事前研究しておく必要があるように思います。

 

↓ ブレーズ・キューピッチ枢機卿の打ち出している「パラダイム転換」教説の背後に潜んでいる反カトリック的革新思想についての分析。

 

↓カトリック弁証家マーシャル・テイラー博士とティモシー・ゴードン博士による解説。以下、VTRの紹介文を翻訳。

 

「なぜ教皇フランシスコはブレーズ・キューピッチ枢機卿を厚遇しているのだろう?このVTRの中で私たちはブレーズ・キューピッチ枢機卿の歴史を辿っていきます。彼は1998年、教皇ヨハネ・パウロ二世により、サウス・ダコタ州ラピッド・シティーの司教に任命され、その後、2010年、教皇ベネディクト十六世により、ワシントンのスポーケンの司教に任命され、教皇フランシスコによりシカゴの枢機卿ー大司教に任命されました。

 私たちは、ラテン語ミサ、同性婚、典礼、バラク・オバマ、神学生たちの性的虐待、教皇フランシスコの諸政策に対するキューピッチ枢機卿の言明を一つ一つ検証していきます。

 また、ドナルド・ウール枢機卿*4及びジョー・トービン枢機卿失脚後の米国カトリック司教協議会(USCCB)における「キングメーカー」としてのキューピッチ枢機卿の重要な役割についても見ていきます。さらに、彼が、2019年2月にローマで開催予定の(聖職者による性的虐待問題を巡る)カトリック教会の危機に対処する会議のオーガナイザーに任命されたことの重要性についても考察していきます。」

 


 

長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」(2018年12月28日)より

 

海外から貴賓を迎えるためにはホスト側の迎える準備が重要だ。日本ローマ・カトリック教会はローマ法王フランシスコの訪日を要請し、正式の訪問日程はまだ固まっていないが、来年にはその夢が実現する運びとなったと聞く。

 

日本のカトリック信者数は約44万人(文化庁「宗教年鑑」平成29年版)に過ぎず、新旧両教会の信者数を合わせても人口の1%に満たないが、ローマ法王の訪日は宗教の壁を越えた大きなイベントだ。フランシスコ法王の訪日を早い時期から打診してきた安倍晋三首相にとってもローマ法王の訪日は願ってもないことだろう。

 

ところで、部外者がああだこうだという立場ではないが、日本のローマ・カトリック教会にフランシスコ法王を迎える内外の準備があるだろうか、と少し心配になってくる。もちろん、心配するにはそれなりの理由はある。

 

当方は先日、日本カトリック中央協議会にメールで質問を出し、その返信が届いた。忙しいところ煩わして申し訳なかったが、返信メールを送ってくださった関係者に感謝している。

 

当方が日本中央協議会にメールを送ったのは、日本のカトリック教会で過去、聖職者による未成年者への性的虐待件数が何件あったかを知りたかったからだ。そして教会側の対応について学びたかった。なぜならば、ローマ・カトリック教会の最大の課題は聖職者の未成年者への性的虐待問題の対応だからだ。日本のカトリック教会も例外ではない。

 

日本のカトリック教会は16の教区に分かれ、各教区は独立自治の組織だ。カトリック中央協議会はその教区の上に立つ組織ではなく、教区を超えた日本の教会の「事務的な役割」を担っている。日本カトリック中央協議会広報担当者の返信は以下の通りだ。

 

「『未成年者への性虐待』の有無やその対応は各教区内の方針に従い対応することとなっており、カトリック中央協議会はその全容を把握していません」

 

「各教区の司教からなる日本カトリック司教協議会はアメリカでの事件を重く受け止め対応をしています。2002年6月に『子どもへの性的虐待に関する司教メッセージ』を発表し、翌年『子どもと女性の権利擁護のためのデスク』を設置しました。その目的は、『聖職者による未成年者および女性への性虐待防止』のための体制作りとして啓発しています。現在、各教区にも相談窓口を設置、対応が進んでいます」

 

当方は本来、聖職者の未成年者への性的虐待件数は中央協議会ではなく、司教協議会に聞くべきだったのかもしれない。ただ、「教区を超えた日本の教会の事務的な役割」を担う中央協議会関係者が聖職者の過去の性犯罪件数を知らない、というのにはちょっと驚いた。これでは「日本カトリック教会のローマ法王を迎える準備は大丈夫か」と、心配せざるを得ないのだ。

 

バチカンで来年2月21日から24日、「未成年者の保護のための会議」が開催されるが、フランシスコ法王は今月、「バチカンの会議に参加する司教は事前に聖職者の性犯罪の犠牲者に会って、聞くべきだ」(バチカン・ニュース)と強く要請している。

 

すなわち、聖職者の性犯罪の実態を犠牲者を通じて学び、「具体的な再発防止をバチカンの会議で報告してほしい」というわけだ。聖職者の性犯罪問題でフランシスコ法王とその法王を迎える日本カトリック教会関係者の間に問題の受け取り方、深刻度が違うのではないか、と感じてしまうのだ。

 

フランシスコ法王訪日の際、世界唯一の被爆地の広島、長崎両市を訪問してもらい、世界に向かって「核なき平和」の実現をアピールしてもらえば成功だとは思わないでほしい。厳しい迫害にもかかわらず信仰を守り通した日本のキリシタンの殉教地を訪問し、神への信仰を称えてもらえばホスト側の日本教会にとって万々歳かもしれない。もちろん、それらは意義があり、ぜひ実現してほしいが、それだけではないだろう。

 

日本カトリック司教協議会はフランシスコ法王の訪日前に、聖職者による未成年者への性的虐待の実態をまとめ、公表すべきだ。1981年2月の故ヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶりとなるローマ法王の訪日を絶好の契機とし、日本カトリック教会が再出発するためにも、そのハードルを避けて通れないはずだ。(引用元

 

ー終わりー

 

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わが家にレイプ犯や変質者や強盗が潜伏していることを知った父親は、わが子にその危険を知らせないだろうか?邪悪な者たちがあたかもいないかのようなフリをし、無力な子どもたちをそのままその危険な家に放置しておくような親はいるだろうか?

そこで「沈黙」を保つのが「愛」だろうか。それとも全身全霊でその悪の所在を突き止め、それを暴露し、邪悪な者どもを駆逐しようと闘うのが「愛」だろうか?

 

しかし、、ここに前代未聞の苦悩がありさらなる悪夢があるーー。そう、もしや父親自身、レイプ犯や変質者たちの一味だとしたら、、という恐るべき問いだ。

 

その時、、その時、、子どもたちはどうすればいいのだろう?*5

*1:参照元

*2: 

*3: 

*4: 

*5: