おお主よ、わが道ではなく汝の道を行かせてください。
それがいかに暗いものであっても!
ご自身の御手で私を導き、
わがための道程をお選びください。
平坦なものであっても、ごつごつ険しいものであっても、
その道はやがて私にとって最善のものとなり、
曲がりくねっていても、まっすぐであっても、
それは汝の安息に到らせる行程です。
たといそれが可能であったとしても、
わが相続地を自分で選ぼうとはいたしません。
わが神よ、私のためにどうか汝ご自身がお選びください。
そうすれば、私は正しい道を歩むことができるでしょう。
私が求めている国は汝の御国です。
ですから、そこに至る道もまた汝の道であらしめてください。
そうでなければ私は迷ってしまいます。
汝ご自身がわが杯を取り、
喜びであろうと悲しみであろうと
それを満たしてください。
そしてただ汝のよいと思われるように
益も苦難も、病も健康も、貧も富も選んでください。
そして主よ、小さなことも大きなことも、自分が選ぶのではなく
どうか汝ご自身がわが導きとなり、力となり、
私の知恵、わがすべてとなってください。
Horatius Bonar (1808-89), Thy Way, Not Mine(私訳)