「まずしい自分の祈りなど天の高みに昇るはずがない」
などと言ってはいけない。
芳(かぐわ)しい香のように、
汝の祈りは天の王のもとに上げられていることを信じなさい。
そして祈る時は、むやみにことば数を多くせず、
むしろ、たましい全体で、汝の信仰をはたらかせ、
今まさに主が近くにおられ、祈りを聞いてくださっていることに
意識を向けなさい。
ああ、聖像(icons)の御顔の前で
燈の炎が燃ゆるごとく、
創造主なる神に対する愛が、
汝のたましいの内で
いよよ光輝に燃え上がらんことを!
K.R. (Grand-Duke Konstantin Romanov), A Prayer,
Translated from Russian by Natalia Sheniloff(私訳)