イザヤ40:11
主は羊飼いのように、その群れを飼い、御腕に子羊を引き寄せ、ふところに抱き、乳を飲ませる羊を優しく導く。
空虚な展示の世界、
せわしなく、不毛な問いのあれこれ。
暗く荒々しい世界。
おお神よ、どこに行っても、
それらが私の周りを取り囲んでいます。
ただ汝の内に、そして汝と共にあることだけが、
わが安息です。
百家争鳴。
あらゆる人の思想を見聞きし、
そうして、おお、
疲れた子どもが母の元に駆けよるように、
私は汝の元に逃れます。
おお、こどもであることは、なんと甘美なことだろう!
それは永遠のいのちに満ちている。
困難な日々、そして歳月が過ぎゆく中、
騒ぎや争いから離され
静寂のうちに
私は、汝の御腕の中に横たわる。
汝の御腕!
乾き切ったわが魂は
汝を慕いあえぎつつ、
御腕にすがりつきます。
雨が牧場に歌を奏でさせるごとく、
ああわが主よ、
私にとって、汝は
かくの如くあられます。
Gerhard Tersteegen, At Rest(私訳)