苦しみや失望という濃い夜露があなたの周り一面に広がっているのかもしれません。あるいは嵐のような悲しみにひどく打ち付けられ、逆境という荒風があなたに容赦なく吹きすさんでいるかもしれません。
しかし、何世紀にも渡り東の墓所を照らしつづけてきた、伝説のあの灯火のように、ーーこの世におけるあらゆるものの荒廃の只中にあって、静かに確かな光でもって燃え続け、いつまでも変わらず、いつまでも消えない一つのともしびがあります。
それと同様、光といのちの源より発する生ける火粉であるこの喜びは、あらゆる死、あらゆる変遷を乗り越えます。そしてそれは、解放された信仰者の霊を、それが来し喜びの住処(すみか)まで還すべくあなたを導き行くのです。
John MacDuff, The Throne of Grace, 1865. 私訳
あなたは私のともしびをともされ、主、私の神は、私のやみを照らされます。詩篇18:28
主があなたの永遠の光となり、あなたの嘆き悲しむ日が終わるからである。イザヤ60:20b