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巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

美しいフランスとそこに息づく美しい人々

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Head Covering Movementで共に翻訳の働きをしているフランスのカロリーヌが家の近くの写真を撮って送ってくれました。

 

目の覚めるようなブルーと若緑。彼女は、フランスの片田舎に居を構えているのですが、なんとそこはGPSにも探知されないくらい鄙(ひな)びたところにあるのです。

 

そして、電灯がないので、夜には、みな、畦道をランプを灯しつつ歩きます。おお、なんとロマンチックなのでしょう!赤毛のアンをご存知の方は、「そこは、ミス・ラベンダーとシャーロッタ4世のあの石造りの家のような雰囲気のところです」という私の説明できっとすべてを理解してくださることでしょう。

 

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そして、↑これはカロリーヌ曰く、木造りの「ミツバチ用簡易ホテル」なのだそうです。彼女の家の庭にあります。

 

そして、簡易ホテルで仮眠をとったミツバチたちは、日中、花から花へと移動しつつ、せっせと蜜を集めています。

 

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彼女が心をこめて育てている花々

 

それからもう一つ、私がフランスの保守派クリスチャンたちの生き方から学んでいるのが、彼女たちの環境への配慮とケアです。

 

これまで私の頭の中では、「エコロジー=リベラル派orニューエイジ系」という観念があったのですが、フランスの聖書信仰のクリスチャンたちと触れ合う中で、それは真理の半分であることを知り、そこの部分の固定観念が打ち砕かれました。

 

彼女たちの中には、被造物としての自然や生き物、植物をケアするという繊細ないたわりの心が育っていて、それは共に生活する中で、いたるところから感じられました。

 

例えば、彼女は水を浪費しないようにということで、手作りのトイレを作っていました。どうするかというと、木材屋さんに行って、そこから木くずをいっぱいもらってきて、手作りトイレの横に小さなスコップと共に設置します。そしてトイレを使用するたびに、スコップで木くずをすくい、それを便器の中に流し入れるのです。ですからこれぞ、「水洗」ならぬ「木屑洗」トイレです。

 

 

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↑ここがその木材屋さんです。

 

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気前のいい木材屋のお兄さんが、せっせと木くずを大袋の中に入れてくれています。ただで木くずをくださったので、カロリーヌはチョコレートをお礼にあげていました。やさしいですね。

 

「でも、家の中にこんなキャンプ場的トイレを作って、悪臭は放たれないだろうか?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。ええ、私も最初のうち、そこを心配していたのです。

 

ですが、あれあれ不思議、まったくと言っていいほど無臭で、かえって木の自然なにおいがバスルームに漂い、良い香りといっていいほどの感じでした。こういう環境にやさしい木くずトイレは、フィンランドなどでも人気があるそうです。

 

そして、半地下には、米国ニューイングランド時代を思わせる「食糧貯蔵室」というのがあって、そこにバザールでお百姓さんたちから買った新鮮な野菜を安置していました。もう、何から何までロマンチックで、感動することしきりでした。

 

またそこには、二匹の捨て猫と一匹のねずみが救助された上で家族の一員になっていましたが、その猫やねずみたちも幸せそうに生きている感じでした。もう少ししたら、二羽、めんどりを飼い、そこから生みたての卵をとるつもりだそうです。

 

このように彼女は、信仰からくる確信の下に、若い独身の姉妹として、キャリアではなく家にとどまる道を選び、現在、病気の家族の看護やホームメーキングの使命に生きています。

 

この道を選び取るにあたって、この姉妹がどれほど信仰の闘いをしなければならなかったのか、その苦労と涙は主だけがご存知です。どうか主が彼女をはじめとする若い娘たちを守り、祝福してくださいますように。そして、この美しいフランスの地で生きる美しい人々の上に、主の御心がなりますように。アーメン。