偉大なるみいつの神、
私が享受しているあらゆる祝福、
望んでいるすべてのものの創始者であられる主よ。
汝は、私に次のことを教えてくださいました。
悪による現在の経験も、
昔犯した数々の罪の記憶も、
友からの戒めも、
御霊の力の働きにより
汝がご恩寵を顕し、
罪の中にいる死人を蘇生させてくださらない限り、
罪びとの心を動かし得ないということを。
魂の内にある繊細で清い愛のほとばしりは、
肉体的な健康よりも優り、
そしてしばしば、
わが肉体的健康がもっとも低いところにある時、
霊的な慰めはむしろ至高の高嶺にあることを
汝は私に示してくださいました。
汝は恵みの手段として、
私に歌を与えてくださいました。
御使いたちと聖徒たちによって全きものとされ
汝の御座と小羊の御前で歌われている
あの讃美の調べに加わるにふさわしい者へと
私を整えてください。
あらゆる苦悩を喜びで和らげてくださる汝を讃えます。
苦悩があまりに大きいと、私は押しつぶされてしまいますが、
喜びがあまりに大きいと、私はすぐに高慢になってしまいます。
ですから賢明にも汝は、
私にその両方の味を味わわせてくださいます。
荒野でぶどうの房をくださり、
満たしを渇望させるような天的な葡萄酒の滴りを
くださる汝を愛します。
汝を離れるなら、私はまたたく間に死に絶え、
汝を奪われるなら、私はまたたく間に飢え、
汝から遠ざかるなら、私は渇き、力を失ってしまいます。
主よ、私が必要としているのはただ汝のみです。
「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」(ヘブル13:5)。
どうか私が絶えずこの御約束を握っていることができますよう
助けてください。
アーメン。
"Puritan gratitude," The Valley of Vision: A Collection of Puritan Prayers & Devotionsより(私訳)