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巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

路傍の宴(うたげ)

詩・祈り・エッセー

私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。(詩篇23:5)

 

天から下って来しパン、

永遠なる木の実。

そして、このような者のためにさえも

用意してくださった主の宴(うたげ)。

 

見よ、嘲るこの世の前で、

私は感謝をささげ、食をいただく。

砂漠の食卓で、

天的な肉がひろげられる。

 

もっとも神聖なる歓びの葡萄酒、

甘美な乳と蜜。

乾いた荒野、

孤独な地で、

主の力強い御手により、

神のこの宴がととのえられた。

 

私はやって来た。――憔悴し、疲れ果て、

飢え、そして渇きにうめきつつ。

 

茨とあざみの荒地、

呪われた地から、

かの宴を求めて 私はやって来た。

 

贖われた者たちが

主の周りに集う。

 

砂漠に花が咲き、

水が湧き出で、

琴はメロディーを奏で、

そして祝福された者は歌う。

 

天の宴により強められ、

道程が約(つづ)まった。

原野を越え、沢地を越え、山を越え、

道なき海の上を越えつつ われは進みゆく。

 

ああ神の都の栄光が、

その道を照らしている。

そしてそこでは、もはや衰えることのない足が

神の家へと旅をつづけているのだ。

 

S.B., The Wayside Feast(私訳)