巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

詩・祈り・エッセー

ハインリッヒ・スソーの信仰詩【第一部 神を求めて:欣求(ごんぐ)】

イザヤ41:17 悩んでいる者や貧しい者が水を求めても水はなく、その舌は渇きで干からびるが、わたし、主は、彼らに答え、イスラエルの神は、彼らを見捨てない。 おお、いとやさしく慈愛に満ちた主よ、 わが心はあてどもなく彷徨い、独りきりです。 憔悴…

イエスさまだけ(リジューのテレーズの信仰詩)

ある初心の姉妹のために おお、私の心はどんなにかあなたを祝福し、 あなたに対して抱いている やさしい思いを表現したいことでしょう! でも、いったいどの心が、私自身の心を理解してくれるのかしら? どの心が、いつも、そして最後まで変わらず私を愛して…

真夜中の讃歌(ジョン・ウェスレーの信仰詩)

漆黒の夜が地一帯を影で包み、 深淵の懐をヴェールで覆い、 自然は、疲れた頭を傾け、 悲しみの眠りについている。 わが魂は今なお、より崇高な安息を求め、 救い主の御胸に抱かれんと切望している。 おお、恵みを運ぶ御使いたちよ、 来て、われを援けたまえ…

知り尽くしえない神(イサク・ワッツの信仰詩)

天空のかなた奥に、わが神は退いておられる。 わが憧憬の対象である主は ご自身の御顔を隠されている。

誰にでもわかるシンプルな聖書のみことばーーエヴァンジェリカル界に出現しつつある新種の祭司階級について

「聖書は永遠の神のことばであって、あらゆる時代に対して、常に新しい力をもって語り、救いのための知恵を人々に与えることのできるものである」と新改訳聖書は〈あとがき〉の所で記しています。 それゆえに、神の敵であるサタンは「よし、それなら、救いの…

私を汝の朗らかな登攀者としてください。(エミー・カーマイケルの信仰詩)

おお、いと高き神、 私を汝の朗らかな登攀者としてください。 私の登山スピリットは、厳峻さをも受け入れます。 主よ、下にあるものに私を沈め入れようとする 繊弱(ひわ)やかなものを 岩に、がれに、氷崖に、雪原野の上に 磔(はりつけ)にしてください。

滅びのあらしの過ぎ去るまでは(主の守りを求める祈り)

詩27:5 主が悩みの日に、、幕屋の奥にわたしを隠し、、 天のお父さま、外には、こわいものがたくさんあります。 御手をのばし、か弱い私たちを包み込んでください。 震えがとまらないとき、 恐怖で身がすくむとき、 あなたの御腕のなかで守られているこ…

人のさばきの座と、キリストのさばきの座――二つのbéma

旧コリント市街にあるアゴラ跡のbema 中央にBHMA (BEMA)という文字が刻まれています。この語はギリシャ語で、「高壇」、特に「裁判官の席(を設けた)壇」を意味します(織田)。昨日、旧コリント市街に行き、約2000年前に、使徒パウロが引き出された…

「引きこもりのルター」と摂理史の必然

1522年に、マルティン・ルターがエラスムス版ギリシャ語新約聖書をドイツ語に翻訳したことは、キリスト教史における画期的大事件でした。それによってドイツの民衆が自国語の聖書を読めるようになっただけでなく、ルターの翻訳により、ドイツ語の標準形…

主人の御手(ハインリッヒ・スソー)

わたしにとっては、生きることはキリストであり、死ぬことは益である。(ピリピ1:21) 「わたしにとって、生きることはキリスト」。それなのに、 わが日々は、ただ労苦の連続。 朝起き、骨折りつつ道を歩き、そして再び床に横たわる。

旅路の終わりに

「しかし、主と交われば、一つ霊となるのです。」1コリント6:17 黄金の都の中で キリストと一つに結ばれる。 遠い過去。 主が下の深淵より、栄光の内を通過されたとき、 その時すでに、私は迎えられていた。

祈りのベールーーその深さ、美しさ、そして喜び!

実際に食べてみなければ分からない味というのがあり、 行って見てみなければ分からない絶景というのがあり、 信じてみなければ分からない信仰の至福というのがあるように、 実践してみなければ分からない・・・・ それが祈りのベールであり、奥ゆきあるその…

主への畏れ(F・W・フェーバーの信仰詩)

汝に対する私の畏れは、おお主よ、わが血流を奔る いのちのように感喜しています。愛の神聖なる痛みの一つである、この畏敬。人生のさまざまな道程の中で、神の御目の下に、あるいはかしこみ、あるいは慄きはばかる甘美なこの畏敬の念のごとく、魂を喜ばすも…

聖潔を求める祈り(ピューリタンの祈り)

主イエスよ、私は罪を犯してしまいます。ああ、私がそのことで嘆き悲しむことをやめるような事が決してありませんように。そしてそのような自分自身に慣れ切ってしまったり、あるいは「霊的に高い位置に自分はすでに到達した」などと間違っても思うことがあ…

小さな入り江にて(コヴェントリ・パトモアの信仰詩)

この小さな入り江の、 躍動するいのちと大いなる安らかさが溢れているこのあたりでは、 一日に二度、大海原が嬉々として無邪気に満ちたり、退いたりしています。 そして今、大都会から遠く離れ、私はそそりたつ断崖の下に一人腰を下ろしています。 私がこの…

それぞれの心には(ゲルハルト・テルステーゲンの信仰詩)

見よ。神は私の救い。私は信頼して恐れることはない。ヤハ、主は、私の力、私のほめ歌。私のために救いとなられた。(イザヤ12:2) それぞれの心には、熱中するなにかや夢がないだろうか。 各自が、いつまでも心に甘い友情を求めていないだろうか。 そし…

わが神、汝はなんと壮麗なお方でしょう。(F・W・フェーバーの信仰詩)

わが神、汝はなんと壮麗なお方でしょう。 その御威光はいかにまばゆく輝いていることでしょう。 紅炎の光の深みのうちにみゆる 汝の贖罪蓋(mercy seat)は、 言語を絶する美しさです!

敬拝―聖なる時間を「見えるもの」にする歌と祈り

主に向かい 私たちと共に頌歌をささげる聖徒の群れ。 この世のものではない存在、この世のものではない讃美が われわれの魂を はるか彼方へと 運んでいく

永遠に、ただ一途に、そしてすべてを汝のために!(フランシス・ハヴァーガルの信仰詩)

ヘブル12:14b 聖められることを追い求めなさい。聖くなければ、だれも主を見ることができません。 διώκετε,,τὸν ἁγιασμόν, οὗ χωρὶς οὐδεὶς ὄψεται τὸν κύριον· I. イエスのために聖め別たれる! この事実だけで十分ではないでしょうか? ――たとえ、わ…

わが魂よ、天的な旋律を奏でよ。(イサク・ワッツの信仰詩)

わが魂よ、天的な旋律を奏でよ、 醒めよ、わが声。そして歌え。 偉大なみわざ、そしてそれにもまして偉大な われらがとこしえの王の御名を! このお方のたぐいなき誠実さを語り告げ、 主の御力を方々に鳴らしめよ。 そして恩寵より流るる うるわしき御約束を…

律法により、わが罪の実体を知る。(イサク・ワッツの信仰詩)

ローマ7:8、9、14、24 8 しかし、罪はこの戒めによって機会を捕え、私のうちにあらゆるむさぼりを引き起こしました。律法がなければ、罪は死んだものです。 9 私はかつて律法なしに生きていましたが、戒めが来たときに、罪が生き、私は死にました。 …

路傍の宴(うたげ)

私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。(詩篇23:5) 天から下って来しパン、 永遠なる木の実。 そして、このような者のためにさえも 用意してくださった主の宴(うたげ)。 見…

嵐のただ中にあっても、上を見続ける。(ウイリアム・クーパーの信仰詩)

彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らをその悩みから救い出された。 主があらしを静められると、海の波は穏やかになった。 こうして彼らは波の静まったのを喜び、主は彼らをその望む港へと導かれた。(詩篇107:28-30) わがいのちの…

内なる花園

イエスさま、 わが内なる庭園に通じる鍵は、 ただあなただけが持っておられます。 それは秘められ、 神秘のヴェールで覆われ、 外の世界に対し固く閉ざされた花園であり、 あなたを慕う乙女のこころで満ちています。

主よ、造られし物への愛着から私を解き放ってください。(イサク・ワッツの信仰詩)

この地の世界は、なんと はかないものでしょう! なんと偽りに満ち、なお且つ、魅惑的なもので溢れているでしょう! それぞれの快楽には、毒も混じっており、 心引かれるものにはまた、誘惑もつきまといます。 地に存在する もっとも光輝なものであっても、 …

戦友

野営のハンモックに腰かけていたら、 いつの間にか 眠りに落ちてしまったらしい。 私は夢をみた。 横をみると、知らぬ間に もう一つハンモックがかけてあって、 そこに旧友が横たわり、 静かに星空を見上げていたのだ。 おだやかな夜だった。 私たちの間に …

今日、春がほとばしり出た!(クリスティナ・ロセッティの信仰詩)

今日、春がほとばしり出た。 なぜなら、キリストがよみがえられ、 大地がみな、喜びに舞い踊っているから。 おお太陽よ、輝いておくれ。 雨はやみ、業を終え、どこかへ行ってしまった。 冬は去った。 そしてついに甘美な春がきた。ついに来た。

娘が旅をつづけていると、

娘が旅をつづけていると 人づてに、「旧友の J が M 村に越してきたから そこを訪れるように」と知らせが入った。 そこで娘は足取りかるく、きびすを返し、 M村へつづく路をてくてく歩いて行った。 でも、行けども行けども、村は見えてこない。

「女性」と「ミニストリ―」と「神のことば」と「私」ー包み隠しのない真実の告白

制御され ととのえられた力には 心を落ち着かせるなにかがある 海岸線に打ちよせる波 暖炉のなかで パチパチと燃える薪 これが 柔和さというものだろうか、、 制御され ととのえられたところに存在する力。 自制。御霊の中にある慎み。 この美しさを 私はい…

ちいさな鹿ちゃん

ちいさな鹿ちゃん、あなたはそんなところに ひとりたたずんでいるけど、 自分の場所をちゃんと知ってる。 お父さまの定めた領域とこころを ちゃんと知ってる。 だから、喜びいっぱい、 全地をかけめぐることができる。 でも私は、自分の場所がわからない。 …