巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

礼拝

ロックンローラーたちにハイジャックされたキリスト教会【音楽の領域における惑わし】

はじめに 考察テーマ① ロック礼拝と偽教理 考察テーマ② ロック賛美と肉体の動き――Beat Anticipationのもたらす効果―― 考察テーマ③ ロックと脳内ベータ波――脳神経学的観点から―― ロックの根本哲学――Do What Thou Wilt(何であれあなたが欲するように為せ) ロ…

「求道者にやさしい(Seeker-sensitive)」礼拝とプラグマティズム(by R・C・スプロール)

目次 プラグマティズム 関連記事および資料 プラグマティズムとマーケティング(ピーター・ドラッカーの経営学原理とSeeker sensitive教会) 補足:プラグマティズム前期の歴史 www.ligonier.org プラグマティズム アメリカ文化を形成してきた大半の諸哲学は…

山々を見、永遠性に心を馳せ、神の栄光を想う。(ジョン・マクダフ)

翠嶺(すいれい) John MacDuff, The Glory of God(全訳) ジョン・マクダフ(John MacDuff, 1818-1895)は、19世紀のスコットランドの説教者です。 「山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであ…

偉大なる神!汝はなんと無限なる方でしょう!(イサク・ワッツの信仰詩)

偉大なる神!汝はなんと無限なる方でしょう! そして私たちはなんと価値なき虫けらであることでしょう! おお、あらゆる被造物が額ずき 汝に賛美を捧げんことを。 汝の御座は、海や星々が造られるはるか以前に 永遠より据えられていました。 汝はとこしえに…

女性の結婚指輪は、祈りのベールの代わりになり得る??

Jeremy Gardiner, Can Wedding Rings Replace Head Covering? (執筆者:ジェレミー・ガーディナー) 目次 はじめに 理由その1.結婚指輪は、1世紀にも存在していました。(Wedding rings were practiced in the first century too) 理由その2.結婚指輪…

私がクリスチャンの教理論争史を愛しんでいる理由――Exclusive Psalmody Debateの事例から【キリスト礼拝の本質を考える】

私は、クリスチャンの教理論争史にとても興味があり、それらの文献を読むのが好きです。そして今日はみなさんに、私がなぜExclusive Psalmody Debate(礼拝時に詩篇歌だけを歌うべきか否かの論争)を愛しているのか、その理由をお分かち合いしたいと思います…

ゴスペルフラ現象についてのさらなる考察と気づき

冒頭の記事を書いた後、いろいろな方ととても有益な意見交換をする機会が与えられました。私はみなさんからの尊いご指摘により、以下のような点に気づかされました。

主日礼拝とはまず第一に信者のための集まりです。(by R・C・スプロール)

牧者たちが羊を養う代わりに、道化師たちが娯楽でヤギを楽しませるような時代が、やがて教会に到来するだろう。――チャールズ・H・スポルジョン R.C. Sproul, Good Intentions Gone Badより抄訳(here) 「地獄への道は善意で敷き詰められている(The road to…

異教文化を「聖別」?――ゴスぺルフラ現象の背後に潜む新神学および「土着の民の運動(Indigenous People’s Movement)」について【文化と宣教】

Gospel Hula (情報源) 先月、私は、フラダンスを用いたキリスト礼拝のあり方について次のような記事を書きました。 元々女神に捧げられていたハワイの異教ダンスを「聖別し」、「贖い(redeeming)」、伝道や礼拝のために「善用する」というこの新しい宣教…

異教文化を「聖別」?――フラダンスを用いたキリスト礼拝のあり方をご一緒に考えてみましょう。【ゴスペルフラ/文化と宣教/イマージング運動検証】

先日の記事の中で、ある姉妹が、教会の主日礼拝で催されるゴスペルフラダンスのあり方に良心のつまずきを覚え、苦悶しておられる旨をみなさんに共有しました。 その後も私は、「元々異教女神に捧げられていたフラダンスをキリスト教礼拝の中に取り入れる」と…

地上における礼拝――永遠なる聖徒の任務の序曲(A・P・ギブス)

礼拝は、「すべてのことにおいて、あなたが絶対的に第一の方であります」と神に正当な場所を与えるものです。また礼拝は、神に、その本質とみ業とのゆえに当然ささげまつるべき賛美とほまれと栄光をささげるものです。 「人間のおもな、最高の目的は、神の栄…

礼拝の基礎へ戻ろう!――規制原理(Regulative Principle)がもたらす自由と曇りのない良心

執筆者:ケビン・デヤング(Kevin DeYoung) 私は改革派教会で育ったのですが、他の多くのクリスチャンと同様、聖書学校に入るまで、「規制原理(Regulative Principle, 以下RP)」という言葉を一度も聞いたことがありませんでした。それは私のアイデンティ…

宗教改革の土台――礼拝における規制原理(Regulative Principle of Worship)について

礼拝の中における信仰の良心を守るべく、山中での集会を余儀なくされた英国の非国教徒たち。17世紀。(引用元) Greg Price, Foundation for Reformation: The Regulative Principle of Worshipより抄訳 キリスト教会は、これまで何百年に渡り、礼拝に関す…

キリスト教礼拝のあり方はそもそも誰が、何を基準に決めるのでしょうか。――私の探求

Puritan Worship(引用元) キリスト教礼拝のあり方はそもそも誰が決めるのでしょうか。神(ロゴス)でしょうか、それとも、人間でしょうか。そして何を基準にそれらは決定・是認・導入、あるいは拒絶されるのでしょうか。また、導入されたものが、信者の良…

「CCM賛美に問題があるのなら、ワーシップの部類は全てNGなのでしょうか?」というご質問を受けて。――礼拝賛美についての一考察

目次 はじめに 賛美の本質 踊り 線引きと識別 立場① Yes, Music is Amoral(=音楽は道徳性とは無関係である)の代表的見解の一例 立場② Music is Moral(=音楽は道徳性と関係がある)の代表的見解の一例 おわりに 追加資料 Music and Your Church(音楽と…

敬拝―聖なる時間を「見えるもの」にする歌と祈り

主に向かい 私たちと共に頌歌をささげる聖徒の群れ。 この世のものではない存在、この世のものではない讃美が われわれの魂を はるか彼方へと 運んでいく

マルティン・ルターと詩篇

静寂な調べに合わせ、人間の心にやさしさと力強さをもって流れ込んでくる詩篇歌(Psalmody)は、天の都をめざす巡礼者の「旅の歌」としてまことにふさわしいものだと思います。 マルティン・ルターは、1528年に、「詩篇への序言」を記していますが、それ…

夜明けに目ざめ、神を想い、詩篇を歌う――詩篇歌が私たちの魂にもたらす深遠なる働きについて(ウィリアム・ロー)〔1729年;英文〕

William Law, Serious Call to a Devout and Holy Life (1729) CHAPTER XV Of chanting, or singing of psalms in our private devotions. Of the excellency and benefit of this kind of devotion. Of the great effects it hath upon our hearts. Of the …

宗教改革の霊性と詩篇歌――ジャン・カルヴァンと詩篇の驚異(John Calvin on the Wonder of the Psalms by アングス・スチュワート)+『詩篇歌への序言』(1543年)〔英文〕

The Wonder of the Psalms(詩篇の驚異) ーby Angus Stewart Prologue(はじめに) The Psalms and Prayer(詩篇と祈り) The Psalms and Worship(詩篇と礼拝) Preface to the Psalter - by John Calvin(ジャン・カルヴァン著『詩篇歌への序言』) Prolo…