巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

教会論

女性が「司祭」であることに対する10の反論(by 元聖公会女性司祭アリス・C・リンスリー女史)

Former Female Episcopal Priest Links Women’s Ordination to LGBT Activism Alice C. Linsley, Ten Objections to Women Priests, 2019. (拙訳) 目次 女性司祭としての16年間 米国聖公会を離れる 1.教会は民主制ではありません。 2.女性叙階は同性…

共有された歴史の追憶と分裂の痛み、そして未来への希望――「宗教改革記念日」を前に

出典 目次 思索メモ1 思索メモ2 思索メモ3 思索メモ4 思索メモ5 思索メモ6

ロマニデス神学を再考する。〔その2〕(by セラフィム・ハミルトン)

質問者のコメント ハミルトン師の応答 アンチペルソナ主義(antipersonalism)――危険な教義 聖グレゴリオス・パラマスと、ロマニデスの描き出す〈パラマス像〉のギャップに驚く 東西の教父たちとギリシャ哲学 「聖書」と「教父文書」の間の区別を実質上、破…

私がヴェールを始めた理由(キャサリーンさんの証)+素敵なヴェール・ショップのご紹介

キャサリーン・タララスさんの証(聖キャサリーン教会 教区民) おすすめのヴェール・ショップ(海外篇) 礼拝中にヴェールがずれ落ちてこないようにするにはどうすればいい? 解決策その① ピンでとめる。/ あご下でゆるく結ぶ。 解決策その② ヴェール着用者…

キリスト教界の弁証家たちよ、お互いフェアプレー精神で行こう!(by マイケル・ロフトン)

Micahel Lofton, A Call to Use Equal Weights, Reason and Theology, 2019.(拙訳) 「偽りの天秤を主は厭い、十全なおもり石を喜ばれる。」箴言11章1節聖書はしばし、商いにおいて私たちが均等なおもりや測定器を使用する必要性について語っています。…

「ヘブル的視点」と東方正教の架け橋

祭壇(出典) 架け橋づくり 「ヘブル的視点」の世界分断 必須条件1)背教ナラティブ 必須条件2)‟不可視的なもの”としてのプロテスタント教会論 必須条件3)「五つのソラ」+「ディスペンセーション主義」 さらなる考察のために 「ヘブル的視点」とディス…

ディスペンセーション主義者を理解する (by ヴェルン・ポイスレス/ウェストミンスター神学大学、新約学)

Vern Sheridan Poythress, Understanding Dispensationalists, Westminster Theological Seminary, PA, 1986(インターネットにて公開) 著者紹介 はじめに 用語定義・聖書の歴史的形態・ジョン・N・ダービーについて スコフィールドのディスペンセーション…

新約聖書における第二正典(Deuterocanonical books)言及について

目次 はじめに 新約聖書における第二正典言及について 関連記事

置き換えられた「サクラメント」――カトリック・カリスマ運動は「刷新」それとも「自己矛盾」??

カトリック・カリスマ刷新集会(出典) ローマ・カトリック弁証家のマイケル・ロフトン師が「カリスマ(ペンテコステ派)運動」に関し概説しておられます。

教会とエキュメニズム(by スピリドン・ベイリー神父)

もしも魂が教会の教えを身に着けていないのなら、彼の内にイエスが王座に就くことは不可能である。聖ヒエロニムス(4世紀) やがて諸階層、諸国の民は似たような思想を持つようになり、大きな歓喜の内に反キリストを王として高らかに宣言するようになるであ…

福音主義クリスチャンと聖母マリア(Θεοτόκος)(by ロバート・アラカキ)【後篇】

【前篇】からの続きです。 出典 目次 マリアの処女性——聖書的立証 マリアの永続的処女性—神学的角度 祈りのパートナーとしてのマリア プロテスタンティズムの心の傷跡(Protestantism’s Emotional Scars) 正教の方へ漕ぎ出す 「聖書のみ(Sola Scriptura)…

はじめての告解

japanesebiblewoman.hatenadiary.com 今朝、はじめての告解に行ってきました。何にも書かず、何も持たず、何も準備せず、ただそのままで神父様の所に行きました。

告解を明日にひかえて

明日、生まれてはじめて告解(εξομολόγηση, Confessio)に行きます。告解というのは、神父様の前で自分の犯してきた具体的な罪や過ちを告白する行為のことをいいます。

いつまでも友だちでありたい。【東方典礼カトリック教会L姉への手紙】

親愛なるL姉へ〔L姉の信仰道程:ノヴス・オルド現代カトリック教会→福音主義教会→東方正教会→正教女子修道院→東方典礼カトリック教会〕

元教皇座空位論者(ex-Sedevacantist)の探求と人生を駈けた問い【不可謬性についての考察】(シリーズ2)

〔シリーズ1〕からの続きです。 部屋に象がいるのに気づいてないフリするの、もうやめようよ!(セデヴァカンティズムのサイトNovus Ordo Watchより) 目次 元セデヴァカンティスト、ジョン・C・ポントレーロ氏の回想記(その2) 問題に正面から向き合いた…

元教皇座空位論者(ex-Sedevacantist)の探求と人生を駈けた問い【教会の非変節性についての考察】(シリーズ1)

教会の非変節性(indefectibility of the Church)の教義と現在の厳しいリアリティーをどのように調和させることができるだろうか。「承認し抵抗する Recognize & Resist」という立場と第一バチカン公会議の間に矛盾はあるのか。(写真) 目次 元セデヴァカ…

今後の道を模索するカトリック信者たちの会話【教会の危機】

「これから後、あなたがたはパチャママたちを獲る漁師になるのです。」(出典)*1 www.youtube.com *1: japanesebiblewoman.hatenadiary.com japanesebiblewoman.hatenadiary.com

列車の中の神学——マルチ信仰談義【シリーズ③ 教導権について】(by マイケル・ロフトン)

【シリーズ① 永遠の刑罰について】【シリーズ② 聖書正典について】からの続きです。 出典 Michael Lofton, Theology on a Train: A Multi-Faith Dialogue, Jan, 2019(拙訳) 教導権(Magisterium)について 東方正教徒:私やオリエンタル正教の友は、あなた…

ある求道者とローマ・カトリック信者の会話【教皇制に関するディスカッション】

Erick Ybarra vs. Jay Dyer: The Papacy Debate, Aug, 2019.(抄訳) ブラッドリー・ペリー:私はかなりの期間、ジェイ・ダイアーの講義を聞き、且つ、現在、東方正教について調べています。正教よりはローマ・カトリシズムについてより知識があるのですが、…

女性叙階問題は、究極的にはキリスト論に帰結する。(by マリア・マディス)

Maria Madise、ヴォイス・オブ・ザ・ファミリー Catholic woman warns against female ordination: an ‘attack’ on Christ’s relationship with His Church, Oct, 2019(拙訳) 女性叙階を推進しようとする動きは、——アマゾン・シノドス過程の当初より見受け…

聖母マリアに祈ることは正しい、それとも誤り?【友人とのディスカッション】

出典 目次 「マリアに祈ることは間違っている。」——敬虔なプロテスタント信仰者の方からの警告 「・・それで神およびイエス・キリストへの愛が増し加わった」という理由づけだけでは不十分 改革派神学者R・C・スプロール師の批判と矛盾 聖母マリアに捧げる祈…

カトリック改宗か正教改宗かの最終判断はやはり一筋縄ではいかない。

二択を余儀なくされる分裂した世界に生きていることがつらい。(出典) 先日、プロテスタンティズムからローマ・カトリック経由で東方正教会に改宗した方と、ローマ・カトリックからプロテスタントに行き、後に保守聖公会経由でカトリックに帰還した方の間の…

カトリック教会未曽有の大惨事に泣く。【一求道者の告白】

目次 はじめに 和解したい 転向、そして「カトリック教会恥辱の夏(The Summer of Shame)」の混沌の中で 2018年12月31日の夢 リベラリズムの根源——「自然主義」 おわりに 〔補足〕Crying with my broken-hearted Catholic friends and with my frag…

親鳥からのエサをひたすら待ち望む小鳥として

ぽきんと折れ、断絶してしまっていたかのようにみえたのに、力なき私の枝は尚も木につながっていることを知りました。それは連続性のうちに生きていたのです。「わたしのところに来る者を、わたしは決して捨てません」(ヨハネ6章37節b)。

「折衷的」越境は可能かな?ーー国境地帯での友との対話。【カトリック、正教、プロテスタント】

目次 正教会の結婚と避妊の教え 宣教の働きにおける福音主義について 「折衷的」であることをめぐって 理論と現実のギャップと不調和 「教会」を信じるか、あるいは懐疑主義か 過激派弁証家たちのレトリックに翻弄されないために 正教改宗の可能性と折衷性

賛成するにしても反対するにしても相手の見解をできるだけ正確に理解する努力が必要だと思う。

これからもよろしくネ。(出典) 「なぜプロテスタント教会が必要なのか?(対ローマ・カトリック教会)」という記事を読ませていただきました。筆者の方はプロテスタント教会の教職者でいらっしゃいます。

迷い子仲間を見つけた。

迷い子たち 目次 ロフトン師の遍歴 あの方は『J 牧師』ではなく『J 神父』なのです! Nones(ノンズ) non-polemicalに、且つ、相手と向き合ってとことんディスカッションする

嗚呼、ビザンティン・カトリック教会!

〔前記事〕からの続きです。 出典 目次 御父のモナルキア ある神学生の苦悶の告白 友に電話し打ち明ける。 おわりに

脱藩浪女(dappan wanderer)

杜若(かきつばた)の花が一面に咲いている。 ーー葛飾北斎、三河の八ツ橋の古図(出典) 現在の自分の信仰的立ち位置をどのように言い表せばよいのだろうと考えていて、ふいに「脱藩浪人」ならぬ「脱藩浪女(dappan wanderer)」という言葉を思いつき、心な…

「頭」と「心」の乖離をどうしたらいいのだろう?ーーデイブ・アームストロング師とテーラー・マーシャル師の論争を概観して

目次 デイブ・アームストロング師とテーラー・マーシャル師の意見の対立 調和のない二つの異なる声 忘れられない一言