巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

宣教(Missiology)

21世紀におけるキリスト教の形態(ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学)【ポスト近代と福音宣教その③】

教会で祈る若者(出典) James K.A. Smith, Beyond Atheism: Postmodernity and the Future of God(2010年10月カナダ、オタワ大学での特別講義。音声書き起こし。) 真正なるポストモダン的信仰表現は、今後、非常に個別的かつ具体的なものになってい…

デリダの ‟ポスト近代宗教” の中に存在する深い内的緊張ーーポストモダン的グノーシス主義の内実(ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学)【ポスト近代と福音宣教その②】

メシアニズム(messianisme;キリスト教などの特定宗教)と〈メシア的なもの(le messianique)〉の区別を導入したジャック・デリダ(出典) James K.A. Smith, Beyond Atheism: Postmodernity and the Future of God(2010年10月カナダ、オタワ大学で…

公共圏における21世紀キリスト教の展望(ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学)【ポスト近代と福音宣教その①】

新無神論の旗手リチャード・ドーキンズ(出典) James K.A. Smith, Beyond Atheism: Postmodernity and the Future of God(2010年10月カナダ、オタワ大学での特別講義。音声書き起こし。) 宗教に関する現代談話の大半ーー特に、世俗主義ファンダメン…

狭間で生きるのは苦しい。でもその向こうにきっとなにかが備えられているはず。それを期待したい。

出典 目次 交差圧力にさらされて 「相対主義」をどのように捉えていけばいいのだろう? 難民セルの中で生まれた「共通語」 ごちゃまぜ軍隊の中で生まれたサバイバル言語コイネー お互いに近くなりたいから

探求ーー〈ほんものの時代〉における霊性(ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学)

出典 目次 探求ー〈ほんものの時代〉における霊性(by ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学) 〔参考資料〕チャールズ・テイラー著『世俗の時代』の書評論文(by ジョン・ミルバンク、ノッティンガム大学)【英文】

世俗の時代における〈聖なるもの〉の位置について(ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学)

出典 目次 想像された〈聖なるもの〉の位置 アンシャン・レジームの時代 移動の時代 ほんものの時代 有益なレンズ 消費者文化ーーより強靭なる形態の〈魔術〉

Liturgicalな空間が映し出す美しい男女の役割ーー世俗ジェンダー文化への〈対抗文化造形〉としてのキリスト教礼拝

こういった光景は、教会の子どもたちの目にどのように映っているのだろう?(出典) 目次 子どもたちを「造形」する世俗ジェンダー教育と現代教会の迎合 一つの時代の幕切れ

〈宗教センター〉としてのショッピング・モール、世俗liturgy、そして対抗文化造形としてのキリスト教礼拝(ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学)

われわれは一つの錯覚の中に生きている。ーー世俗という空間が ‟ニュートラル” であるという神話の中に。(出典) 目次 文化的 ‟儀式” と心の愛着 〈宗教センター〉としての現代ショッピング・モール 対抗文化造形としてのキリスト教礼拝(Worship as Counte…

世俗の時代における福音宣教ーーサクラメント性の回復を求め、これからの道を模索するプロテスタントの指導者たち(by ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学)

ワートバーグで説教するルター(出典) 目次 世俗の時代における福音宣教を考える(ジェームズ・K・A・スミス、カルヴァン大学) 【参考資料】世俗の時代の「護教論」ーーチャールズ・テイラーの神学的な歴史ーー(一橋大学社会科学、坪光生雄氏) 第一節 は…

世俗の時代とは何だろう?そして私たちクリスチャンはどのように生きていけばいいのだろう?(by ジェームス・K・A・スミス、カルヴァン大学)

主よ、なにをどのように信じていったらいいのか教えてください。(出典) 目次 はじめにーー世俗の時代とは? 講義の内容

キリストの再臨に先立ち、イスラエルはリバイバルもしくは回復を経験するのでしょうか?(by D・A・カーソン、トリニティー神学校)

D.A. Carson, Will Israel experience a revival or restoration prior to Jesus' return?(拙訳) 「キリスト再臨の前に何らかの形でイスラエルはリバイバルもしくは神への回復を経験するのでしょうか?」という問いに関してですが、これは主としてローマ人…

ある中東圏改宗者の苦悩の告白「私がキリスト教会を去ることにした理由」ーーCCMロック礼拝が中東宣教にもたらしている破壊的影響について

少し前に実際に起こった出来事です。ある場所で中東ミッションを行なっている保守的な福音主義宣教団体で主任ディレクターの入れ替えがありました。 そしてこのディレクターの就任と共に、主日礼拝の中にCCMロックが初めて導入されました。そしてその後…

中東フェミニズムとキリスト教会

ブルカを着用して外を歩くアフガン女性たち(情報源) 目次 はじめに ①セキュラー/イスラムの文脈 ②福音主義の文脈

「賛美フラ」の土台原理の正当性を問う(by サンディー・シンプソン)【土着の民の運動検証】

Sandy Simpson, Reasons to Reject the “World Christian Gathering on Indigenous People” Movement, 2006 (Apologetics Coordination Team)より抄訳 土着の民の運動(“World Christian Gathering on Indigenous People” Movement, 略称:IPM)の指導者たち…

聖書信仰のクリスチャンはチョムスキーの生成文法をどのように評価すべき?(by ヴェルン・ポイスレス)【大学生の皆さんへの応援記事 その2】

目次 訳者はしがき 構造言語学、アメリカに上陸 ノーム・チョムスキー、突如としてアメリカ言語学界をひっくり返す 日本語訳聖書にも影響しているチョムスキー理論 一極集中の人になろう チョムスキー革命 厳密さと形式化にともなう代価 核文と非核文との間…

プロテスタンティズムというのは「新奇な教えの寄せ集め」に過ぎない?

「プロテスタントとは歴史的に新しく出てきた教会なので『新教』とも呼ばれます。これに対してローマ・カトリックは『旧教』と呼ばれます。正教会は『旧教』でも『新教』でもありません。『正教』です。」 ーー正教会のサイトより 今、G・K・ビールの「神…

ゴスペルフラ問題 Q&A+検証記事のご案内

ゴスペルフラ現象に関することですが、あるサイトで、この問題について真摯に取り組んだ末、ゴスペルフラを習うことにした方のコメントを拝見いたしました。この方のご見解と信仰に最大限の敬意を払いつつ、みなさんとご一緒に考えていけたらと思います。 イ…

ゴスペルフラ現象についてのさらなる考察と気づき

冒頭の記事を書いた後、いろいろな方ととても有益な意見交換をする機会が与えられました。私はみなさんからの尊いご指摘により、以下のような点に気づかされました。

異教文化を「聖別」?――ゴスぺルフラ現象の背後に潜む新神学および「土着の民の運動(Indigenous People’s Movement)」について【文化と宣教】

Gospel Hula (情報源) 先月、私は、フラダンスを用いたキリスト礼拝のあり方について次のような記事を書きました。 元々女神に捧げられていたハワイの異教ダンスを「聖別し」、「贖い(redeeming)」、伝道や礼拝のために「善用する」というこの新しい宣教…

異教文化を「聖別」?――フラダンスを用いたキリスト礼拝のあり方をご一緒に考えてみましょう。【ゴスペルフラ/文化と宣教/イマージング運動検証】

先日の記事の中で、ある姉妹が、教会の主日礼拝で催されるゴスペルフラダンスのあり方に良心のつまずきを覚え、苦悶しておられる旨をみなさんに共有しました。 その後も私は、「元々異教女神に捧げられていたフラダンスをキリスト教礼拝の中に取り入れる」と…

「イマージング・チャーチ・ムーブメントとは何ですか。そしてどのようにしたら私たちはその動きを識別することができるのでしょうか。」(by ジョン・マッカーサー&フィル・ジョンソン)

What's So Dangerous About Emerging Church? (Grace to You) 読者からの質問:イマージング・チャーチ・ムーブメントとは何ですか。そしてどのようにしたら私たちはその動きを識別することができるのでしょうか。 John MacArthur ジョン・マッカーサー:ひ…

「CCM賛美に問題があるのなら、ワーシップの部類は全てNGなのでしょうか?」というご質問を受けて。――礼拝賛美についての一考察

目次 はじめに 賛美の本質 踊り 線引きと識別 立場① Yes, Music is Amoral(=音楽は道徳性とは無関係である)の代表的見解の一例 立場② Music is Moral(=音楽は道徳性と関係がある)の代表的見解の一例 おわりに 追加資料 Music and Your Church(音楽と…

中東福音宣教の今

先日の主日礼拝の時、私は通訳をしていた関係で、講壇の横から会場全体を見渡すことのできる場所に立っていました。絨毯をひいただけのだだっ広い床に、西洋人のクリスチャン(ボランティア、宣教師など)、そして中東からの真剣な求道者たちがぎっしり座り…