巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

啓示論

自然 and 恩寵/自然 or 恩寵(by ケヴィン・ヴァン・フーザー、トリニティー神学校)

出典 目次 自然 and 恩寵/自然 or 恩寵 中世スコラ学:恩寵は自然を完成する(制度的調停) 「純粋自然」:恩寵なしの自然

恩寵により、はたして自然理性によって得られるよりも高度の神認識が得られるのだろうか?ーートマス・アクィナスの探求②【啓示神学の認識論的基礎づけの意味】

出典 「私の神よ、私があなたを忘れても、あなたは私を忘れないでください。私があなたを見捨てても、あなたは私を見捨てないでください。私があなたから離れても、あなたは私から離れないでください。私が逃げだしても呼びもどし、反抗しても引き寄せ、倒れ…

現世においてわれわれは神を、自然理性によって認識することができるのだろうか?ーー トマス・アクィナスの探求①【自然神学の可能性と限界と意味】

彼(トマス)は大柄で、よろよろして、無口で、すこしぼんやりした人であった。ケルン大学の同級生たちが彼のことを、「だんまり牛」だと言ってからかったとき、師のアルベルトゥスは、「いつかはこの牛の啼声が全世界に満ちるだろう」と言った。(E・ケァン…

自然と恩寵ーーフランシス・シェーファーの「アクィナス観」とR・C・スプロールの「アクィナス観」、どちらがより妥当なのかな?

目次 はじめに フランシス・シェーファーの見解 アクィナスによる「自然ー恩寵」の区別

教会は宗教改革を「悔い改める」べきか、それとも「回復させる」べきか?ーープロテスタント界の解釈学的アナーキーとその解決に向けての省察①(by ケヴィン・ヴァン・フーザー、トリニティー神学校)

目次 「建設的プロテスタンティズム」 関連資料 ①プロテスタント側からの弁明 ②カトリック側からの挑戦と問題提起

聖書神学の本質と方法(ゲルハルダス・ヴォス『聖書神学』のアウトラインより)  

Fred Carl Kuehner, Outline of Geerhardus Vos's Biblical Theology (1948) の冒頭部分を翻訳 旧約聖書の聖書神学 パート1:モーセ時代の啓示 1.緒論:聖書神学の本質と方法

過度の単純化/還元主義/誤前提から生み出される解釈的弊害を避けるために②ーー神学と哲学との関係についての諸類型(ミラード・エリクソン『キリスト教神学』)

「ヘブライ的思考 vs ギリシャ的思考」(トーラー遵守を強調する「ヘブル的ルーツ運動」団体The Way Biblical Fellowshipの教え) 目次 神学と哲学との関係についての諸類型(ミラード・エリクソン) 神学と哲学の間には全く関係がないとする立場 哲学は神学…

ただ恵みによってーー「ヘブル的ルーツ運動」:ある脱会者の心の軌跡

恵みとは、、何だろう(出典) 目次 はじめに パート1 ことの始まり はじめてのメシアニック・シャバット 礼拝の美しさ、神に対する畏敬 「ヤハウェ」と「イェシュア」 シッドゥールを用いた祈り パート2 より深く入っていく 「新契約」ではない「更新され…

「故意によるものではなかった」宗教改革?(by マイケル・ホートン、ウェストミンスター神学校)

目次 一般に受け入れられているモダニティー解釈 〈スコトゥス・ストーリー〉とは何か? 1.一義性(Univocity) 2.節約の原理もしくは「オッカムの剃刀」 3.知性そして自然から(神および私たち両方の)意志を分離させるラディカルな主意主義(volunta…

CCMロック問題のルーツ:福音主義の腐敗化に重大な役割を果たしたピーター・ドラッカーの経営学理論とメガチャーチ(by アラン・ローバック)

↑サドルバック・ワーシップ・チャンネル 「ワーシップは、歌のスタイルや音量やスピード云々をまったく問題にしていません。神様はあらゆる種類の音楽を愛しておられます。なぜなら、神様がそれらすべてをお造りになられたからです。早いテンポの賛美、遅い…

新約聖書の啓示の構造(ゲルハルダス・ヴォスの『Biblical Theology』より)

一つの有機体、そして全体。 目次 はじめに ①旧約聖書の中での表示から ②イエスの教えから ③パウロ及びその他の使徒たちの教えから 新経綸は最終的なもの。 さらなる啓示は予測されるのか?

啓示論ーー聖書解釈の諸前提(by 水草修治師)

日本同盟基督教団 苫小牧福音教会 水草修治師(出典) 目次 序 解釈者の世界観が聖書観と聖書解釈を規定する (1)理神論者の聖書解釈。 (2)有神論的世界観をもつ者の聖書解釈 照明(啓明 illuminatio) 聖書の神言性と人言性 啓示の中心キリスト

聖書の霊感と権威(宇田進師 他)

目次 聖書論への基本的アプローチ(宇田進師) エルンスト・トレルチ「歴史的方法」 R・K・ブルトマン「聖書の非神話化論」「実存論的解釈」 聖書観の構築ーー聖書の「自己証言」に基づいて 霊感とは 十全霊感 言語霊感 有機的同流 聖書は神のことばである…

ベリート〔berith〕とディアセーケー〔diatheke〕ーーそれぞれの起源と意味について(ゲルハルダス・ヴォス著『歴史神学』より)

目次 ベリート(berith) 贖罪の特別啓示(Redemptive Special Revelation)とは何か? ベリートの傑出した特徴点 ディアセーケー(diatheke) もう一つの候補語シンセーケー(syntheke)はどうなのか? 翻訳者たち、古(いにしえ)の語義を復元させる ロー…

「組織神学」と「聖書神学」の結婚(by ヴェルン・ポイスレス)

目次 はじめに 歴史からの教訓 新しい定義 聖書神学に対する組織神学の影響 参考になる資料 文献目録

一般啓示とは何でしょうか?(『ベイカー福音主義神学事典(Evangelical Dictionary of Theology)』より)

天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる(詩篇19:1)。 目次 一般啓示の定義 さまざまな立場についての要約 1.全否定派 2.改革派オランダ学派 3.リベラル派の二潮流 4.アクィナス学派 5.アウグスティヌス、ルター、カルヴァ…

なぜ「解放のミニストリー」によって人々はかえって束縛されるようになるのか――「霊の戦い」という世界観に対する警告(by ボブ・デウェイ)

目次 「解放のミニストリー」教役者としての日々 「霊の戦い」という世界観におけるエクソシズム(悪霊追い出し) 秘密の霊的法則 秘密の知識と解放 霊的「専門部隊」 摂理的世界観への転換 それではこれまでの自分の経験をどのように評価すればよいのか? …