巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

信じること、生きること、愛すること

ある修道士との対話から学んだこと

ΙΕΡΑ ΜΟΝΗ ΤΙΜΙΟΥ ΠΡΟΔΡΟΜΟΥ ΣΤΕΜΝΙΤΣΑΣ - Μοναστήρια της Ελλάδος 先日、ペロポネソス半島の山岳地帯にあるプロドロモス修道院を訪れました。直角にそそり立つ岩壁の中にある古い修道院です。何百メートルもの下には真っ青なルシオス川が轟々と流れており、…

「正統性」とは何だろう?

彼らは「何/誰」によって殺されたのだろうか? 出典 John Foxe, Foxe's Book of Martyrs, Chapter 16(抄訳)

私の辿ってきた道ーーデイビッド・アンダーズ師の信仰行程

David Anders 目次 生い立ち 教会 「人を救うのは信仰であり、行ないではない」 大学入学後ふたたび信仰が息をふき返す ホイートン大学にて トリニティー神学校へ 宗教改革史を専門にすることに決意 博士課程スタートーー「信仰のみによる義認」の教理研究に…

米国長老教会(PCA)の同僚牧会者の皆様へーー心からの告別の辞(by ジェイソン・スティールマン)

出典 Jason Stellman, A Heartfelt Farewell to the Presbyterian Church in America, May 31, 2012. パシフィック・ノースウェスト長老会御中 いろいろな意味で、これは今までの自分の人生の中で最も困難を要する書簡です。どうか本書簡がへりくだりと尊厳…

正教徒クリスチャンになるために人は必ず「アンチ西洋的」にならなければならないのでしょうか?(by ベンジャミン・ケイブ、東方正教会)

目次 私たちの失敗 なぜこういったエリート主義的態度が蔓延しているのか? 霊的旅路の三つの段階 定義 正教信仰は教会として自らをどう見ているのか 正教会の同胞信者のみなさまへの提言

「超教派」という考え方について

出典 目次 二つの「超教派」 「超教派」という思想 〈ダミー教皇制〉を受け入れるか否か 公同主義的側面 別れではなく再会

ソラ・スクリプトゥーラ、ソラ・フィデの教理に関する個人的告白

出典 ソラ・スクリプトゥーラ(「聖書のみ」)及びソラ・フィデ(「信仰のみ」)の教理についてですが、これまで20年近くに渡り、私はプロテスタントのこの土台教理を信じてきました。カトリックとのエキュメニズムの動きにあれほど強固に反対していた理由…

Crying with my broken-hearted Catholic friends and with my fragmented Protestant friends

I believed and got baptized in the Presbyterian church and I had been a committed Bible-believing Protestant Christian until recently when, by reading and encountering some very strong historical/theological/philosophical argumentation wri…

イエス・キリストと出会ったイスラム教徒の証し集

出典 目次 涙の谷ーー原理主義者からキリスト教伝道者へ〔エジプト〕 クルド人への愛の使者ーーアッシリア人ハーゼム兄の証し〔イラク・クルディスターン〕 ファルザネ姉の救いの証し〔イラン〕 生けるまことの神ーーメフリ姉の救いの証し〔イラン〕 天国か…

私の辿ってきた道ーージョシュア・リム神学生の真理探究記【後篇】

出典 【前篇】はココです。 目次 カトリック神学者たちとのディベート 「自然と恩寵」の関係 自分の疑いと懐疑主義の発生源に気づく 「哲学と神学」の関係 トマス・アクィナスに行き着くーー懐疑主義からの漸進的回復 ルターの「十字架の神学」 米国における…

私の辿ってきた道ーージョシュア・リム神学生の真理探究記【前篇】

あなたの真理のうちに私を導き、私を教えてください。詩篇25:5a(出典) 目次 熱心なバプテスト信者になる 孤立した教会構造に疑問を感じ始める 古典的神学書を熱心に読み始める なぜかカール・バルトの『教会教義学』を読了しようと決意する 信条告白主…

友情について(by フルトン・J・シーン)

出典 あらゆる友情において、ふたつの心は成長し、互いにわかちがたく絡み合っていく。それゆえに、ふたつの心はもはや二つではなく、ひとつとなり、共通の思いを抱くひとつの心とされるようである。 それがゆえに、別離というのはかくまで痛みを伴うものな…

教理的シフトゆえに牧師廃業に追い込まれた ‟落伍者” に注がれている主の憐れみーージェイソン・スティールマンの霊的旅路

出典 目次 はじめに カルバリーチャペルの宣教師として カルバリーからウェストミンスターへ いまいましい論文に出くわすーー「聖書のみ」の教理に対する挑戦を受けて ソラ・フィデ(「信仰のみ」)ーーここだけは何としてでも死守したかった、、だが、、、…

可視的な境界線と不可視的な紐帯ーー神学的グランパたちの対決と友誼

武田信玄と上杉謙信の一騎打ち(川中島合戦)出典 私はみなさんお一人お一人の教派を存じておりませんが、このブログの翻訳記事の性質上、読者の方々の比率は、もしかしたらプロテスタントと伝統諸教会の方々がちょうど半々位なのかもしれません。どうでしょ…

名もなき兵士の遺した詩

これは、第二次世界大戦中、対ドイツ戦のさなかで戦死したあるロシア人兵士の亡き骸から見つけ出された名もなき詩です。 神よ、聞いてほしい。 自分はこれまで一度も、あなたと語らったことはなかった。 でも今日、僕はあなたに語りかけたいと思う。

宗教改革記念日は祝祭の日だろうか、それとも悲嘆の日だろうか?

宗教改革記念日を祝う人々(出典) Bryan Cross, Reformation Sunday 2011: How Would Protestants Know When to Return?, 2011(全訳)

‟純粋なるニヒリスト”なるものは存在しない。ーー荒涼としたウッディ・アレンの展望について(by ロバート・バロン神父)

ウッディ・アレン(Woody Allen,1935-)*1 目次 「われわれは、神なき、目的なき世界に生きている。」 「緩衝材で覆われた自我」と「多孔質の自我」 美 モラリティー ウッディ・アレンの拒絶 *1:ウッディ・アレン:アメリカ合衆国の映画監督、俳優、脚本家、…

教団教派を「選ぶ」ことについて

出典 目次 選びか導きか 留学中の思い出 セクト主義/教派主義 パラドックス それではどこの教団教派を選べばいいのだろう? 神によって立てられた権威に信頼することによって得られる助け おわりに

神へのあこがれ(A・W・トーザーの信仰詩およびエッセー集)

出典 目次 信仰詩集 わが魂は汝を仰がんと切望し、ちりの中から汝に向かって叫んでいます 主よ、汝の御声に耳を傾けることを教えてください 神を切に慕い求めて 主よ、私たちのジレンマはなんと大きいことでしょう! エッセー集 『神へのあこがれ(The Pursu…

ハーバード大教授からキリスト教伝道者へーー元正統派ユダヤ教徒ロイ・H・シューマン師へのインタビュー記事

人生の意味を探し求めて(出典) 目次 ロイ・H・シューマン師について インタビュー記事

「敵」について(G・K・チェスタートン)

G.K. Chesterton (1874-1936) 「あなたが彼を理解していないのなら、彼をやっつけることはできない。そして仮にあなたが彼をまことに理解しているのなら、その時、あなたはおそらく確実に、彼をやっつけようとはしないだろう。」

公同性(catholicity)を追及しながらもプロテスタント(改革派)の伝統内にとどまり続ける道はありますか?【カルヴァン大学のジェームス・K・A・スミス教授に質問してみました!】

St Clement’s Church, Roghadal, Isle of Harris(ゲール語、詩篇歌、16世紀宗教改革、スコットランド、ジョン・ノックス、清教徒)出典 ポスト原理主義者である若いエヴァンジェリカルの若者たちの前には現在、大きく分けて二つの道が開かれている、とジ…

真理とは何か?ーーマークス・グローダイ師の探求と苦悩、そして人生の道程【その3】

大学の実験室(出典) 目次 牧会を離れ、大学院へ戻る 遺伝子工学と人間 新聞広告 スコット・ハーン(Scott Hahn) 「スコット。博学があなたの気を狂わせている。」 なぜ自分はここに来たのだろう?神よ、助けたまえ。

懐疑に苦しむ魂を想って(N・V・ウルソフ妃の信仰詩)

汝の眼(まなこ)の外的視野からは、 神的性質を帯びたあざやかなる色彩が 夢幻のように高峰の頂を飾っています。

私の辿ってきた道ーージェームス・K・A・スミス師の証し(カルヴァン大学)【悩める学生の皆さんへの応援記事】

ジェームス・K・A・スミス(1970~)。カルヴァン大学哲学科教授。 目次 予期せぬ出会いと目ざめ 信仰の入り口ーープリマス・ブラザレンの教会 自分たちのセクターもまた一つの ‟伝統” であることに対する気づき 直接性による解釈(hermeneutics of imme…

節目(ふしめ)

出典 竹の節には独特の風情(ふぜい)があります。数年前、北大や山梨大の研究チームが野生の竹がなぜ節をもつのか、その謎を解明すべく調査に乗り出したそうです。

真理とは何か?ーーマークス・グローダイ師の探求と苦悩、そして人生の道程【その2】

書斎(出典) 目次 釈義と註解書 「投票」と負け戦 リベラル傾斜していく自教団の中で どこに行けばいいのだろう? 牧師仲間との会話 【その1】はココです。

真理とは何か?ーーマークス・グローダイ師の探求と苦悩、そして人生の道程【その1】

目次 牧会職に就いて わが要塞の破れ いかにして知ることができるのだろう? 僕の解釈ははたして正しいのだろうか。 礼拝の形式や内容について 「主人は天国に行くのでしょうか?」ーーカルヴァン主義と予定説

お父さん悲しそう。お父さんの気持ちはバイオリンで分かる。

ローラ「お父さん悲しそう。お父さんの気持ちはバイオリンで分かる。泣きそうな音だったわ。きっと悲しみが指から弦に伝わるのね。」 ー『大草原の小さな家』より

息子の自死という喪失の痛みの只中でーー「折衷的」正教徒エイダン・キメル神父の証し

出典 About | Eclectic Orthodoxy なぜブログ名が「折衷的オーソドクシー(Eclectic Orthodoxy)」なのでしょうか?それは自分という人間は結局、折衷的キリスト信者以外のあり方ではいかにしても存在し得ないということを悟ったからです。