巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

キリスト教会の大惨事―この世への迎合精神について

福音主義者と権威の危機(by ブライアン・クロス、マウント・マースィー大学)

Bryan Cross, Evangelicals and the Crisis of Authority, 2009(拙訳) ジム・トンコヴィチが「福音主義者と権威の危機*1」と題する優れた論考を書いています。この記事は、ホモセクシュアリティーおよび学問の自由を巡って現在、カルヴィン・カレッジが通…

教会的消費者優先主義(Ecclesial Consumerism)について(by ブライアン・クロス、マウント・マースィー大学)

さて、どれを選ぼうか?(出典) Bryan Cross, Ecclesial Consumerism vs. Ecclesial Unity, 2007(拙訳) 「だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、真理から耳を背…

ローマ典礼における伝統復帰の兆し!

出典

「典礼乱用」と「聖職者の性犯罪/ゲイ・ネットワーク」の密接なる相関関係について

今日における教会の危機は、以下に挙げる二つの姿勢の中に現出している。すなわち、『グノーシス主義的スピリチュアリズム*1』と『水平的自然主義』である。ーーアタナシウス・シュナイダー司教*2 *1: *2:Bishop Athanasius Schneider is defending traditio…

私の辿ってきた道ーーアンドリュー・プレスラー師の信仰行程【その4】

【その1】【その2】【その3】からの続きです。 ペテロとパウロ、そして一つの教会。(出典) 目次 目の前に立ちはだかるカトリック教会と正教会。さあ、どうするか。 ローマ典礼の新しい形態に失望、落胆。そして挫折。 私の発見した「カトリック教会」は…

米シカゴ大司教ブレーズ・キューピッチ枢機卿の打ち出している「パラダイム転換」教説の背後に潜んでいる反カトリック的革新思想について

セオドア・マキャリック元枢機卿(写真中央)に「〔教皇〕フランシスコのスピリット賞」を贈呈するブレーズ・J・キューピッチ枢機卿(写真左)。2016年10月27日、ニューヨークの受賞ディナー席にて。(CNS photo/ courtesy Catholic Extension) 引用…

「典礼の乱用によりカトリック教徒の信仰に深刻なダメージがもたらされている。」(シンディー・ウーデン記者)【カトリック・ヘラルド紙】

「彼らは教会の瓦解をはかる自分たちの計画を教会の外側ではなく、内側から実行に移すからです。したがって、危険はおよそ教会の血管ならびに心臓に存し、彼らが教会をより近しく知っているという事実自体により、一層確実に危害を及ぼすものとなっています。…

パウロ六世と古いミサ典書禁止について(ヨーゼフ・ラッツィンガーの回想録より)

なぜ現代カトリック・ミサの多くは、外観においても精神においてもプロテスタント礼拝と見分けがつかなくなりつつあるのだろう?その原因はどこにあるのだろうか。(写真) 目次 ベネディクト16世ヨーゼフ・ラッツィンガー著(里野泰昭訳)『新ローマ教皇…

「今こそ、我々は沈黙を破らなければならない。」聖ピオ十世

「今こそ、我々は沈黙を破らなければならない。ーー邪悪にカモフラージュしているあの者どもの本性を、全教会の眼前で、現実そのものの姿において暴露するために。」聖ピオ十世

フランシスコ教皇のために「道を備えた」人物ーーカルロ・マルティーニ枢機卿の思想と神学について(by ジュリア・メローニ記者)【グローバル性革命とザンクト・ガレン・マフィア】

入念な「地ならし」出典 (執筆:ジュリア・メローニ記者)拙訳

フリーメーソンについて(教皇レオ十三世)

1917年10月、フリーメーソンのローマでの大パレード。「我々はカトリック教会を破壊する。サタンはバチカンを支配する。」出典 目次 フリーメーソンからの攻撃に立ち向かったコルベ神父 教皇レオ13世回勅『フマヌム・ジェヌス』 2つの王国 2つの愛と…

ミサの至高性と美について(聖アルフォンソ・マリア・デ・リグオーリ)

道化師ミサ(A Mass with clowns at Salzburg's Cathedral)

闇を照らす神の光と神の義ーー誰が教皇ベネディクト16世を「辞任」に追いやったのか?【ザンクト・ガレン・マフィア、マキャリック、ビガーノ書簡】

「ザンクト・ガレン・マフィア」とは何者か?*1(出典) 昨晩リリースされたジェームズ・グレイン氏の証言ビデオにより、「ザンクト・ガレン・マフィア」("Team Bergoglio"*2.)とマキャリック元枢機卿の間の相関関係に新たな光が当てられ、「ビガーノ書簡…

ビガーノ大司教による第三の書簡【全訳】

「たとい聖伝に忠実なカトリック信者が一握りしかいなくなったとしても、彼らこそイエス・キリストの真の教会である。」聖アタナシオス(4世紀) 目次(小見出しおよび強調は読みやすさを考え、訳者が任意で付けたものです。) 痛みを伴う決断ーー審判者で…

バチカン青年大会での「司教ダンス・パーティー」と悪魔のほくそ笑み

意味深い ‟ラベンダー” ディスコ・ライトのきらめく中、踊る群衆は司教たちに「一緒にダンスしよう!」と誘った。ーー2018年10月青年大会にて(引用元)

古典的カトリシズムにおける従来の「自然法理解」は浸食されつつあるのだろうか?【キリスト教倫理と自然法】

Pope Francis wears a rainbow pectoral cross(2018年10月17日、青年大会にて*1) 倫理諸問題を巡り、ここ数十年、次から次にキリスト諸教派、諸教会の要塞が陥落し、倫理的大惨事が引き起こされている根本原因の一つは、(プロテスタンティズムだ…

このような時に私たちが尻込みし、ただ黙って事態を傍観しているのなら。。(by マーク・ゴーリング神父)

Fr. Mark Goring, CC, If We Just Stand Back And Watch (拙訳) 米国の教会史において今ほど最悪の時期は存在しなかったのではないかと思います。今、忠実なるカトリック教徒たちの目に、3つの事柄が明らかになっていると思います。

〈寛容〉と〈非寛容〉について(by フルトン・シーン)

〈寛容〉は個々の人々に対してのみ適用され、決して真理に対し適用されてはならない。〈非寛容〉は真理に対してのみ適用され、決して個々の人々に対し適用されてはならない。〈寛容〉は誤りを犯している人々に対し適用され、〈非寛容〉は誤りに対し適用され…

正教会ワールドで現在進行中の「ベール論争」についてーー個人的所感

出典 目次 ケライディス女史、口火を切る 新歴史主義的フェミニズム ギリシャ人正教徒が感じる白人改宗者たちへの違和感 「抑圧の象徴」としてのベール 例外その1ーーレザー・シャー・パフラヴィーのベール禁止令(1936年) 例外その2ーー反政府(武装…

兵士は何に対し闘うのか?(by ディートリッヒ・フォン・ヒルデブラント)

「キリストの兵士は罪および誤謬に対し闘わねばならない責務を負っている。反キリストに対する彼の戦いは、キリストに対する彼の愛、そして魂の救いに対する情熱により突き動かされている。 彼は道を踏み外してしまっている人々の救いのためにこの戦いを闘う…

兵士は何ゆえに闘うのか?(by G・K・チェスタートン)

激流(出典) 「あらゆる保守主義は、『物事をそのまま安置しておくならば、それは手つかずの状態でそこにとどまる』という思想を基盤にしている。しかし、実際にはあなたはそうしていない。

「今日、我々が通らされている教会の危機は、主として、リトルジーの崩壊にその端を発していると私は確信している。」(by ヨーゼフ・ラッツィンガー)

リトルジーの崩壊(出典) 目次 ポピュラー音楽からの挑戦 礼拝ダンス Joseph Ratzinger, The Spirit of the Liturgy, 2000.(抄訳)

剥がされた神秘ーーなぜカトリック女性のベール不着用により「パンドラの箱」が開かれてしまうのかについて

「キリストの現存ーー。それゆえに私たちはベールを被ります。」カトリック・サイトVeils by Lilyより 目次 はじめに シンボル観 祈りのベールを実践し始め、自分の内に起された変化 対等主義から相補主義への移行 バプテスマやユーカリストにおける「シンボ…

人間生活の尊厳にかかわる事柄が「多数決」によって決定されていくような教会に属しつつ、果たして人は生を営み続けていくことができるのだろうか?(by クリストファー・フィリップス)

Fr. Christopher George Phillips(1949-) 質問者:フィリップス神父、あなたが以前に属していた信仰共同体にどのような欠けがあったために、あなたの内でカトリックへ改宗したいという思いが生じてきたのですか?

「国民教会(national church)」というものについて(by ジョン・ヘンリー・ニューマン)

オックスフォード時代のヘンリー・ニューマン(出典) 「英国国教会は、プロテスタント教会であり、それは宗教改革国家のために建てられた。それが国民教会である理由は、国民の大部分が、国家の意志に沿い修正していくことができるようような宗教をまさに望…

それでもやはり、第二ヴァチカン公会議後のカトリックの方向性に非常に不安を感じる。

Big Red Nose Clown Mass(出典) カトリック汎進化論の心 - ✟ キリストの心とキリスト教 ✟ The Mind of Christ and of Christianity ✟ 上記のような堅実なカトリックの方々による内部批判は何を意味しているのでしょうか。どんなに肯定的/好意的に捉えよう…

世界中の信者/求道者につまずきを与えている可視的教会のスキャンダル

今朝、私の友人が、ウィーン在住のジャーナリスト長谷川良氏がお書きになった記事のリンクを送ってくれました。

ソロ・スクリプトゥーラ、ソラ・スクリプトゥーラ、そして解釈的権威の問題(by ブライアン・クロス&ニール・ジュディッシュ)【その3】

「私は聖書からの証明、あるいは明瞭かつ明白な理由や議論によって、確信させられない限り、何も取り消すことはできないし、取り消そうとも思わない。なぜなら、良心に背いて為すことは、安全でなく賢明でもないからだ。我、ここに立つ。私はこうするより他…

ロック音楽とキリスト教礼拝ーーカトリック、プロテスタントそれぞれの視点

主日礼拝(出典) 目次 プロテスタントの視点 ①デイビッド・クラウド牧師の証し「ロック音楽が私の人生に及ぼした影響」 ベトナム戦争、ヒッピー、ドラッグ ニューエイジへの傾倒、そして神のしもべロン兄との出会い 回心 ②ダン・ルカリニ師の証し「私が米国…

荒野で叫ぶ声(by レオナルド・ラーベンヒル)

Leonard Ravenhill (1907–1994) Leonard Ravenhill, Agony(拙訳) 我々は十字架にかけられた人の、苦悶に満ちた死に様を見たことがない。 その男が十字架に釘づけにされるや、その人はすべての権利を失った。そしてもしあなたが十字架に釘づけされるなら、…